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今回ご紹介させていただく動画は、
福島中央テレビの番組「福島ドクターズTV」
「慢性頭痛」を特集したものです。


慢性頭痛にはいくつかの種類があり、
今回はそれぞれの症状と原因について
わかりやすく解説しています。


頭痛といっても長時間、長期間にわたって
痛みが生じるので、日常生活に支障をきたす
可能性があるため、放置できません。


しかし、とてつもない痛みに苦しみながらも、
頭痛くらいで病院にいくのはと、そのまま
市販薬を飲みながら、治療を放棄する方が
少なくなく、その危険性も解説してます。


今回の動画は15分以上ありますので、
非常に長いですが、お時間のあるときにでも
ご覧いただければ幸いです。
 
 
 

 
 
 
■慢性頭痛の原因について


「中川久美さん」

みなさんこんにちは。


「見る、知る、学ぶ」福島ドクターズTV、
ナビゲーターの中川久美です。


さてズキズキ頭が痛い、重苦しい、
そんな症状で悩んでいる人も
多いのではないでしょうか?。


今回のテーマはこちら「慢性頭痛」です。


頭痛は誰もが経験したことがある
身近な症状ですが、二日酔いや冷たい物を
食べた時に起こる頭痛は一過性のもので
心配する必要はありません。


逆に突然の激しい痛みなど、いつもとは
明らかに違う頭痛は別の病気が原因で
起きている危険性があるので


一刻も早く、医療機関に行く必要があります。


そして検査をしても異常はないのに、
つらい症状が繰り返し起こり、最も多くの
人が悩んでいるのが慢性頭痛です。


まずは「慢性頭痛」の詳しい
メカニズムから見ていきましょう。



「ナレーション」

症状が軽い人を含めれば、日本人のおよそ
四割が慢性頭痛を持っているといわれますが


医療機関で適切な治療を受けている人は
決して多くはありません。


慢性頭痛はいくつかのタイプに分けられます。


最も多いのは「緊張型頭痛」別名
「肩こり頭痛」とも呼ばれるタイプです。


頭の周りには様々な筋肉がありますが、
何らかの理由でそれらの筋肉が過剰に緊張
すると血液の流れが悪くなって痛みを
感じるようになるのです。


星総合病院 神経内科部長の石原哲也先生
にお話をうかがいました。



「中川久美さん」

肩がこる原因というのは色々ありますよね。



「石原哲也先生」

そうですね。

あの人間の場合は頭が大きいんで、
首で支えてるだけになります。


そうすると重い頭を首で支えるために
「肩こり症」の人っていうのが
ついついいるわけですね。


体質もありますけど、最近ではパソコンとか
デスクワークが増えてきたこと、


あとは長い時間同じ姿勢で編み物するとか
しますと、肩が凝りやすくなる、


そういった身体的ストレスが一つと、
あとは精神的なストレスも
原因になります。


精神的には緊張しているときには
血管がしまってきます。


そうするとずっと力が入っている状態に
なりますので、その状態が続きますと、
頭が痛くなっちゃうわけですね。




■緊張型頭痛の症状について


「ナレーション」

「緊張型頭痛」は、
頭全体が締めつけられるような、
重苦しい痛みが毎日のように続きます。


頭や首の周りの筋肉が凝ることが
頭痛の原因なので、体を動かすと少し楽に
なる傾向があります。


緊張型に次いで多いのが
「片頭痛」と呼ばれるタイプです。


こちらは筋肉ではなく、
血管が頭痛にかかわっています。


脳の血管が何らかの原因で一時的に収縮し
その反動で今度は縮んだ血管が急激に
開くため、血管の周りにある神経が
刺激されて痛みを感じるのです。



「中川久美さん」

なぜ偏頭痛が起こるんでしょうか?。



「石原哲也先生」

偏頭痛の原因というのは
まだよくわかってないことが多いんですが、
偏頭痛になりやすい体質というのが
先ず根本にあって...


それに体調とかストレスとか食べ物とか、
なにかをきっかけになるスイッチがポンと
おされたときに血管を収縮させる物質が
大量に出てしまうんだろうと考えてます。



「ナレーション」

片頭痛は血管が広がるにつれて痛みが出て
くるので、ズキンズキンと脈打つ
ように激しく痛みます。


片頭痛は頭に張り巡らされた血管が原因と
なるので、頭の片側だったり、両側だったり
様々な場所に症状が出ます。


吐き気を伴うことも多く、
頭痛が起きている時に体を動かすと
痛みが強くなるのが特徴です。


緊張型とは逆に、精神的なストレスから
解放されて、ホッとした時に起こり
やすい傾向があります。


月に数回発作的に起こり、一度でも起こると
数日頭痛が続いてしまうこともあります。


女性ホルモンの変動も血管の収縮に
影響するため、片頭痛は圧倒的に女性に
多いと言われています。




■代表的な慢性頭痛の症状について


「中川久美さん」

慢性頭痛はご覧いただいた緊張型頭痛と
偏頭痛の二つで全体の凡そ九割を占めますが


もう一つ、患者の数は少ないものの、
とても特徴のある頭痛があります。



「石原哲也先生」

群発頭痛といいまして、
いったん頭痛が起こりますと、
二週間から二か月間毎日明け方ぐらいに
片目の多くがえぐられるような激しい
痛みで目が覚めて二、三時間う〜と苦しむ


日中は「ケロッ」としちゃうのが
典型的なパターンなんです。



「ナレーション」

群発頭痛は、ある特定の時期に頭痛が
集中して起こり、毎日のように続いた
群発の時期が終わると


半年から数年間は全く起こらない
という不思議な頭痛です。


群発頭痛がなぜ一定の時期に集中して
起こるのかはわかっていませんが


片頭痛と同じように脳の血管が広がる
ことで起こると考えられています。


きりで目の奥をえぐられると
表現されるほどを強烈な痛みを伴いますが
多くの場合、数時間で収まって
しまうのが特徴です。


群発頭痛は、二十代から三十代の
男性に多いと言われています。



「中川久美さん」

慢性頭痛には様々なタイプがあることが
お分かりいただけたと思います。


このあとは慢性頭痛の治療法をお伝え
するとともに、この病気が持っている
根本的な問題について考えます。




■慢性頭痛に苦しむ人達の苦悩とは?


「中川久美さん」

どんな感じの苦しさがあるんですか?



「男性患者さん」

まず、こうぎゅぅとしめつけられるときも
あれば、肩こりからくるので


あの首筋からこうどんどんと張ってくる
ような感じ、それを持続して、だんだん
放っとくと頭痛になってくるので...



「女性患者さん」

生理の後半ぐらいになってくると、
頭痛がガンガンというような頭痛がして
くるんですけども、はい


生理以外でも日頃夕方くらいになってくると、
だんだんかんがん痛くなってきて


もう気持ちも悪くなったりするんで、
横になるんですけど、横になっても
おさまらないくらい。



「女性患者さん」

もうズキズキしちゃって、
全然しゃべれなくて、高校時代には
もう保健室に行って


もう友達に付き添われて行って、
それでず〜と休憩してるって
感じで全然動けない。


もうだれにも相談できないって
いうか、本当辛くて...。



「ナレーション」

日本人のおよそ四割が慢性頭痛で悩んでいる
といわれますが、医療機関で適切な治療を
受けている人はあまり多くはありません。



「女性患者さん」

病院に行くのも、なんかあまり大ぴらに
するのも、っていうのがあって...


頭痛ぐらいで、っていう感じで、
こう我慢しちゃうっていうのが
あるんですね。はい。




■なぜ慢性頭痛の治療を避けるのか?


「ナレーション」

多くの人は病気と受け止めず、頭痛ぐらいで
病院に行くのはと我慢しているのです。


そして、慢性頭痛が治療を必要とする
病気と受け止めていないのは、
患者ばかりではありません。



「石原哲也先生」

頭が痛いていうと気合が足りないとか、
根性は無いとか、やる気がないんだろうと、
上司から批判されるという
こともよくあります。


それと医療側であっても頭痛くらいで
受診するのと言ってしまう医者も
残念ながらいるんですね。



「ナレーション」

頭痛に対する社会の理解も
まだまだ十分ではないのです。



「男性患者さん」

風邪ひいてますとか、あの例えばどっか
骨折しましたとか、露骨に分るような
状況だったら別ですけど


(頭痛は)目にみえない部分、
自分にしかわからない部分なので、
やっぱりひどい時には我慢するしかないし



「ナレーション」

多くの人は痛みにじっと耐えたり、
市販薬で紛らわしたりしていますが


自分の判断で薬を飲み続けていると、
かえって症状を悪化させてしまう
ことがあるといいます。



「石原哲也先生」

頻繁に痛み止めを飲み続けて、
効かないからと、だんだん量が増えてくると
薬物乱用頭痛という「新しい頭痛」を
創り出してしまうんですね。


そうなると、薬を飲んでも痛い、
飲まなくても痛いという状態になりまして、
本人もつらいし、治すのもとても
大変になります。


だから繰り返す頭痛がある場合は、
医療機関できちんと診てもらうことが
大切だと思います。



「ナレーション」

慢性頭痛は体の検査をしても異常がないので
医療機関を受診しても、正しく診断して
もらえないケースが少なくない
というのも問題の一つです。


頭痛でつらい症状がある時は神経内科や
脳神経外科で実に詳しい専門医に診てもらう
ことが適切な治療を受けるに近道です。




■慢性頭痛の治療について


「中川久美さん」


まずは頭痛という身近な症状を自分も周囲も
病気と受け止めて、適切な診断をしてくれる
専門医などの診察を受けることが大切です。


正しい診断を受けたら次は治療です。



「ナレーション」

慢性頭痛の治療は頭痛のタイプによって
変わります。緊張型頭痛は心と身体の緊張を
ほぐすことが治療の基本です。


マッサージでもみほぐしたり、のんびり湯船
につかって温めたり、血行をよくして
ストレスの解消に努めましょう。


枕の高さを調節するなど、肩こりを招く
原因となりそうな点を生活の中で
改善することも大切です。


それでもつらい症状が取れない場合は
薬による治療が行われます。


症状に合わせて痛みを和らげたり、
筋肉をほぐしたり、精神的な不安や緊張を
取ったりする薬が使われます。


片頭痛と群発頭痛は薬による治療が中心です。


どちらも頭痛が起こった時に広がった血管を
元に戻す作用があり、トリプタン製剤と
呼ばれる特効薬が使われます。


頭痛の回数が多かったり、症状が重かったり
する場合は予防薬も併せて使われます。


頭痛が起こる前は、いったん脳の血管が
縮みますが、それを予防することで頭痛の
回数を減らしたり、症状も軽くしたり
することができるのです。


片頭痛は体調やストレスのほか食べ物などが
きっかけで引き起こされることもあります。


血管を広げる作用がある
お酒やチーズなどの発酵乳製品、
チョコレートなどは注意が必要です。


自分の頭痛が何をきっかけに起こるのか知り
それらをできるだけ避ける生活を
送ることも大切です。



「中川久美さん」

実際、治療が始まってみて今いかがですか?。



「男性患者さん」

そうですね、まぁ月に一度、
いつも先生に頂いているお薬をもらいに
くるだけなんですけど...


実際に診察と言っても、でもその薬がある
おかげで、今、普通に仕事がしていられる。


普通に生活できるようになっているところ
ではかなり助かっています。



「女性患者さん」

やっぱり相談に親身に乗ってくれるので、
すごくありがたいなと思います。


自分で生活習慣もなるべく変えるようには、
野菜とかも嫌いだけど頑張って食べるよう
にして、前よりはいいと...


家族にも良くなったんじゃないかと
言われるようになりました。



「中川久美さん」

辛い頭痛があっても
我慢している人が多いですよね。



「石原哲也先生」

そうですね。頭痛って、命にかかわるもの
ではないですから、なかなか病院にかから
ない人が多いんですね。


でも病院にかかって、専門医の先生と話して
みると、いろいろなことが分かったり、
生活の質も上がると思うんですね。


頭痛さえ取れれば、大変なことがなくなる
わけですから、みんな笑顔になる
わけじゃないですか...


それが一番いいわけで、だから頭痛で困っ
ていたら、我慢しないこと、ちゃんと
治してほしいと思います。



「中川久美さん」

身近な病気であるからこそ、正しい治療で
症状を改善させることができれば、日々の
生活は格段に快適になるはずです。


まずは正しい知識を持って
頭痛と向き合いましょう。


なお、慢性頭痛に関する情報は、
読売新聞の医療サイトヨミドクターでも
ご覧いただくことができます。


ぜひご覧ください。


それでは、また来月お目にかかりましょう。


次回は日本人のがんの中では患者数が
二番目に多いい大腸がんがテーマです。


大腸がんとはどんな病気なのでしょうか?。




今回の動画はここまでとなっています。


社会的にきちんと慢性頭痛の恐ろしさを
認識していなので、啓蒙活動が必要です。


そのまま放置すると、
ストレスだけが一方的に大きくなり、
うつ病などの精神疾患を患う可能性がある
ので、しっかり治療する必要がありますね。



いつも本当にありがとうございます。

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