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今回ご紹介させていただく動画は
心原性脳塞栓症を防ぐための治療について
埼玉医科大学国際医療センターを舞台に
密着取材しています。


脳梗塞の再発リスクは1年以内では5%
程度なのですが、3年以内となると、
一気に20%を超えてしまいます。


ですので、一度でも患えば、生涯に渡る
治療は欠かすことができません。


再発した場合は、身体の一部が麻痺する
可能性も高いので、要注意です。


7分程度あるので、お時間のあるときに
でもじっくり見ていただければ幸いです。







■脳梗塞の再発リスクについて



「ナレーション」

心原性脳塞栓症を未然に防ぐ上で重要なのが
原因となる心房の震えを取り除く事です


そこでここ埼玉医科大学国際医療センター
では、ある治療が行われています


それが「カテーテル・アブレーション」
長年この「治療」を手がけてきた
松本教授に聞きました



「松本医師」

心房細動はいままでは、薬でコントロール
するというものだったが、ほとんどの場合
正常な脈を保つことが極めて難しいという
ことが判明していたんですね


そこを無理やりと
言ったら変ですけども、
心臓の中を焼くことによって、
心房細動が起こりにくく
するという治療法...


「ナレーション」

治療には先端に直径二ミリほどの
電極がついたカテーテルと呼ばれる
細い管が使われます


これを足の付け根の静脈から心臓まで挿入
心房細動の原因となっている心房の内側の
筋肉の一部を焼くことで規則的で
正常な動きに戻すのです


この日の患者は十年以上前に心房細動と
診断された五十代の男性


治療を始めようとした
この瞬間も不整脈が見られました


患者に足の付け根から心臓まで
カテーテルが挿入されました


そして、レントゲンとCT画像確認しながら
心房細動の原因となっている筋肉の一部を
少しずつ焼いていきます


開始から5時間およそ130ヶ所を焼いた
ところで心電図に変化が見られました


治療前は不規則なリズムを刻んでいた患者の
心臓、それがカテーテルアブレーション
によって、規則的に収縮と拡張を
繰り返すようになったのです


しかしこの治療で必ずしも心房細動が完治
するわけではありません。



「松本医師」

実際に治療した直後は「100%」治っても
再発する可能性があります


というのは心臓の筋肉が元に戻ってくる一度
焼いたものが、そういう可能性があります


それがどれくらいかと言うと約30%ぐらい
の患者に起こると言われています


成功率や合併症の可能性を考えますと、
やはり「75歳ぐらい」までが
いい適用かなと思います


75歳を超えると合併症が重症になる可能性
があるということで、症状があまりないので
あれば、少し様子を見ていただきたい
というふうに思います



「ナレーション」

そこで多く用いられているのが心房細動が
起きても血栓をできにくくする抗凝固薬です


向山さんも8年前に心原性脳塞栓症を発症
してして以来この薬を服用してきました


ところが今年6月向山さんは農作業中に
再び脳梗塞発症してしまったのです



「棚橋医師」

これは脳底動脈という脳にとって
一番大事な血管が詰まってしまった


搬送されてきた時意識は良かったが
ふらふらするなど色々な症状が
ありましたけども...



「ナレーション」

8年前と同様心房で出来た血栓が脳に詰まる
心原性脳塞栓症を再び発症した向山さん


すぐに病院へと救急搬送され
血栓を溶かす治療を受けましたが
左半身にまひが残りました


血液の流れは短時間で復活したものの
脳の一部にダメージ負ったことで


軽い言語障害に加え、手足の指先の感覚を
失ってしまったのです


血栓をできにくくする「抗凝固薬」を服用
していたにも関わらず、なぜ再発して
しまったのでしょうか?



「棚橋医師」

これを(抗凝固薬)飲むことによって
血栓の予防が出来ていたんですね


大体6割ぐらいは予防できるという
データもございました


ところが血栓を予防する薬というのは
副作用として脳出血とか胃潰瘍
などが起きるわけですね


ある一定の頻度で、それが怖いために
ドクターの側も処方するのに躊躇していた



「ナレーション」

抗凝固薬は、血を固まりにくくすることで
血栓ができるのを防ぐ脳梗塞を予防します

しかし、その作用が強くなればなるほど
今度は脳内出血などのリスクが
高くなってしまうのです

このため従来の抗凝固薬は毎月血液検査を行い
薬の量を細く調整したうえで継続し
毎日服用する必要がありました


また他にも薬を服用していると作用に影響


さらに納豆などビタミンKを多く含む食品
をとっても効果が下がってしまうのです


時々飲み忘れていたという向山さんは
こうした様々な要因から脳梗塞を
再発したと見られています


そこで棚橋医師がすすめたのが
およそ50年ぶりに登場した
新しい抗凝固薬でした



「棚橋医師」

これらは従来の
抗凝固薬よりも非常に飲みやすい
そして処方しやすいという
利点があります


それからもう一つですね
最大の利点は脳出血が非常に
少ないんですね...


従来の抗凝固薬と同じように
脳梗塞を予防してくれるにも関わらず
脳出血が明らかに減っている



「ナレーション」

新たな抗凝固薬は「脳出血のリスク」
が少ないだけでなく、従来のように
細かく量を調整しなくても安定して
効果を発揮するのが特徴です


さらにほかの薬や食品の影響も
少ないといいます



動画の内容はここまでです。


新しい抗凝固薬が誕生したことにより、
脳梗塞の治療に光が見えてきました。


このBS朝日の番組で脳梗塞の特集が組まれ、
医療従事者ではなく、一般の人にこそ
診ていただきたい内容となってます。


30代後半に入ったら、より健康管理の
質を高める必要があると思います。


これからご紹介する動画を是非ご覧ください


いつも本当にありがとうございます。
ぜひブックマークしていただきたく、
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