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今回ご紹介させていただく動画は、
福島中央テレビの番組「福島ドクターズTV」
「成人喘息」を特集しています。


今現在、成人喘息に苦しめられている方が
急速に増えている中で、正しい治療が受け
られないといった問題が起こってます。


おかしいと思って病院に足を運んでも、
単なる風邪と診断されてしまうからです。


喘息は医学が進歩したことによって、
早い段階で治療すれば、正常な人たちと
まったく同じ生活を送ることができます。


今回の動画では、ぜんそくの症状、原因、
治療なども分かりやすく解説してます。


今回の動画も15分以上ありますので、
非常に長いですが、お時間のあるときに
ご覧いただければ幸いです。
 
 
 

 
 
 
■成人喘息とは?


「中川久美さん」

みなさんこんにちは。


「見る、知る、学ぶ」福島ドクターズTV、
ナビゲーターの中川久美です。


ご自身のことはもちろんですが、
家族や周りの大切な人たちの健康って
とっても気になりますよね。


この番組では、身近な病気について
専門のドクターにお話を伺いながら、
地域の医療情報など健康に役立つ様々な
情報をお届けしてまいります。


さて、季節の変わり目に
せきが続いたり、息苦しさを感じたり
することはありませんか?。


それはもしかしたら
この病気の症状かもしれません。


今回のテーマはこちら、「喘息」です。


日本のぜんそく患者は現在、
400万人以上いて、
その数は年々増えていると
言われています。


ぜんそくというと子供が患う小児喘息を
思い浮かべる方が多いかもしれませんが、
実は大人になってから突然発症
する人が多い病気です。


今日はこの大人のぜんそく
「成人喘息」について見ていきましょう。



「ナレーション」

喘息は空気の通り道である気道に炎症が
起きそれなら慢性的に続く病気です。


炎症を起こした気道は通常より狭く
刺激に対して過敏になっているため

冷たい空気を吸い込むなどちょっとした
刺激でさらに狭くなって呼吸が
苦しくなってしまいます。


突然の発作は時に、
命にかかわることもあります。


郡山市の「坪井病院」理事長
坪井永保先生にお話を伺いました。




■ぜんそくの原因とは?


「中川久美さん」

なぜぜんそくになるんでしょうか?。



「坪井永保先生」

喘息は気道が炎症を起こすと
いうふうに言われています。


そのメカニズムは、まだはっきり
分かってはいないんですけれども、
ある程度体質が影響するという
ふうに言われてますね。


その体質があって、なにかのきっかけで
スイッチがぽんと入ると喘息になると
いうふうに言われていて...



「ナレーション」

ダニやホコリ、風邪、たばこ、
気象の変化、喘息は体質に様々な要因が
複雑に絡み合って発症します。



「中川久美さん」

何かアレルギーとか
思ってらっしゃるんですか?。



「70代女性患者」

(アレルギーは)別にないんですよね。



「ナレーション」

小児喘息の九割は、
ダニやホコリなどのアレルギー物質が
発作の原因とされていますが


成人喘息は、
それ以外の要素が原因となる
ケースが多いといいます。


例えば夫婦ゲンカをした後に、
奥さんが急に発作を起こすとか


あとお母さんが子供を叱りつけた後に
急に発作が起きるとか


そういったものは
恐らくストレスであるとか、
精神的な興奮がきっかけに
なってると思います。


そういった方々にはもちろん、
お薬による治療も大事なんですけれども、
カウンセリングですね


心理療法とか、
そういったカウンセリングを
受けていただくだけでも


非常に発作の頻度を
減らすことができたという事例を
経験しておりますので


成人のぜんそくというのは、
非常にそのきっかけは多岐に
わたるというふうに考えられます。



「ナレーション」

ストレスや過労なども
発作を起こす原因といわれていますが


成人喘息の発症のピークは
四十代から六十代、家庭に仕事に、
まさにストレスの多い年代です。


成人喘息はアレルギー体質のある人も
ない人も誰もが成り得る病気なのです。



「中川久美さん」

もちろん成人喘息もダニやホコリなどに
対するアレルギーが原因となる
場合もありますが


多くの場合、原因がはっきりしない
というのが特徴です。


続いては気をつけるべき
症状を詳しく見ていきます。




■成人喘息に苦しむ患者の体験談


「70代女性患者」

坂道を上ったり、
こんなにお話したりすると
ヒュー、ハァーヒュー
となって大変なの。



「40代男性患者」

ずっと息苦しい状態が続くというか、
押さえてないと咳をし出すと...


ずっとそれが
比較的長時間続くような
状態になります。



「70代女性患者」

咳は出るし、体はだるい、咳が出るから
ご飯が食べられないんですよね。

これが一番つらかったね。




■咳ぜんそくについて


「ナレーション」

喘息には様々な症状がありますが、
主なものは長引く咳と咳をしたときに出る
痰、夜中や明け方の息苦しさなどです。


息をするとヒューヒューゼーゼーと
音がすることも多いようです。


風邪をひいたことがきっかけで
ぜんそくになることもあるため、


中にはせきが続いても
風邪が長引いていると思ってしまう
人も少なくありません。


また、最近は喘息とは区別され、
咳ぜんそくと呼ばれる病気も
増えているといいます。



「中川久美さん」

咳ぜんそくというのは
どういう病気なんでしょうか?。



「坪井永保先生」

はい、咳ぜんそくは近年非常に有名に
なってきた病態なんですけれども


通常の喘息は多分皆さん
ゼーゼーヒューヒューいって
痰が出るということを
お考えになると思うんですが


咳ぜんそくの場合には
非常に痰が絡まないような
乾いた咳が慢性的に続く


例えば電話でお話をするときに、
最初の一呼吸のときに咳き込んでしまう


働き盛りの方々に多い、
オフィスで働いている方で
慢性的に咳が続くという方は
咳ぜんそくである場合が
非常に多いですね。




■ぜんそくを見分けるポイント


「ナレーション」

発作的に激しい咳が出たり、
市販の咳止め薬では効果がなかったりする
点もぜんそくととてもよく似ています。


咳ぜんそくはきちんと治療すれば
すぐに治せる病気ですが


そのまま放置しておくと、
本格的なぜんそくになってしまう
恐れもあるので注意が必要です。


咳ぜんそくも、ぜんそくも
早期発見のポイントになるのが
長引く咳、咳が二週間以上続く時は
なるべく早く医療機関で受診する
ことが大切なのです。



「中川久美さん」

早期発見は、あらゆる病気に共通する
重要なポイントですが、


ぜんそくには診断の難しさという
問題もあるようです。




■なぜ喘息の診断は難しいのか?


「中川久美さん」

咳が出始めてから、どのくらいの期間...



「70代女性患者」

1年くらい(咳が続いた期間)はあったね。


その間も、近くの病院や
いろんな病院を歩きまわって


診察してもらったけど、
みんな風邪です、何でもないです。


ただ風邪ですよといわれただけで


そこでここに来た時に先生に
「ぜんそくですよ」と言われて


あぁ、でも病気が見つかって
良かったと、そのときホッとしたね。



「中川久美さん」

長引くせきには
様々な原因が考えられるため、
診断そのものが難しいことに加え
喘息は日中症状が軽くなっている
ケースが多いため、見逃されてしまう
こともあるようです。


内科でも呼吸器に詳しい専門医に
診てもらうこと早期発見の近道です。


ぜんそくは早く見つけて
しっかりと治療をすれば
十分コントロールできる病気です。


この後いまだに誤解も多いぜんそくの
治療についてお伝えします。




■ぜんそくの治療について


「ナレーション」

ぜんそく治療の柱は薬物療法です。


様々な種類の薬がありますが、
大きくは発作を予防する薬と発作を
止める薬に分けることができます。


かつて喘息は突然気道が狭くなり、
発作が起こると考えられていたため、
光線が起こったときだけ薬で気道を
広げる治療が行われていました。


しかしぜんそくの人は発作がないときでも、
慢性的に気道が炎症を起こしている
ことが分かったため...


現在は発作そのものを起こさないよう、
予防する治療に重点が置かれています。


中心になっているのは「吸入ステロイド薬」
ぜんそく治療に使われている薬の中で
最も炎症を抑える効果が高い薬です。


この薬を使うことで気道の炎症が静まり、
病状のコントロールができる
とされています。


しかし、実際に使っている人は
まだ少なくヨーロッパ各国では30%
前後の患者が使用しているのに対し


日本は18%にとどまり、
小児ぜんそくに限ると、
わずか八%です。



「中川久美さん」

ステロイドという響きがやはり抵抗感を
生んでしまうんでしょうか?。



「坪井永保先生」

そうですね。


それは患者さん側だけではなくて、
お医者さんのほうにもそういう抵抗感を
持ってるお医者さんもいらっしゃいます。


ただ喘息で使う
ステロイドの吸入は、
全身にどんどん吸収されていく
わけではなくて...


局所にだけ作用する
タイプのものですので
全身への副作用は、ほとんど
気にしなくてもいい


ですから安全に使える薬だと
思ってください。




■ステロイド薬は危険ではない?


「ナレーション」

ステロイドはよく効く反面、
さまざまな副作用が怖い薬という
イメージが定着していると言われます。


しかし、全身に吸収される
飲み薬などと違い...


吸入薬は、ごく少ない量が
直接気管支に届くため


それ以外への影響はほとんどありません。


逆に吸入ステロイド薬を使わないことで
喘息の発作による死亡率が高まる
というデータもあります。


薬の効果が表れるまで
しばらく時間がかかることから、
使うのをやめてしまう人も
少なくないといいますが


症状がないときでも毎日継続して
使うことが大切です。


また、この吸入ステロイド薬と
併用して使われるケースが多いのが
気道を広げる薬です。


中心はやはり副作用の少ない吸入薬です。


喘息の発作が起きたとき速やかに気道を
広げて呼吸を楽にする働きがありますが
普段から発作の「予防薬」として
使われることもあります。


最近は吸入ステロイド薬と気道を
広げる薬を一つにした合剤も
増えてきました。


別々に使う煩わしさがなくなるうえ、
2つの薬を同時に使うことで薬の相乗効果
が高まると期待されています。




■ステロイド薬の効果について


「40代男性患者」

口の方から吸入するだけです。


それだけです。はい。



「中川久美さん」

それで症状は全然違います?



「40代男性患者」

そちらを使うように
なってからは発作も全然なく...


日常の元の生活が送れています。



「70代女性患者」


ぜんそくでもね私ね、
ゴルフやるんです。


今はカートに乗ってやるから
大丈夫なんですよね、歩くのも


大変な時もありますけど、
ぜんそくと付き合って


私なんでも挑戦しますから、何でも...



「中川久美さん」

やはりきちんと治療を続ける
ってことが大切なんですね。



「坪井永保先生」

ぜんそくという病気は、
昔は体育の授業を休んだりとか、
なんとなく暗いイメージの伴う
病気でしたけども


今は100%近く治る病気と言うふうに
考えていただいていいと思います。


運動も普通の人と同じようにできる。


ぜんそくという病気は
決して暗いイメージを持たず
かつ怖からず...


先生の言うことを
やはりきちっと守って
パートナーシップを十分とっていきながら
治療することで日常生活を本当に正常の人
と同じように送れますから


その辺を念頭に置いていて、
喘息の方は治療に向かって下さい。はい。




■夏から秋にかけてが要注意!


「中川久美さん」

これからの季節は
気圧や気温の変動が大きく
夏に活動していたダニの死骸も増えるため
喘息の発作が起こりやすくなります。


新たにぜんそくを発症する人が多くなる
のも九月と十月ということですから
十分おつけてくださいね。


なお、ぜんそくに関する情報は読売新聞の
医療サイト「ヨミドクター」でも
ご覧いただくことができます。


是非御覧になってください。


それでは、また来月お目にかかりましょう。




今回の動画はここまでとなっています。


私は幼少のころに必ず秋から冬にかけて、
喘息の発作に苦しめられてました。


当時は今のように治療法が確率されていな
かったため、本当に大変でした。


現在はお薬による治療が中心です。


早く受診すればするほど楽になりますので、
咳に苦しめられている方は是非
専門医受診しましょう。



いつも本当にありがとうございます。

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