wasurerarenai.png



■セクハラ被害の相談は10年で倍に!


残念ながら業界に関係なく、どの職場でも「セクハラ」「パワハラ」といった問題が
潜んでいます。セクハラだけでいえば、過去10年間で急速に増えています。


厚生労働省の調べによりますと、セクハラ被害の相談は過去十年で倍に増えてます。


セクハラが原因で、うつ病などの精神疾患を患うケースも増えていますので、すでに
セクハラは、深刻な社会問題となっています。しかも減る兆しが見えていません。


そうした状況にありながら、看護師さんが働く病院でも、セクハラ問題はあります。


特に看護師さんは、昔から「白衣の天使」と言われるくらい、一種のあこがれ的存在
とされているので、残念ながらセクハラの対象になりやすいとされています。


多いのが男性の患者さんから何度もしつこく交際を申し込まれるケースで、その度に
病院前で待ち伏せされたり、自宅までつきまとわれたりするので、注意が必要です。


特に怖いのは、相手が嫌がっているのを、「好きの裏返し」と勘違いし、迷惑行為が
エスカレートするケースです。こうなるともはや手に負えません。


セクハラ被害を受けたことで、仕事に支障をきたすほど精神的に追い込まれてしまう
ケースも少なくないので、絶対に一人で悩まないでください。


本来であれば医療機関で働く職員専用のセクハラ・パワハラ被害の相談所があるべき
なのですが、残念ながら現状では、そうしたサービスの提供は殆どありません。


ですので、セクハラを受けたら、まず職場の上司に相談しましょう。セクハラなどの
迷惑行為を行なう患者さんの情報は、職場の人間同士で共有すべきものです。


すぐにでも上司から患者さんに注意してもらうのが望ましいですが、人によっては、
患者さんとのトラブルを避けるために、そのまま放置してしまう場合も多いです。


そうした場合は、女性弁護士が働く女性のためにセクハラ、パワハラ被害の無料相談
サービスを行っていますので、下記に連絡し、すぐに相談してください。


「女性弁護士による働く女性のためのホットライン」

http://roudou-bengodan.org/hotline/sexual-harassment.php



もしくは、グーグルなどの検索エンジンで「お住いの地域 セクハラ 被害 相談」
と検索すると、以下のような支援サービスを行っている機関が表示されます。


NPO法人労働紛争解決支援センター

労働基準監督署

総合労働相談コーナー


こうした無料で相談できるサービスを利用すると、その後の展開もスムーズです。





■患者さんから受けやすいセクハラ被害とは?


病院内でもセクハラ被害を受ける看護師さんが少なくありません。例えば患者さんに
看護ケアを行っている最中に看護師さんの身体にさわるなどの迷惑行為です。


ベテラン看護師さんなら軽くあしらえますが、経験の浅い若い看護師さんは、そうも
いきません。誰にも相談できずに深いキズになるケースも少なくありません。


ですので、女性の看護師さんは、自分の身を守るために、男性の患者さんを看護する
場合、セクハラのような迷惑行為を警戒しなければならない状況にあります。


特に注意したいのは清拭や入浴介助を行うさいです。何かと不安の多い「入院生活」
のストレスから、真面目そうな患者さんでも突然おかしな行動を取ることがあります。


また、患者さんのご家族を含む身内の方からセクハラを受ける場合もあります。


悲しいことですが、全ての看護行為を行なうさいには、注意しなければなりません。


恐らく病棟で働いている女性の看護師さんの大半は、男性の患者さんから一度や二度
は、何らかしらの「セクハラ被害」を受けた経験があるかと思います。


おしりや胸を直接手で触られたり、卑猥な言葉をかけられるなどのセクハラ行為は、
例え仕事であっても、女性の看護師さんからすれば、屈辱以外の何物でもありません。


人によっては、「心的外傷後ストレス障害(PTSD)」を発症し、退職を余儀なくされ
てしまうので、そうなる前に、できるだけ早い段階で相談しなければなりません。


そういった患者さんの病室に一人でいってはいけません。セクハラを行なう患者さん
の特徴として、看護師さんの対応に不満を持ってるケースが少なからずあります。


病院側もこうした患者さんの不満に対応するための努力が必要なのかもしれません。





■セクハラ被害を受けたらすぐに報告・相談する!


女性の看護師さんは、仮にセクハラ被害を受けても、その患者さんに対して気を使わ
なければならないので、大声をあげたり、怒鳴って注意してはなりません。


そうすると、同じ病室内の患者さんにセクハラ行為が知れ渡ってしまうからです。


悪いのは、セクハラした患者さんであっても、その後の入院生活に悪い影響を与える
ことになってはいけません。腹は立つでしょうが、冷静に対処する必要があります。


しかし、逆に大人しすぎるのも、相手のセクハラ行為を悪化させることになります。
ですので、「迷惑です」ということを態度で示さなければなりません。


感情を表に出さずに、冷静に迷惑行為を注意したほうが効果的とされています。


軽いセクハラ程度なら、無視すれば良いという意見もありますが、こうした意見には、
反対です。人によっては、どんどんエスカレートしてしまうからです。


悲しいことに、セクハラする人はセクハラする相手を選んでいます。


このため、セクハラされやすい人とセクハラされにくい人がいます。


セクハラされやすい看護師さんは、おとなしくて真面目そうな看護師さんです。


おとなしくて真面目であるがゆえに、一人で悩みを抱え込んでしまいます。


そうなると、こうしたセクハラ被害の問題は表面化しません。


逆に見た目からして人当たりが強そうな看護師さんには被害が及ばないようです。


患者さんからセクハラされて、ひたすら我慢し続けると心的外傷後ストレス障害など
を発症することも実際にあるので、退職に追い込まれることになりかねません。


すぐに上司に相談して、適切な対応をとってもらうか、上述した無料相談サービスを
利用して、きちんと対応するようにしましょう。泣き寝入りは厳禁です!





『 こんな記事も読まれています 』