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今回ご紹介させていただく動画は、
読売テレビの番組「おはようドクター」
「潰瘍性大腸炎」特集の後半です。


今回の動画では、潰瘍性大腸炎の進化した
最新の治療法について解説しています。


潰瘍性大腸炎の患者数は、2013年の
時点で16万人を超えています。


潰瘍性大腸炎の治療は薬物治療が基本なの
ですが、段階に応じて種類の異なる薬を
投与していくことになります。


基本的に完治は期待できないので、お薬を
生涯に渡って飲み続けることになります。



今回の動画も7分程度ありますので、
是非是非お時間のあるときにでも、
じっくり見ていただければ幸いです。
 
 
 

 
 
 
■潰瘍性大腸炎の進化した薬物治療とは?
 
 
「植村なおみアナウンサー」

潰瘍性大腸炎、放置しておくと大腸がんに
なり死亡する可能性もある怖い病気です。


難病指定され、その患者数は毎年増え続け
すでに15万人を超えました。


今日のドクターは、
大阪梅田の「グランフロント大阪」にある
「インフュージョンクリニック 」
 院長の伊藤裕章先生。


潰瘍性大腸炎の革命的治療に
挑むドクターです。



「伊藤裕章先生」

潰瘍性大腸炎は難病ですが、
新薬の登場で症状は改善できます。


我慢たり諦めたりすることはありません。



「植村なおみアナウンサー」

今日のおはようドクターは
「潰瘍性大腸炎の革命的治療」
 についてお送りします。
 

まずは潰瘍性大腸炎、
その病気の特徴から教えて下さい。



「伊藤裕章先生」

潰瘍性大腸炎、最近になってどーんと
増えている病気なんですが、


潰瘍性大腸炎というのは直腸から大腸の
粘膜に炎症が起こってですね、


潰瘍、あるいはびらん、びらんとうのは
ただれのことですね、こういったものが
できる原因不明の病気なんです。



「植村なおみアナウンサー」

大腸で炎症が起こると、
どんな症状がでてくるんですか?。



「伊藤裕章先生」

主な症状は下痢あるいは血便とこういった
ものですね、でその他にも腹痛や発熱、
貧血といった症状が出ることもありますし、
腸以外にもですね、関節痛が起こる
こともあるんですよ。



「植村なおみアナウンサー」

お腹の調子が悪くなるだけじゃなくて、
胃腸以外のところにも症状が出るんですか?。



「伊藤裕章先生」

そうですね。症状は治まったり、
悪化したりということを長期にわたって
繰り返すことが多いですね。


入院が必要となることもあります。


発症する年齢というのは男女とも二十代
という若い人に起こることが
多いんですけれども、


今のところ完治というのは望めない病気
なんで、まあ一生病気と戦って
いかないといけないですね。


幅広い年齢の方にこの病気はあるわけです
けども、最近ではですね、六十代で初めて
発症するという方も増えてはきています。



「植村なおみアナウンサー」

先生、潰瘍性大腸炎の治療は
どのように行うのですか?。



「伊藤裕章先生」

潰瘍性大腸炎の治療は異常な炎症を抑える
ということによって、症状をコントロール
するというのが目的です。


今のところ潰瘍性大腸炎、完治に導く治療
というのはまだできていないんですけれども


まあ、腸の炎症を抑える有効な治療手段
というのは存在しますから、


治療をしっかり受けていただくことが
大事だと思いますね。



「植村なおみアナウンサー」

具体的な潰瘍性大腸炎の薬物治療の
仕方を教えて下さい。



「伊藤裕章先生」

はい、まずですね、症状の比較的軽い方は、
5−アミノサリチル酸製剤という
お薬を使います。


これは潰瘍性大腸炎の基本治療薬という
ように考えられているものです。


5−アミノサリチル酸製剤で効き目が十分
でなかった場合にはステロイド薬
が用いられます。


時にはですね、点滴で用いる場合もあります。


でステロイドで炎症を抑えることができた
けれども、ステロイドを減らす、


あるいはやめるとまた悪くなるという人は
免疫調節薬を使います。


最近では、抗TNFα抗体製剤というものが
できまして、従来の様々な資料でも、


上手く十分な効果が出ないという場合に
ですね、この治療が非常に有効だという
ことはわかってきました。



「植村なおみアナウンサー」

どんどん新しい薬が開発
されてるということですね。



「伊藤裕章先生」

そうですね、このTNFαというのが炎症を
起こしているもとだというように考えられ
ているので、それを抑えるお薬です。



「植村なおみアナウンサー」



誰でもその新薬を使うことは
できるんですか?。



「伊藤裕章先生」


従来の治療で十分な効果が得られない
患者さんが投与対象になります。


下痢や血便のような症状ですね、
従来の治療でもまだ抑えられない、


あるいはですね、それらの症状によって
外出ができないとか、さらには入退院を
繰り返しているといったような、


生活の質を落とすQOLと言いますけどね、
それを損ねるような症状のある患者さん
に対して使われるわけです。



「植村なおみアナウンサー」

先生、潰瘍性大腸炎がどんどん重症に
なっていったらどうしたらいいんですか?。



「伊藤裕章先生」

まあ、ほとんどの場合は内科的な治療で
改善するんですけども、まあそれでも良く
ならない場合、あるいは度々悪化を繰り返し
てですね、日常生活、社会生活に支障が出る
ような場合は手術が必要になります。



「植村なおみアナウンサー」

どんな手術なんですか?。



「伊藤裕章先生」

潰瘍性大腸炎は、
その炎症の範囲にかかわらず、
大腸を全部取ってしまわない
といけないですね。


で大腸を全部とると人工肛門になるんじゃ
ないかと、思われがちなんですけれども、
確かに以前はそうでした。


今はですね、小腸の終わりの部分を
肛門につなぐことによってですね、
自然に排便ができるような手術が
できるようになりました。



「植村なおみアナウンサー」

手術の方法も医療の進歩でずいぶん
変わってきてるんですね。



「伊藤裕章先生」

そうですね、ちなみにですね、潰瘍性大腸炎
は医療費の助成制度というのがありまして、


保健所で所定の手続きを取って頂きますと、
認定された場合は、潰瘍性大腸炎治療に
おける医療費の自己負担の一部、


または全部が公費助成を受けられると、
こういうシステムになっています。



「植村なおみアナウンサー」

ということは先生に相談するだけじゃなく、
保健所も通ったりとかして、いろいろな
助成を受けてきっちり対応した方が
いいってことですね。



「伊藤裕章先生」

そうですね。


「植村なおみアナウンサー」

潰瘍性大腸炎が疑われる症状が出たら、
もうすぐにまずは専門医、病院に行った
方がいいってことですね。



「伊藤裕章先生」

そうですね。下痢や血便といった症状が出た
からといって、すべて潰瘍性大腸炎という
わけではないんですけども、


早くにですね、適切な治療をしないと、
場合によっては重症化することもありますので
きちんと専門医を受診して頂きたいと思います。



「植村なおみアナウンサー」

なんか下痢っていうと普段よくあるからって、
放って起きがちですけれども、やっぱり続く
ようだったら病院に行ってちゃんとした
治療を受けないとだめですね。



「伊藤裕章先生」

今日はどうもありがとうございました。


たった今、おはようドクターの潰瘍性大腸炎
の回が収録終わりました。


今回はグランフロントのこちらインフュー
ジョンクリニックの伊藤先生にお世話に
なったんですけども、とても優しくって、
いい先生でした。


ただですね、この潰瘍性大腸炎、
一度かかってしまったら、一生治らない
という難病に指定されているんです。


ただ最近になって患者数が増えているって
ことを考えると、どうも食生活がかかわって
いるんじゃないかと思うんですよね。


やはり欧米型の食生活になって色んな病気
が増えましたけれども、食生活っていう
のは一番人間の基本です。


暴飲暴食を気をつけたりとか、自分で気を
つけられることも沢山あるので、


食生活を見なおして、
一から健康な生活を始めましょう。





今回の動画はここまでとなっています。


薬物治療によって、潰瘍性大腸炎の進行
を防ぎ、症状も抑えることができる
ようになりました。


しかし、現状では完治できないので、
発症したらいかに早い段階で治療法を
始めるかがカギとなります。


いつも本当にありがとうございます。

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