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■仕事で怒られたら仕事で挽回する!


看護師さんの仕事は、ちょっとしたミスで患者さんの命にかかわる場合もあり、そうした
事故がおこると、責任問題に発展してしまうので、他の職場にはない緊張感があります。


このため常に確認することを求められるわけですが、その分仕事のスピードは当然落ちる
ので、仕事が遅いと怒られたり、段取りが悪いと言っては注意されてしまいます。


怒られるというより注意されているといったほうが正しいのかもしれません。


しかし、いくら正当な理由があるにせよ怒られて喜びを感じることはありませんよね。


新人看護師の場合、当然経験が乏しいので、俯瞰して物事を考えることができません。


経験を積みながら看護師として必要な洞察力や観察力を身につけていく段階にあるので、
職場でどのように動けばいいのか戸惑ってしまうことも少なくないわけです。


先輩看護師も数年前までは新人看護師だったわけですから、同じように怒られています。
誰もが通る道なんですが、ここを通り抜けなければ一人前の看護師さんにはなれません。


ですので、先輩看護師からすれば、教育の一環として厳しく注意しているだけで怒ってる
とは思っていません。仕事を教える立場として当然のことだと思っています。


仕事というのは自分で考えて工夫しながらこなしていかなければならないので、ある程度
緊張感の中で痛みを感じながらでないと残念ながら仕事は身につきません。


特に医療の現場は一瞬の判断ミスによって患者さんを生命の危険にさらすことがあるので、
大きな声をあげて注意したり、叱ることは人を育てるうえで必要なことなんです。


例えば患者さんの急変があったさいに、他の仕事をしていれば当然怒られます。


また、ナースコールや電話にいつまでたっても出なければ、いかなる理由があろうとも、
他の人が出るのを待っているようにしか見てもらえませんので、当然怒られますよね。


新人看護師が先輩看護師のように仕事をこなすことができないのは仕方ありません。


しかし、新人だからといって職場の人たちはいつまでも暖かく見守ってはくれません。
出来ないのであれば、出来るようになるための努力がどうしても必要になります。


そうした努力は絶対に裏切ることはありません。失敗する度に先輩看護師や上司から怒ら
れることになるわけですが、傷ついた心が人として器を大きくしてくれます。


こうしたことを繰り返しながら確実に看護師として成長していきます。


すぐには目に見える形にはなりませんが、必ずどこかで生きてきますので、腹がたつこと
もあるでしょうが、そこはグッとこらえて仕事で見返してあげましょう。





■怒られたらすぐに改善すればいい!


ある程度キャリアがある看護師さんも仕事で何らかしらのミスがあれば当然上司から注意
されますが、キャリアがあるので、仕事のミスを仕事で挽回することが出来ます。


このため先輩看護師が上司に怒られることを目にする機会が少ないわけです。


しかし、先輩看護師や上司によっては感情のおもむくままに怒る人もいることでしょう。
いくら自分に非があるとはいっても、そうなると仕事に対する意欲がなくなりますよね。


そうした場合は反省する意味も込めて日記をつけることをおすすめします。


書く内容はあくまでも仕事のことだけです。これが自分だけのマニュアルにもなります。
一日を振り返って、自分で自分に教える感覚で今日の出来事をまとめていきます。


自分と向き合いながら自分の能力を引き出すトレーニングにもなります。


また、次第に前向きになれるので、怒られたことによる心のダメージも緩和されます。


怒られたこと、注意されたことに気を取られすぎてしまうと、どんどん落ち込んでしまい、
心の傷が大きくなりますが、日記を書くことで前向きになれば、飛躍する材料になります。


また、自分だけが執拗に上司や先輩に怒られていると誤解してしまうケースもあります。
こうなると頭の中はそのことでいっぱいとなり、出勤することすら苦痛になります。


あまり気にしすぎないことも大切です。こういった場合も日記がオススメです。


最初は書くことが苦痛かもしれません。しかし、書き続けるうちに文章を書くことが次第
に苦痛でなくなり、むしろ良い意味でのストレスのはけ口となります。


またアセスメントの作成などにも十分役立ちますので一石二鳥です。





■怒られる看護師さんの特徴とは?


不思議なことに怒られる看護師さんは大抵いつも同じ人だったりします。


例えばどんなに優れた人材を抱えている職場であっても、必ず1〜2人は怒られる役回り
が巡ってくるかのごとく、仕事でミスを連発します。そうした「場の力」があるわけです。


ですので、例えばいつも仕事をミスして怒られている人が辞めていなくなれば、職場全体
のミスが減るかというと、これが不思議なことにほとんど減らないんです。


今までほとんど怒られることがなかった人が怒られることになります。


看護師さんの仕事は雑務が山のようにあるわけですが、中には確認しなければならない物
もあり、こういったことが増えるほど、一つ一つのことに対する記憶が薄れていきます。


特に最近は急速に電子化が進んでいるので、余計に個々の仕事の記憶が薄れてしまうので、
自分がやった記憶がないことで上司に怒られてしまうといったことが起こりやすいです。


心のなかで「何いってんの!絶対に私じゃないよ」と思っても、自分のサインを目にして
驚いてしまいます。こういったことが何度か重なると自分自身に自身が持てなくなります。


こういった状況に陥ってしまった場合、立ち直るのに時間がかかるので、一つ一つのこと
を丁寧に心をこめてやるしかありません。また職場では謙虚な姿勢も大切です。


徐々に職場で認められるようになると、こういったミスは減っていきます。





■やる気と学ぶ姿勢をアピール!


チーム医療が広く浸透している時代において、協調性がこれまで以上に求められています。
そうした状況にありながら、どこの医療機関でもコンプライアンスを強化しています。


優れた院内研修を行っている病院はそれほど多くありません。このためせっかく就職した
にもかかわらず新人看護師が育ちにくい環境がどんどん広がっています。


新卒の看護師さんの離職率はすでに8%台に迫る勢いで増えているのが何よりの証拠です。
一昔前までは、色々な点で今よりもゆるかったので、誰もが今よりのびのび働いてました。


いくら学校で勉強したとはいえ、実際の職場で実践するとなると、色々緊張しますよね。
手足が震えてしまうこともあるかもしれません。そうなるとどうしても腰が引けます。


少しでも消極的な姿勢を見せてしまうと、中々ら先輩方から認めてもらえません。


そうならないためにも、仕事に対する「やる気」を積極的にアピールする必要があります。


学生の中には実習で事前学習を行わないで実習に挑む人が必ずいますが、実習で学生さん
を担当する看護師さんはボランティアで付き合っているわけではありません。


こういう態度では怒られるのも仕方ありません。


とにかく自分から学ぶ姿勢をみせましょう。そうすれば色々と教えてくれます。


1年間でめいいっぱい頑張らないと、新人看護師が入ってきます。


早い人は2年目から新人看護師の指導を行いますので、後輩に追いぬかれたなんてことに
ならないようにするためにも、今やるべきことに集中して取り組む必要があります。





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