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今回ご紹介させていただく動画は、
読売テレビの人気番組「おはようドクター」
で「糖尿病」について解説されています。


恐ろしいことに、糖尿病は糖尿病の疑いが
ある人を含めると、2000万人を越えて
いるので、他人ごとでは済まされません。


しかし、糖尿病と診断されても、
実際に治療を受ける方は、何とたったの
4割程度しかいないようです。


兵庫医科大学病院の宮川潤一郎先生が、
最先端の糖尿病診断について解説してます。


今回の動画は7分程度ありますので、
是非是非お時間のあるときにでも、
じっくり見ていただければ幸いです。
 
 
 

 
 
 
■糖尿病の最新治療について
 
 
 
「脇浜紀子さん」

今日から新しく始まる
「おはようドクター」、日本を代表する
名医に病気の最新情報を聞き出し...



「植村なおみさん」

日本一わかりやすい
医療番組を目指します。



「脇浜紀子さん」

第一回は新しい治療へ糖尿病の
最新情報をお伝えします。


今や国民病ともいえる糖尿病
強く疑われる人も含めると
その数およそ二千五十万人


成人のおよそ「5人に1人」
という計算になります。


ではここで問題、
日本では糖尿病で治療が必要
と指摘された人のうち


およそ四割が
病院を受診していないか
適切な治療を受けていない


○か×か?



「脇浜紀子さん」

教えていただくのは「糖尿病治療」
の最先端医療機関兵庫医科大学病院
の宮川潤一郎先生...


糖尿病科を率いるトップリーダーです



「脇浜紀子さん」

では、早速ですが宮川先生


糖尿病で治療が必要と指摘された人のうち
およそ四割が病院を受診していないか、
適切な治療を受けていない


○か×か?



「宮川医師」

正解は○です。


何の症状もないので
あるいは非常に仕事が忙しくて
病院に行きにくいと


受診しにくいという方がかなり
おられるんだろうと思います。



「脇浜紀子さん」

あまり自覚症状がないからとか
仕事が忙しいからということで
「糖尿病」を放置しておくと
どうなるんでしょうか?。



「宮川医師」

糖尿病を放置しておりますと
糖尿病の「合併症」という
ものが起こります。


細い血管に起こる糖尿病による
「三大合併症」というもの
 がございます。


これは網膜症と糖尿病性腎症
それから神経障害という
ことになります。


それに加えてですね
太い血管に起こる。


まあこれは動脈硬化を中心にした
病態ですけども動脈硬化が非常に
進みやすくなりますので...


進みますと脳梗塞とか
「心筋梗塞」を発症します


そうすると直接命にかかわることが
起きてきますので非常に危険ですね。



「脇浜紀子さん」

糖尿病の合併症について
もう少し詳しく教えてください。



「宮川医師」

先ほど申し上げましたが例えば「網膜症」
ですと高血糖の状態が進みますと


「眼底出血」とか、そういうものを
 起こして失明に至ることになります


それから「腎症」
これがまあ障害されますと
最終的に尿が作れなくなるということで


これも成人の「透析」の原因の第一位に
なっておりまして、これは毎年毎年
少しずつ増えております。



「宮川医師」

それから三番目の「末梢神経障害」
ということですが、神経も障害されまして


例えば手にしびれが来るとか
足にしびれが来るとか


知覚が低下するとかいうことが
起こりますが、これに「血行障害」が
加わりますと非常に危険でして


糖尿病の場合すね、これが重なりますと
足の部分の潰瘍が起こりやすいですね


それでさらに進みますと
壊死ということが起こりまして


現在でもですね足を切断したり
指を切断したりできなくなるような
患者さんがおられますので非常に危険です。



「脇浜紀子さん」

先生、糖尿病の診断は
どのようにするんですか?



「宮川医師」

これは基本的に血糖を測るわけですが
このHbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)
という検査項目が追加されまして


これは血液中で酸素を運ぶ
ヘモグロビンというものがございますが


これにブドウ糖がどれぐらい
結合しているかを見る検査です


ですから血糖が高いと
この比率が高くなるということで
このHbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)


というのは、これは過去一、二か月間の
平均血糖のようなものですので
検査毎数日間のですね


食事とか運動などの生活習慣の
影響はあまり受けません。



「脇浜紀子さん」

糖尿病かどうかを診る
HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)の値
基準について教えて下さい。



「宮川医師」

はい、これは糖尿病の診断基準という
新しい診断基準ですが


HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)
6.5%以上、この表示はNGSPという
国際標準値の表示の仕方です


それに加えてこの下にあります
1番から3番のいずれかが確認されたら
糖尿病という診断がつきます


まずは「空腹時血糖値」
朝一番の空腹時血糖値が126以上


あるいは糖負荷試験後の二時間の値が
200以上、あるいは「随時血糖値」


これは何時如何なるときに測っても
食前でも食後でもいいんですが


これが200以上、このいずれかがあると
糖尿病型の血糖ということで


HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)の値
とあわせて、えーこれがあてはまれば
糖尿病と診断できます。



「脇浜紀子さん」

血液検査以外に血糖値を
知る方法というのはありますか?。



「宮川医師」

これは最近行われだしました
CGM(持続血糖モニタリング)
というものですけれども


センサーをですね皮下に刺しまして、
装置をつけておくんですね


そして、機械が勝手に五分ごとに
上がりますので、ほぼ「持続的」に
血糖値を知ることができますね


現在では数日間持続して血糖を
モニタリングすることができます


診察の時に血糖測るだけでなくて
毎日の血糖値が実際に治療をしながら
どうなっているのかという
事がよく分かります。



「脇浜紀子さん」

では糖尿病の最新治療
について教えてください



「宮川医師」

基本的にはですね


「2型糖尿病」というのは
やはり生活習慣の是正これが
大事だと思います


したがって食事療法とか運動療法
そういったものが非常に大事に
なってくるわけですが


それ以外にですね、最近では
新しい糖尿病治療薬というので
インクレチン関連糖尿病治療薬
というのも出てまいりました


インクレチンという消化管から
出すホルモンの作用を
利用したお薬です。



「脇浜紀子さん」

インクレチンというのは
その消化管から出るホルモンのこと?。



「宮川医師」

そうです


その作用を利用して血糖を下げようとする
お薬ですけれども、非常にいい薬ですので


まあ第一選択薬で使いなさいという
ふうになっていませんけれども


積極的にそういったお薬を使って
治療に取り組むのが大事だと思います。



「脇浜紀子さん」

放置しておいたらダメということですね



「宮川医師」

そうですね。とんかく糖尿病の合併症を
防ぐために治療しているんだ
ということでございます。



「脇浜紀子さん」

糖尿病自覚症状が最初あまりない
というところに驚きましたね


知らないうちに進行してるかもしれない
ということですもんね


気をつけないといけませんが
私あまり甘いものを沢山食べる
ほうじゃないので


糖尿病関係ないかなと思ってたんですけど
よく考えたら、お酒を結構飲むんですよね


お酒も糖分ですよね


結構で...気をつけます。





動画の内容はここまでです。


糖尿病の怖いのは、やはり合併症を発症
させてしまうことですよね。


ところが治療となると、費用が高いうえ
に時間が取られてしまいます。


ですので、糖尿病患者のうち4割程度の
人しか治療しないのですね。


そうした中で注目を集めているのが、
最新の「薬物治療」です。


次は最新の糖尿病治療についてです。


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何卒よろしくお願いします。





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