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今回ご紹介させていただく動画は、
抗がん剤治療を2年間にわたって
受けている患者さんを密着取材
したのものです。


抗がん剤によって、
がんは一旦消えるのですが、
他に転移してしまいます。


抵抗力が衰えているので、
転移してしまうと、その後に増える
スピードが加速してしまうようです。


こうした抗がん剤治療の問題点など
について現場の意見が吸い上げられて
いるので非常にためになりました。


7分程度の動画なので、
お時間のあるときにでもじっくり
見ていただければ幸いです。







■抗がん剤治療が超えられない大きな壁とは?



「秋元優里さん」

さて、シリーズでお伝えしている
「がん医療の現場」


今夜は抗癌剤治療がテーマです。


再発や転移した進行がんの治療
には欠かせない抗癌剤ですが
治療中の患者が直面する
現実を追いました。



「佐藤さん」

みんなね、あの〜


その時はなかなか考えようと
しないんですよ。


逃げて通ってるんです。



「ナレーション」

大きな効果をあげる一方で、
その威力を持続することが難しい
抗がん剤治療の現実。


そして希望とは?。


弘前大学附属病院で
入院生活を送る佐藤義彰さん。


二年前の七月に悪性リンパ腫と
判明してから入退院を繰り返してきた。



「佐藤さん」

仕事したいですよ。


まともに...



「ナレーション」

地元新聞社に籍を置く佐藤さんは、
取材記者や編集デスク、
支局長などを経験。


昼も夜もない生活を送ってきた。


現在は治療に専念するため、
休職している。



「伊東医師」

今回の抗癌剤の効果を
期待しておきましょうね。



「佐藤さん」

何回もそうやって
助けられてきたからね。


抗癌剤にはね。



「伊東医師」

ここの所が腫れてきたのかい?



「佐藤さん」

ここ、薬塗って、
ああいてぇいてぇ...



「ナレーション」

体中の老廃物や細菌などを
処理するリンパ管、そこにできる
ガンが悪性リンパ腫である。


リンパ管の流れに乗って
ガン細胞が移動、
転移することも多い。


悪性リンパ腫の治療は抗癌剤による
化学療法が中心となる。


ただし厳しい副作用がともなう。



「佐藤さん」

全身がだるくなって、
手足がしびれる。


精神的にもやられた。


もうパニックになって
気持ちが変になってしまう。


「ナレーション」

爆発的に増殖していくガン細胞。


その中で抗がん剤を投与すると、
はじけるように消えて行くガン細胞。


抗癌剤によって
ガン細胞が死滅する
瞬間である。


当初、抗がん剤による治療が功を奏して、
佐藤さんは寛解になったと
主治医から告げられた。


ガン治療の現場で使われる
この寛解の意味とは。



「伊東医師」

画像上見た目に関しては、
まぁ消えているんですが、


明らかに本当にがん細胞が
身体の中から消えてしまったかは、
はっきりといえないような
状態なんですね。



「ナレーション」

佐藤さんが寛解となって
三週間後今度は脳に転移して
いることが判明、


抗癌剤の大量投与と
放射線治療で危機を脱した。


これまで佐藤さんが使った
抗がん剤は10種類を越えるという。



「佐藤さん」

まぁ、最初は効いたけど、
効かなくなってね。


まぁこれもできれば
効いてもらいたいなと。


そういうふうに。
いやホント切実に思ってますよ。



「ナレーション」

抗がん剤が効かなくなるという
現実に多くの患者が直面する。


ガン医療が長年解決できない
大きな「壁」だ。



「宮園教授」

抗がん剤というのは、
どんどん増殖しているものには
よく効きますけれども、


休んでいる細胞には
中々効きにくいんですね。


そいういう休んでいる細胞が
どうしても生き残ってしまって、
しかもあのガンがどんどん悪性度が
増していく耐性というのを獲得して、
そして段々抗がん剤が効きにくくなる。



「ナレーション」

使える抗がん剤はほぼ全て使い、
佐藤さんに残された治療は
限られていた。



「伊東医師」

今の治療で腫瘍を抑えながら、
日常生活を何とか続けてもらって、
と思っております。


それがまぁ、今我々にとって、
出来る一番のことなのかなと
理解していますね。



「ナレーション」

この日佐藤さんは
一時帰宅を許可され、
ひさしぶりに我が家に帰っていた。



「佐藤さん」

やっぱり外は気持ちいいですよね
とくにこう、お日様にあたると...



「ナレーション」

佐藤さんの会社は休職4ヶ月目
以降給料はストップする。


収入がない状態で毎月十万円
前後の治療費の確保など、
不安材料を抱える佐藤さん。


それでも表情は明るかった。



「佐藤さん」

人って、その日その日を
ただ生きることだけでも
いいんですよね。


それだけでも
この人は何ていうのかな。


ここにいる意味っていうか、
意味があるのかなと。



「ナレーション」

抗がん剤治療でいつも食欲がない
佐藤さんだったが、この日は違っていた



「佐藤さん」

やっぱり家のカレーはうまいは


うん...。俺の心の故郷ですよ、
この岩木山は。


やはり県外行ってね、
この山を見るとみんな、
さっぱりするんですよ。



「ナレーション」

病院に戻った佐藤さんは、
抗癌剤治療に加えて、
放射線治療を始めた。


現在病状は一進一退を続けている。




動画はここまです。


毎月10万円以上「入院費」がかかる
ようなので、費用を捻出するだけ
でも大変ですよね。


早期発見できれば、ここまで苦しむ
ことはなかったわけですが...


患者さんのように昼夜がない仕事を
している人は、健康診断は受けない方が
多いので、この点が惜しまれます。


10種類もの抗がん剤を服用しても
完治しないとなると、次の手がないので、
患者さんだけでなく、医師も大変です。


この点に関しては、
昔から言われていたことですが、今
のところ改善される兆しはありません。


いつもほんとうにありがとうございます。
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