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■看護部長の人間性で職場の雰囲気が決まる


看護部長は、看護師さんが病棟内で適切な看護ケアを患者さんに対して行えるよう、
業務を統括しなければなりません。このため大きな責任を負うことになります。


看護師さんの指導だけでなく、個人的な悩みや相談事にも向き合わなければならない
ので、どうしても一段上のコミュニケーション能力が必要になります。


特に部下の仕事に対する注意の仕方も非常に重要になります。時には叱ることもある
でしょう。本当に難しいですが、ただ怒鳴るだけではダメなんです。


もし看護部長が近寄りがたい雰囲気を常に漂わせるような人だったら大変です。


病棟全体が陰湿な空気で覆われ、職場の雰囲気も最悪となり、その被害を患者さんが
受けることになります。笑い話ではなく、間違いなく治療の効果にも影響します。


それだけでも十分問題ですが、現場の最前線で働く看護師さんたちが何らかしら仕事
でのミスを犯しても、報告せずに自分で何とか解決しようとします。


気がついたときには、職場全体がそのようになってしまい、手のつけられないような
状態になりかねません。問題を率先して報告しやすい雰囲気を作る必要があります。


そうすることで、逆に問題が生じにくくなるのです。





■部下とのコミュニケーションが何より大切


また看護師さんが仕事に関する個人的な悩みを抱えても、看護部長が近寄りがたいと、
相談することができず、一人で悩みを抱え込むことになってしまいます。


残念ながら右肩上がりで「うつ病」など心の病に苦しむ看護師さんが増えています。
こういったことも、病院から看護師さんが離れてしまう大きな要因です。


心の問題を抱えながら無理して働き続ければ、適切な判断ができなくなることもある
ので、職場で様々なトラブルが発生しやすくなります。こうなると大変です。


そうならないためにも、看護部長は人として度量の大きさが求められます。


また、相談しやすい雰囲気をつくることも大切です。そうすれば職員は相談ごとだけ
でなく、日常的にどんな些細な事でも気づいた点を報告してくれるようになります。


そうなれば未然にトラブルを防ぐことができるだけでなく、職員全員が安心して働く
ことができますので、こうした職場でのコミュニケーションが非常に大切です。


しっかり部下の話を聞くことで自然と話しやすい雰囲気が生まれますし、部下の方々
も次第に看護部長の話を真剣に聞いてくれるようになります。


また職員の意見に納得できれば即採用し、実践することで周囲からも信頼されます。





■看護部長に求められるものとは?


いくら職場の雰囲気が良くても、各看護師さんがダラダラと適当に仕事をこなすよう
では、患者さんからの信頼は得られませんので、必ず問題が生じます。


時には職員に厳しく接することも必要ですし、出来るものは出来る、出来ないものは
出来ないと、その場ではっきり答えないと、優柔不断な人と思われてしまいます。


そうなると、職員に舐められるので、軽くあしらわれてしまいます。


ただ人当たりがいいだけではだめなので、本当に看護部長の仕事は大変です。


ですので、病院によっては副院長を兼務させるくらい重職にあるわけです。


看護部長は、常に職場では冷静かつ的確な指示を出すことができる指導力や統率力を
持ち、人格者であることが求められるので、看護師としての経験が重要視されます。





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