■各役職の平均的な役職手当とは?


役職がついていない看護師さんが時間外勤務をしたさいには、きちんと「時間外手当」
がつきますが、看護師長をはじめ、役職がつくと時間外手当はつきません。


副主任までは、概ねどこの病院でも時間外手当は支給されますが、それ以上となると、
完全に残業手当が支給されなくなるので、人によってはモチベーションが下がります。


また場合によっては、せっかく昇進・昇給しても、時間外手当が支給されないことで、
総支給額が昇進前の総支給額を下回る場合もあるので、十分注意して下さい。


月収にすると大した差はない場合でも、年収で計算するとかなりの額になりますので、
もしそうなってしまった場合は、すぐに上司に相談してください。


ちなみに各役職の特徴と役職手当については以下のとおりです。



■看護師部長

看護部長の役職手当は10万円前後


■看護師長

看護師長の役職手当は5万円から10万円の間


■看護主任

看護主任の役職手当は3万円から5万円の間



上述させて頂いた数字はあくまでも目安です。この範囲から外れていると、各役職手当
が少ない、多いが判断出来ます。また役職がつくと段階的に責任が大きくなります。


やることが確実に増えますので、その分給与に反映されます。





■役職がつくことによるメリット・デメリット


責任者として、それに応じた役職手当が支給されるわけですが、病院内の看護業務全般
を担っている大変重要な存在であることに変わりありません!!


一般の会社では、部署によっては業務に関する知識がそれほどなくても管理職に就いて
いるケースが少なくありませんが、病院の場合は絶対にありえません。


看護部長や看護師長になるころには、相当なキャリアを積んでいるので、基本給も相応
の額になっています。これにプラスして役職手当が支給されます。


一般的に看護師は女性の職業の中では「 高年収 」とされていますが、ある程度の年齢
に達すると高額な役職手当がつくので、こうした点が大きく反映されています。


病院によっては、看護主任で年収600万円以上というケースもあります。





■役職がつくとやりがいが大きくなる?


役職が就くと何かと大変ではありますが、病棟内の看護師たちをまとめる責任あるわけ
ですから、それなりのやりがいがあります。しかし職場の雰囲気が悪いと大変です。


その間に入ってまとめなければならないので、「 チームワーク 」を統制するのは容易
ではありません。上のポジションについたらついたで何かと大変です。


これまで仲間だった人達が急に非協力的になってしまうこともあります。


それまでだったら全く感じることのなかった疎外感を感じる方も少なくありません。


しかし、責任が大きい分だけ、仕事を通して喜びや充実感、満足感を得られます。


給料や役職手当以上のものを、努力することによって得られることでしょう。


上のポジションにつけば、自分が部下だったときの視点に帰ることができませんが、
部下の苦労は理解できるわけですから、ねぎらいの言葉をかけてあげて下さい。





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