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今回ご紹介させていただく動画は、
福島中央テレビの番組「福島ドクターズTV」
「心筋梗塞」を特集しています。


心筋梗塞は、血管の壁にこびりついた脂の
かたまりが血管を破裂させてしまうことに
よって生じる危険な病気です。


この病気の怖いのは、ある日突然発症する
点でして、救急車を呼んでも30%以上の
方は病院に到着するまえに死亡します。


今回の動画では、心筋梗塞の症状、原因、
救命処置、治療なども解説してます。


今回の動画も15分以上ありますので、
非常に長いですが、お時間のあるときに
ご覧いただければ幸いです。
 
 
 

 
 
 
■心筋梗塞とは?


「中川久美さん」

みなさんこんにちは。


「見る、知る、学ぶ」福島ドクターズTV、
ナビゲーターの中川久美です。


自分のことはもちろんですが、
家族や周りの大切な人の健康って
とっても気になりますよね。


この番組では、身近な病気について
専門のドクターにお話を伺いながら
健康に役立つさまざまな情報を
お届けしてまいります。


さて、これからの寒い季節に特に注意が
必要なのがこちら「心筋梗塞」です。


心筋梗塞で亡くなる人は
11月から3月の寒い時期に増え、
一月が最も多くなっています。


心筋梗塞は前触れもなく突然症状が出て、
多くの場合命に関わる恐ろしい病気です。


まずはそのメカニズムを見ていきましょう。



「ナレーション」

心臓は血液を全身に送り出す
ポンプの役目を果たしていますが


同時に「冠動脈」と呼ばれる専用の血管
を使って心臓そのものに酸素や栄養を
含んだ血液を送っています。


心筋梗塞はこのを冠動脈が
血の固まりで詰まり、血液の流れが
止まってしまう病気です。


血液が止まると心臓の筋肉が動かなくなり
全身に血液を送り出せなくなって
最悪の場合、命に関わります。


郡山市の星総合病院で心臓病センター
循環器内科部長の清野義胤先生に
お話を伺いました。




■心筋梗塞の原因とは?


「中川久美さん」

なぜ心筋梗塞になるんでしょうか?。



「清野義胤先生」

やはり動脈硬化を起こすような
元になる病気があります。


例えば肥満があって、血圧が高くてですね
中性脂肪が高い、あるいは血糖が高いと


そこにタバコも吸ってると、そういった
悪い生活習慣が重なる事によって心筋梗塞
という病気が突然やってくるわけです。



「ナレーション」

必ずといっていいほど心筋梗塞とセット
になっているのが「動脈硬化」です。


動脈硬化になると、
血管そのものが狭くなったり、
血管の壁に脂がたまったりして
破れやすくなります。


そして何かの拍子に血管が破れると
そこを修復しようと血小板が集まり、
一気に血の塊を作って血管を
詰まらせてしまうのです。


最近は食生活の欧米化が進んだことで
三十代や四十代の比較的若い年代で
心筋梗塞が増える傾向にあります。




■心筋梗塞はこんなときに起こりやすい


「中川久美さん」

どんな時に起こりやすくなるんですか?。



「清野義胤先生」

例えば暖かい所から冷えた所に急に出る
などの急激な気温の変化、あるいは
ストレスが重なっている時ですね。


そういうときには血圧の変動は
もう激しいわけです。


その時に血管にストレスがかかって
血管の壁に溜まってる脂の塊ですね、
それが破裂して心筋梗塞が
突然発症するわけです。



「中川久美さん」

心筋梗塞は体が活動の準備を始めるために
血圧が高くなる朝の時間帯に起こり
やすいとも言われています。


肥満やたばこなどの習慣、気温の変化、
朝の血圧など日常生活と深い関わりのある
心筋梗塞は誰もが成り得る病気なのです。




■心筋梗塞を患う患者の体験談


「中川久美さん」

症状が起きた時っていうのは、
どんな感じだったんですか?。



「60代女性患者」

もう胸と背中が痛くて、横にもなれないし、
立っててもひどいし、洋服が触っても
痛いような状態だった。



「50代男性患者」

もうなんか玉の汗が流れるっていうか、
冷や汗みたいなあれが流れてきたもんで


そうしたらば、だんんだんあの胸焼けって
いうか、その喉にちょっと詰まる
ような感じしたもんですから...



「40代男性患者」

急になんかこう冷汗かいて、
胸が苦しくなりだして、なにか常にこう
胸の上に何か重石、重りがこう乗っている
ような感じで、どんどんこう押されて
いる感じなんです胸が。



「ナレーション」

心筋梗塞の典型的な症状は突然の胸を
締め付けられるような激しい痛みです。


肩の痛みや胃の不快感などの場合も
ありますが、冷や汗を伴った痛みや
苦しさが15分以上続きます。




■心筋梗塞が発症した場合の救命率とは?


「中川久美さん」

普段からちょっと息苦しさを感じるとか
そういうことがあったわけではなくて...



「40代男性患者」

私は突然でしたね、はい。



「ナレーション」

心筋梗塞のおよそ四割は何の前兆もなく
突然症状が現れるといいます。


そして一度発作が起こったら一刻も早く、
医療機関に行くことが大切です。



「清野義胤先生」

自分の車で病院まで来て、
意識をなくしてしまったんですけども


たまたま病院の目の前で、
そうなったんで、助かったという、
そういうこともあるんです。


ですから冷や汗をかくようなね、
今までに経験したことのないような
とんでもない症状が起きた場合には、
遠慮せずに救急車を呼んで来てもらいたい


そうしないと突然死を
減らすことはできないですね。



「ナレーション」

すぐに病院に運んで適切な治療をする
ことが出来れば救命率は95%
と言われています。


しかし、心筋梗塞のおよそ3分の1は
病院に到着する前に亡くなっています。


こちらは心臓や呼吸が止まってからの
時間の経過と「死亡率」の関係を
表したグラフです。


心臓が止まってから何の処置もしないと
3分で救命率は50%まで下がり、
6分を過ぎると、ほぼ0%。


呼吸が止まってからは10分で
「救命率」は50%になってしまいます。



「中川久美さん」

救急車が到着するまでの時間は全国平均で
およそ8分と言われます。


それまでの間、
その場に居合わせた人が
どう行動できるかで結果が
大きく変わります。


目の前に心筋梗塞で倒れてしまった人が
いた時どうすればいいのでしょうか?。


このあと覚えておきたい救命処置の方法と
心筋梗塞の治療についてお伝えします。




■心筋梗塞の救命処置について


目の前の人が心筋梗塞で突然倒れて
しまったらどうすればいい
のでしょうか?。


星総合病院で救命処置のインストラクター
を務める看護師の林成洋さんに
教えていただきました。



「林成洋さん」

まずは応援を依頼してください、はい。
で応援を依頼する内容は


「119番をお願いします」
と依頼してください。


もし周りに誰もいないような場合は自分で
119番通報をして、応急処置に入ります。



「ナレーション」

声をかけても反応がなく、
呼吸もしていない場合は、
すぐに心臓マッサージを始め
なければいけません。


押す場所は、胸の真ん中、
乳頭と乳頭の間ぐらいのところです。


手のひら全体で押すと
力が分散してしまうので、
親指の付け根の部分だけを使います。



「林成洋さん」

このように当てて五cm以上
しっかりと押すようになります。


胸をしっかりと押したらしっかりと戻す。



「中川久美さん」


胸の厚みの三分の一が沈むように
強く速くをします。


私も体験してみました。



「林成洋さん」

肘を伸ばして、
体もちょっと前にもってって、
まっすぐ五センチ、はい1,2....。


がんばって押してください。
それを1分間に100回のリズムで



「中川久美さん」

5センチ以上押し込むには
相当な力が必要です。


このマッサージを救急車が来るまで
絶え間なく続けます。



「林成洋さん」

どうですか、こう押してみて...



「中川久美さん」

結構大変ですよね。



「林成洋さん」

大変ですよね。はい、
なのでやはり一人で助けるっていうのは、
非常に大変になってきます。


近くにいる人に代わってもらったりとか、
応援をお願いするっていうのは
非常に大事になってきますね。




■「AED」の特徴について


「ナレーション」

こうした場面で威力を発揮する
機械が「AED」です。


AEDは心臓の筋肉がけいれんし、
血液を全身に送ることができない
「心室細動」の状態になった時に
心臓に電気ショックを与え、
正常な状態に戻します。


AEDは駅など人の集まる公共施設に
多く設置されています。


電源を入れると音声案内が流れるので
それに従えば初めての人でも
簡単に使うことができます。


電気ショックが必要な状態か
どうかは機械が判断してくれます。



「林成洋さん」

感電しないように
体に触れてないことを確認して、
離れてくださいというのを確認して
ショックボタンを押します。



「ナレーション」

ショックボタン押したら
再び心臓マッサージを救急車が
来るまで続けるのです。



救命処置の方法は決して
難しいというわけではありませんが


緊迫した場面に落ち着いて
正しい行動をとるには心臓マッサージや
AEDの使い方など、実際に体験しておく
ことが大切だと感じました。


皆さんがお住まいの地域の消防署でも
救命処置を学ぶ講習会が定期的に開かれて
いますので、問い合わせてみてください。


さて、救命処置で
救急隊につないだ命、
心筋梗塞はどんな治療が
行われるのでしょうか?。




■心筋梗塞の治療について


「ナレーション」

三本ある心臓の冠動脈が
すべて詰まっているなど、症状が重い
場合は血液の新しい通り道を作る
バイパス手術が行われます。


そこまで重症でない場合、
治療の中心になるのはカテーテル
という細い管を足や手首の動脈から
入れて冠動脈の詰まった部分を
再開通させる方法です。


詰まった部分にステントと呼ばれる
メッシュ状の金属の筒を入れて
血管を押し広げます。


ステントはそのまま血管の中に残すので
血管が広がった状態を内側から支える
形で保つことができるのです。


最近はステントを入れた所が
再びつまらないよう血の塊ができるのを
防ぐ薬をコーティングしたステントも
開発されています。



「50代男性患者」

しばらく休んでいたら、妻がたまたま
買い物から帰ってきて...


「あんた顔色悪いよ」と、
「とりあえず病院行ってみましょう」
といわれて初めて病院に向かったんです。


妻の運転で、診察室に入ったら即、寝台車
で運ばれまして、手術室に行ったので、
自分では何がなんだか分らない状態。


もう少し、あと何分かしていたら、
あなた命なかったよと言われましたね。




■あれっと思ったら迷わず病院へ!


「中川久美さん」

一刻も早くっていうことが
やはり大切なんですね。



「清野義胤先生」

そうですね。ですからいつもと違う症状が
あったら迷わず救急車を呼ぶことです。


病院にたどり着けば色んな対応が
できますのでね、100人中95人は、
助けることが出来ます。


今の現状として、病院にたどり着かないで
亡くなる人を減らすということが
一番の課題ですので


社会全体の認識を高めるっていうことが
一番重要だと考えております。



「中川久美さん」

心筋梗塞は、いつ自分の身に
襲いかかるか分かりません。


そしていつ自分の目の前で誰かが倒れて
しまうことになるかもしれない病気です。


日頃から病気の予防に心がけることは
もちろんですが、いざというときに命を
守る行動を取れるよう最低限の知識は
持っていたいですね。


なお、心筋梗塞に関する情報は読売新聞
の医療サイト「ヨミドクター」でも
ご覧いただくことができます。


是非御覧になってください。


それでは、また来月お目にかかりましょう。


食べたあとに胃がムカムカする
ことはありませんか?。


次回はこのところ増えている
「逆流性食道炎」がテーマです。


逆流性食道炎とは
どんな病気なのでしょうか?。




今回の動画はここまでとなっています。



病院へ到着すれば、90%以上助かると
されるぐらい、医療の技術は向上してます。


どんなに健康だからといっても、40歳を
過ぎたら生活習慣の改善が非常に重要です。



いつも本当にありがとうございます。

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