hitoniienai.png



■看護師は毎年確実に増えているが減る数も増えている?!


今現在、日本全国には看護師・准看護師合わせて147万人に達しています。


毎年3万人ペースで増えているので、看護師不足が社会問題となっていると聞いても、一般の方々にはピンの来ません。しかし、実際には深刻な状況にあります。


これまで人材不足を解消するために、行政も積極的に潜在看護師の再就職支援を行ってきましたが、大きな効果がみられません。逆に「潜在看護師」が増えています。


つまり、夢と希望を抱えて晴れて看護師になったにもかかわらず、実際に働いてみて、その厳しい現実に直面し、短期間で辞めていく人達が実際に増えています。


ちなみに新卒の新人看護師さんが1年以内に退職するケースが増えており、すでに8%に達しています。100人中8人もいるわけですから、決して小さくありません。


また、潜在看護師に関しては、すでに60万人を超えています。


現役で働く看護師さんの90%超は女性です。2000年以降急増しているとされている男性看護師は全体の8%程度で、10%にも達していません。






■女性看護師はこうした理由から看護師の仕事をあきらめている?


女性の場合は結婚・出産をきっかけに退職するケースが非常に多いです。


最近では、若い旦那さんのお給料だけでは、家族が生活できないということもあって、出産してから、あまり期間をおかずに復職するケースが増えています。


とはいっても、大抵子育てに専念するため長期間のブランクが生じます。


看護師資格という黄金の資格があるので、できるだけ早く看護師の仕事に戻りたいと、誰もが考えるわけですが、長期のブランクがあることへの不安が非常に大きいです。


「最新医療についていけるのだろうか?」「電子カルテなど新しい機器を使いこなせるのだろうか?」「職場で足をひっぱることになるのではないか?」といった不安です。


勿体無いことに、転職活動することなく、諦めてしまうケースが非常に多いです。


これは非常に勿体無いですよね。一方男性看護師は、そうした理由で長期間にわたって、休養することもないので、雇用する病院側は男性看護師を望む声が高まっています。


しかし女性看護師が性別や年代に関係なく幅広い患者さんから受入れられるのに対し、男性看護師さんの場合は女性の患者さんから敬遠されるケースも少なくありません。


このため今後も男性看護師は増えると思いますが、劇的には増えないでしょうね。





■過酷すぎる医療の現場


ご存知の通り看護師さんの仕事は肉体的にも精神的にも非常にハードです。


世間では、いわゆるブラック企業が「社会問題」となっているわけですが、あまりにも社員一人当りの負担が大きい上に薄給であるため、敵視する声が広がっています。


そうした話を看護師さんにしながら、大変なのは病院だけでなく、一般の会社も厳しい状況にあることを伝えようとするのですが、何ともやるせない気持ちになります。


しかし、「そんなこといったら病院なんかほとんどブラックだよ!」と、いったことを皆さん口にされます。恐らくあなたもそう感じているのではないでしょうか?


確かに夜勤などの変則勤務に加えて残業、土日出勤、超過勤務は当たり前ですよね。


しかも院内での同僚や医師との複雑な人間関係に苦しめられるケースも多いです。


また仕事上質の高いコミュニケーション能力を一方的に求められます。


ですので、新人さんが入職すると、まずこうした病院の特殊性に戸惑います。


最初は希望に燃えていたのに、いざ入職してみたら、色々な問題に遭遇します。


そうなれば肉体は勿論のこと、精神的なストレスなどを理由に体調が悪化し、看護師の仕事そのものを辞めていくケースが多いのも偽ざる事実なんですね。





■転職すれば解決する問題ではない!


病院で働いている看護師さんが、ある日突然辞めていくのは当然わけがあります。


女性の場合は、結婚・出産といった女性の特質、ハードな肉体労働、溜まり続ける人間関係による精神的なストレスが人を退職する方向へと推し進めてしまいます。


働きやすい病院を今の時代さがすのは非常に困難です。今は働きやすくても、その数年先には、周辺環境が大きく変わってしまい、働きにくくなることも十分ありえます。


もしも病棟や外来での仕事にうんざりしているのであれば、病院以外の職場に転職するのも一つの手です。ほとんどが看護師資格と経験があれば問題無く働けます。


このカテゴリーは、病院以外の職場への転職について分かりやすく解説していますので、是非ブックマークしていただきたく何卒宜しくお願い申しあげます。




『 こんな記事も読まれています 』