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■整形外科の役割とは?


整形外科は、基本的に骨、軟骨、筋、靭帯、神経などの疾病や外傷を専門的に治療する
診療科目でして、「形成外科」や「美容整形外科」などと同じく外科の一種です。


外科には、上述した以外にも「一般外科」や「呼吸器外科」、「心臓血管外科」など、
沢山の種類があり、また「需要」の大きな診療科目の一つとされています。


診療対象となる患者さんの年齢層は、小児から高齢者まで実に幅広いのが特徴です。


整形外科は、大学病院や総合病院などの大型病院であれば大抵ありますし、町中にある
一般的なクリニックでも専門的に行っているケースが少なくありません。


ちなみに外科と内科の分類についてですが、メスなどを使って手術する診療科目は全部
「外科」となり、手術を行わずに薬物療法で治療する場合は「内科」となります。


整形外科のある病院やクリニックの数についていですが、厚生労働省から2011年に
発表されたデータによりますと、病院で4980件、クリニックが12252件です。


ちなみに精神科のある病院数は 1076件なので、約3倍以上差があります。


それだけ整形外科は需要が大きいわけでして、その分「看護師求人」も多いです。





■整形外科の主な業務内容について


依然として交通事故は減りませんが、交通事故を起こして大きな病院に搬送された場合、
非常に高い確率で整形外科を受診することになりますので、とにかく需要は大きいです。


交通事故は特殊な例ですが、もし日々の生活の中で肩痛や腰痛になった場合、整形外科
を受診することになるので、人によっては長期間にわたって通院することになります。


昔から整形外科は老若男女に関係なく、大変馴染み深い診療科目とされています。


また整形外科へ転科を希望する看護師を希望される方も少なくありません。


しかし、整形外科は他の診療科よりも専門性が非常に高いうえに、看護ケアに関しても
高度なスキルと知識がどうしても必要となるため、それなりに準備が必要となります。


骨折や捻挫、打撲、断裂などの外傷的疾患だけでなく、関節の慢性変性疾患、脊髄疾患、
脊椎疾患、腰椎椎間板ヘルニアなどの症状に関する診察や治療を行います。


整形外科では、単に医師が手術を行って治療するだけではありません。


ギプス固定方法だけでも数十種類ありますし、温熱・電気・水・光線などの物理的手段
を効果的に利用することによって、機能回復・改善させる方法もあります。


実際にリハビリ一つとっても実に幅広く、これに薬物療法なども加わるので、診療介助
だけでも覚えなければならないことが山のようにあるので、途方もなく大変です。


というのも整形外科が対象としている部位は、脊髄や脊椎、骨盤、肩・肘・手・手の指
などの上肢、股・膝・足・足の指などの下肢まであるので、覚えるのが大変です。


しかも、上述した通り、治療の対象となるのが、幼児から高齢者まで非常に幅広いので、
一段高い「コミュニケーション技術」がどうしても必要となります。





■整形外科で働く看護師さんの仕事とは?


整形外科で実際に行われている治療法だけでも色々ありますが、日々進化するためにも、
研究にも力を入れなければ、その病院は最新の医療から置いて行かれることになります。


このため整形外科で働く看護師さんも、各疾患に関するスキルや知識を常に高めること
を病院側から求められるので、転職する場合、それなりの経験がなければ厳しいです。


次に整形外科の看護師さんの仕事についてですが、基本的に他の診療科とほぼ同じです。
まず基本となるのがバイタルサインのチェックや診察・診療・検査の介助です。


そして、点滴、採血、配薬などの医療処置、滅菌作業、ギブス・包帯の交換、清潔ケア、
食事介助などです。また整形外科では事故などで身体的に不自由な患者さんも多いです。


あまりにも突然のことなので、現実を受入れられない患者さんが少なくありません。
精神的ストレスを抑えるための心のケアも看護師さんの大切な仕事の一つとなります。


手術前には必ず執刀医が手術内容などについて患者さんやその家族にに説明します。


また手術後に患者さんとトラブルにならないためにも、看護師さんはケアを行いなが
ら患者さんが手術に対して、不信感を抱いていないかを確認することも重要です。


そして、場合によっては医師に再度説明してもらうように取り計らいます。


手術後にどういったことが行われるかについては、看護師さんが説明します。





■整形外科で働くメリット・デメリット


上述したとおり、整形外科は需要が多いので看護師求人は比例して多いです。


大型病院だけでなく、町中にある一般病院やクリニックでも整形外科があります。


病棟勤務の場合は夜勤がありますが、外来やクリニックの場合は夜勤がありません。


日勤専従の仕事だけでなく、パートやアルバイトでも働くことが十分可能です。


家庭や子供を持つ看護師にとっては、働きやすい職場の一つとされています。


また、看護師として専門的知識が身につけられる点も大きなメリットです。


最後に整形外科で働くデメリットについてですが、どうしても体位交換や移動介助など
体力を必要とする仕事が多いので女性看護師には肉体的負担が大きいです。


こうした理由から整形外科では精神科と同様に男性看護師が重宝されています。





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