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■デイケアの役割について


デイケアとデイサービスは、よく間違えられることが多いですが、基本的にデイケアは、
高齢者や身体障害者など要介護認定(1〜5)を受けた方が対象となっています。


施設側が利用者さんの送迎を行い、施設内ではリハビリテーションを中心にケアを行う
日中のみ介護サービスです。また通所リハビリテーションともいいます。


実際にデイケアを利用されている方の大半は要介護認定を受けられた高齢者さんですが、
デイケアには幾つか種類があり、高齢者だけでなく精神科専門の施設もあります。


デイケアでは心と体の両方の機能の回復を目的としたサービスを提供することにより、
利用者さんの日常生活での自立を促進し、自宅療養を軽減する役割があります。


しかし、利用者の大半が高齢者であるため、リハビリに関しては難しい面があります。
認知症が進んでいる方も少なくないので、専門職員の言うことを聞いてくれません。


ですので、老化による肉体的機能の衰えを回復させるのは容易ではありません。


ちなみにデイサービスでもデイケア同様に「リハビリ」は行われますが、食事や入浴、
排せつなど日常生活の介助、軽い運動、レクレーションが中心となっています。





■デイケアの職員の配置基準


デイケアの人員基準および配置基準については以下のとおりです。


●医師は専任もしくは常勤の医師が1名以上

●理学療法士や作業療法士、言語聴覚士の配置基準は、10対1

●看護職員(正看護師・准看護師)介護職員の配置基準は、10対1



デイケアやデイサービスでは、利用者さん一人一人と時間をかけて接することができ、
病棟勤務とは違ったやりがいがあります。この点も大きな魅力となっています。


デイケアで働く看護師さんのメインの仕事は、「バイタルサイン」のチェックをはじめ、
利用者さんの健康管理です。病院で行われる医療行為は行っていません。


一般の病院で臨床経験が3年以上あれば十分対応することができますが、利用者さんの
大半は高齢者であるため、急な体調不良が日常茶飯事的に起こります。


また施設によっては、入浴サービスを行っているので、その介助を行う場合もあます。


そうした場合、「入浴やレクレーションを受けられるか?」、「帰宅させるか?」と、
いった判断、重症の場合は救急搬送の判断などが看護師さんに求められます。


転職を検討している看護師さんは少なくありません。しかし、安易に考えて転職すると、
失敗しますので、目的意識をしっかりもって求職活動に取り組む必要があります。





■デイケアに勤務するスタッフの給料は低い?


基本的にデイケアは、特養老人ホームや老人病院などの介護施設と異なり、夜勤があり
ません。日勤のみとなっている施設がほとんどなので、働きやすいです。


しかも、土日は営業していませんので、完全週休二日制となっています。


病院のように「変則勤務」がありませんので、休みがあっても休んだ気がしないという
ことはまずありません。体をゆっくり休めることができる点は大きな魅力です。


しかし、このメリットがデメリットでもあります。


夜勤がないので当然のことなが夜勤手当がありません。


病棟勤務の看護師さんのお給料は夜勤手当がかなりの部分を占めていますので、それが
あるゆえ、看護師さんのお給料は一般の会社員よりも高いと認識されているわけです。


デイケアに勤務している職員の給与水準は他の介護関連施設と比較すると低いですが、
従業員が働きやすい環境が整っているので、離職率が他よりもかなり低いです。





■デイケア看護師の給与水準について


夜勤手当などが無い分、給料はどうしても低いですが、それでも看護師さんの場合、
専門的なスキルを持っているので、他の従業員よりは高めに設定されています。


またそれぞれの地域によっても差があります。東京と地方では2〜3割以上差があり、
ちなみに東京のデイケア看護師のお給料は、月給25万円から30万円程度です。


年収で350万円から400万円といったところです。


次に地方のデイケア看護師の平均的な給与水準についてですが、月給18万〜25万円
程度です。また、年収についてですが、280万円から350万円程度前です。


それでも他の職種と比べるとかなり高いので、非常に人気が高いです。





■地域によって大きな差がある


東京や大阪などの大都市圏にあるデイケアは人口が多いこともあって、求人数も多く、
正看護師で25万以上、准看護師で24万以上の求人が多く見られます。


他の看護師の仕事と比較すると、月収も年収も確かに低いわけですが、一般的なOLさん
の給与水準(手取りで12〜13万円)と比較すると、かなり大きな差があります。


もしも病棟勤務から給与アップを求めていたり、キャリアアップを視野に入れての転職
であれば、デイケアへ転職することは到底オススメできません。


しかし、働きやすさを求めているのであれば、自信を持ってオススメできます。





■デイケア看護師の求人を探すのは困難


一般病院で働いていたときは、体と心が壊れるくらい大変な思いをして働いていた人が
デイケアで働くようになると、大半の人が元の健康な状態に戻ります。


「 人間関係の問題 」が無いわけではありませんが、働きやすいため、離職率が非常に
低いので、自分の希望にあったデイケア看護師の求人を自力で探すのは困難です。


看護師転職サイトを利用しても、タイミングよく転職することは難しいです。





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