■8割以上の看護師が辞めたがっている現実


デフレ化が過去20年間にわたって進み、コンプライアンスが厳格化したことにより、
いつの間にか労働者に厳しく、働きにくい環境になってしまいました。


こうした影響から「会社を辞めたい」、「仕事を辞めたい」と考えている人は、どこの
業界でも増えているようです。しかし看護師さんが働く医療機関は、さらに深刻です。


「日本自治体労働組合総連合」が平成23年に独自に行なったアンケート調査により、
看護師さんが、いかに過酷な状況に置かれているかが明らかになりました。


何と驚くべきことに、当時「 自治体病院 」に在籍していた看護師さんの約80%が
仕事を辞めたいと思っていたことがこのときの調査により明らかになったのです。


仕事をやめたい主な理由として「 仕事がきつい上に人手が足りない 」と、答える人
が圧倒的に多かったことから、自治労も驚きを隠せませんでした。


しかしながら人材不足が改善される気配は依然として見受けられません。


このころから全くといっていいほど抜本的な問題解決に向けた動きがないんですね。





■労働環境が改善される可能性は低い!


驚くべき調査結果によって、 さすがの自治労連も看護師さんの増員や、 労働時間の
短縮などを行い、労働環境の改善が急務であることを認識したようです。


しかし、すでにこの調査から3年以上経過しているわけですが、目新しい動きはあり
ませんので、今後も労働環境が飛躍的に改善する可能性は低いでしょう。


問題を常に先送りしてきた結果であることを理解しようとしていないのも問題です。


また、日本国内にある8000以上の病院の大半が赤字経営に苦しんでいます。


大型病院が破綻するケースもあり、地域によっては域内で医療を受けられないところ
も出ている状況であるため、医療機関側だけを責めることが出来ない状況です。


となると、やはり政府を動かして、きちんと「医療・介護」に予算をつけるしかない
のですが、財務省による「財政破綻」プロパガンダによって阻害されています。





■退職を決意してからが本当の戦い


80%以上の看護師さんが大なり小なり仕事の問題をかかえ、仕事を辞めたいと考え
ているわけですが、今の仕事を辞めさえすれば、幸せになれると漠然と考えます。


しかしこれはこれで「ある意味問題」です。というのも仕事を辞めて他の職場へ転職
しても、同じような問題に苦しめられる可能性が十分あるからです。


「なぜ退職しなければならないのか?」真剣に考えて、転職する目的と目標を明確に
する必要があります。そして、退職を決意してからが本当の戦いが始まります。


違う病院で働くか、また看護師資格と病棟勤務の経験を生かして、他の業界で働くか、
しっかり検討する必要があります。そうしなければ同じ失敗を繰り返します。


ただし安心して頂きたいのは看護師資格と3年以上過酷な病棟勤務を経験されたこと
自体が大きな財産です。どうかそのことに自信と誇りを持って下さい。





■退職することを先延ばししてしまう原因とは?


多くの看護師さんが辞めたくても自分で退職することを抑えてしまうからです。


その理由は退職するにあたって色々なことを考えてしまうからです。


職場が慢性的な人手不足にあることから、あなたが退職したあとに職場の同僚に迷惑
がかかることや、退職が決まってからの周囲の自分に対する態度などを考えます。


そうなればどうしても腰が引けてしまいますので、 思うようにことが進みません。
より大きなストレスを感じてしまい、 体調不良となるケースも多いんです。


このため、退職を切り出すのが困難となり、退職するのを先延ばししてしまいます。


短期決戦で動こうとすると、高い確立で失敗しますので、できれば半年くらいの余裕
が欲しいです。そのためにも、まず情報を入手し、計画を練る必要があります。


今現在求人市場がどのような状況にあるかを知るために看護師転職サイトへ登録して、
これから看護師としてどのように働いていくか相談することから始めてみてください。





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