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■急性期病院とは?


急性期病院で働く看護師さんの仕事は、とにかくハードです。


患者さんによっては瀕死の状態で救急搬送されてくるケースもありますので、職場では、
常に高い緊張状態にあるため、ストレスフルな職場の一つとされていました。


またミスが許されないケースが多いので、技術だけでなく、経験がなにより重要です。


急性期病院の基本的な役割についてですが、「大辞泉」では次の通り解説してます。


急性期病院は、急性疾患や慢性疾患の急性増悪などによって、「緊急・重症」な状態に
ある患者に対して入院、手術、検査など高度で専門的な医療を提供する病院....


つまり突発的に病気やケガを患った患者さんが、一刻を争う生命の危機にある状態で、
こうした危機的状況にある患者さんを迎えて一般病院よりも高度な医療で対応します。


急性期病院では、搬送される患者さんの命を救うために現場は殺伐としながらも、医師
を中心にそれぞれの従業員が率先して、仕事に取り組まなければなりません。


このため、人間関係がお世辞にも良いとはいえず、現場では常に何らかしらのトラブル
が起こるのでで、余程の覚悟がなければ、急性期病院で働きつづけるのは困難です。


急性期病院は、常にこうした大変な状況にある職場でありながら、2014年度の診療
報酬改定によって、より厳しい状況に追い込まれているので、従業員が大変です。


事業を安定させるために事業を拡大するとなると、いきなり人材を増やすことは出来ま
せんので、業務効率を図って従業員一人当りの仕事量が増えることになります。


今回の改定で国からの締めつけが厳しくなったので、将来的には在宅医療にも参入しな
ければ病院の経営が破綻するところもあると誠しやかに囁かれている状況です。


あまりいい言葉ではありませんが、勝ち組と負け組の二極化が進みそうです。





■急性期病院の職場環境は改善されつつある?


急性期病院で働く看護師さんは、自ら看護師として一段高いステージへとスキルアップ
するために転職されるケースが少なくないため、プロ意識が非常に強いです。


職場は常に高い緊張状態にあるため、知識やスキルを身につけながら働くのは容易では
ありませんが、こうした厳しい環境で経験をつむことに大きな価値があります。


何といっても、一生物となる知識やスキルを身につけることができるので、急性期病院
でそれなりの経験を積めば、年令に関係なく、引く手あまたの状態となります。


とはいっても、こうしたストレスフルな職場で働き続けるのは大変です。


もし急性期病院で働くのであれば、できるだけ早い段階で転職する必要があります。


やはり、ある程度若いときでないと厳しい職場環境に対応することが難しいです。


急性期病院で働いている看護師さんの仕事は、救急患者さんが多いことから、常に仕事
は忙しく、夜勤でも休憩すら出来なかったり、残業も多いイメージがあると思います。


しかし、病院によっては業務分担によって職場環境の改善に積極的に務めています。


「看護師転職サイト」を利用すれば、オペ数、救急車搬入数、外来患者数、入院患者数、
平均在院日数、看護師配置人数などの正確な数字を調べてくれます。


そこから、どの程度忙しいか、キャリアコンサルタントが判断し、働き方についても、
適切なアドバイスが頂けるので、入職したあとのイメージが湧きやすいです。


ただし、先に述べた通り、2014年度診療報酬改定によって、経営環境がより厳しく
なることが予想されていますので、こうした点についても考慮する必要があります。


せっかく看護師として一段上のステージを目指すわけですから、事前に納得がいくまで、
徹底的に調べる必要があります。そうしないと志半ばで挫折することになります。





■家庭のある看護師さんでも安心して働ける?


急性期病院の看護師として働く問題点の一つとして、患者さんとの距離が遠い点です。
患者さんとしっかり向き合いながらコミュニケーションを取ることが難しいです。


つまり、患者さんの症状に合わせた看護を行なうことが難しく、この点に不満を感じる
かもしれませんが、急性期病院で働くうえで仕方がない事と納得するしかありません。


また急性期病院は、どうしても急変対応や救急搬入などが業務の中心となることから、
時間外勤務や休日出勤などが増えます。そうすると自分の時間が削られます。


うした理由から、急性期病院は結婚して家庭を持つ看護師さんが働くには適していない
とされていましたが、「看護配置7対1」が施工されたことで大きく改善されています。


なぜなら「看護配置7対1」によって職場の従業員の増員を余儀なくされたらからです。
そして、上述した通り、業務の分業化を進めることで、改善を図っています。


これにより、急性期病院で働く看護師さん一人当りの負担は確かに軽減されました。


急性期病院は、緊急または重症患者さんを24時間体制で、いつでも対応できるように
するために、職場に配置する従業員を確実に確保しなければなりません。


そして、急性期病院は業務全般の効率を高めるための意識が非常に高いです。


24時間いつでもお子さんを預かってくれる託児所が病院内にあるなど、従業員が働き
やすい環境がかなり整備されていますので、家庭のある看護師さんでも大丈夫です。


しかし残念ながら国内にある全ての急性期病院が労働環境の改善に力を入れているわけ
ではありません。この点に関しては病院によって大きな差があります。


ですので、上述させて頂いた内容を必ず確認したうえで判断しましょう。


看護師としてスキルアップしたいのであれば、急性期病院の仕事はピッタリです。


確かに仕事はハードですが、その分やり甲斐や充実感が大きいです。





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