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今回ご紹介させていただく動画は、
福島中央テレビの番組「福島ドクターズTV」
「食中毒」を特集しています。


基本的に食中毒は毎年夏に多いわけですが、
今回の動画をご覧いただければ


いかに普段の生活の中に「発症リスク」が
潜んでいるか、お分かり頂けると思います。


今回の動画では、食中毒の、原因、予防
治療などについて解説してます。


今回の動画も15分以上ありますので、
非常に長いですが、お時間のあるときに
ご覧いただければ幸いです。
 
 
 

 
 
 
■食中毒とは?


「中川久美さん」

みなさんこんにちは。


「見る、知る、学ぶ」福島ドクターズTV、
ナビゲーターの中川久美です。


ご自身のことはもちろんですが、家族や
周りの大切な人たちの健康って
とっても気になりますよね。


この番組では、身近な病気について
専門のドクターにお話を伺いながら


地域の医療情報など健康に役立つ
さまざまな情報をお届けしてまいります。



「中川久美さん」

さて、毎日ムシムシと暑い日が続いて
いますが、気温が高くなってくると
心配なのがこちら「食中毒」です。


食中毒の発生場所で一番多いのが
飲食店で全体の五割ほど...


二番目は家庭で全体の一割程度ですが...


家庭の場合は食中毒と気づかないことも
あるため、実際にはもっと多いと
考えられています。


この身近にある食中毒まずはどんなものが
原因になるのか見ていきましょう。



「ナレーション」

食中毒は細菌やウイルスがついた食べ物を
口にすることで下痢や発熱、腹痛、おう吐
などの症状を引き起こします。


原因となる菌やウイルスは
相当な数がありますが、このうち
最も多いのは「カンピロバクター」
による食中毒です。


カンピロバクターは家畜の腸にいる細菌で
鶏肉や牛レバー、飲料水などを
汚染して人に感染します。


症状が出るまでに二〜三日ほど
かかるのが特徴です。

また、よく耳にする「サルモネラ」
は主に肉や卵につく菌です。


発症までの時間は8時間から48時間と、
カンピロバクターより少し短くなります。


そして最近ニュースによく登場する
腸管出血性大腸菌(O-157、O-111)
など主に牛の腸にいる細菌で生レバーや
ユッケなど肉を生で食べる
ことで感染します。


毒素が強く、抵抗力の弱い子供やお年寄り
が感染すると命にかかわることもあります。


こうした食中毒が多いのは
やはり夏というイメージがあります。


郡山市の太田西ノ内病院 感染管理対策室
室長 松本昭憲先生にお話を伺いました。




■食中毒の原因とは?


「中川久美さん」

なぜ食中毒っていうのは
夏に多くなってくるでしょうか?。



「松本昭憲先生」

そうですね冬はウイルス感染で食中毒が
多いんですけれど...


夏場の高温多湿のこの環境というのは、
細菌が増殖しやすい環境なので


それで夏場には「細菌感染」による
食中毒が増えてきてしまいます。



「ナレーション」

夏は食べ物が腐りやすく、それが原因で
お腹を壊すケースが増えます。


注意しなければならないのは
そうした食べ物の腐敗と食中毒は
根本的に違うという点です。


食べ物が腐ったときは臭いや味の変化で
気づくこともできますが


食中毒は食べ物に菌などがついて触れる
ことが原因なので、見た目や臭いに
ほとんど変化は現れません。


変な味や匂いがしないから
大丈夫と甘く見るのは危険なのです。



「中川久美さん」

食中毒の主な原因や注意点を
ご覧いただきました。


食品の管理扱いに注意を払わなければ
ならない季節を迎えています


今年は震災や原発事故の影響で、
より食中毒のリスクが高まっています。




■避難所の厳しい環境


「ナレーション」

福島市の東総合運動公園では
南相馬市や浪江町の方を中心に現在も
およそ五百人が避難生活を送っています。


こちらでは六月の中旬から朝食は暖かい
食事が提供されるようになりました。



「避難所で生活する人」

冷たいものとか多かったんですけど、

暖かいもの、ご飯とお味噌汁が
出るだけでも全然違いますね。



「ナレーション」

避難している皆さんのリクエストに
応えた取り組みですが、食中毒の
予防も目的の一つです。


一方、富岡町や川内村の方を中心に
およそ五百人が避難生活を送る郡山市
のビックパレットふくしまでは...


食堂などの設備がないため、
パンや弁当の配布が続いています。


多くの人は通路や寝起きをする
スペースで食事を取っていて、
食品を保管する個人の冷蔵庫
などはありません。


そんな環境の中で食べきれなかった
食品を溜め込んでしまう人が
少なくないといいます。



「避難所の職員」

どうしても最初はひとりひとり
(おにぎり)1個を確保するのも
やっとだったですからね。


ですから、最近になって支援物資が
豊富になってきたもんですから


でもやっぱり自分である程度とりおき
して確保しておきたい、大事にしたい
思いはあるようですね。



「館内アナウンス」

食中毒の発生が
心配な時期になっています。


食品は消費期限を確認し、
期限内に食べましょう。


お弁当やパン、
炊き出しの食べ物は
とっておかないようにしましょう。



「救護所職員」

救護所です。


不要になった食品回収します。


大丈夫ですか?


暑くなってきたのでね、
もしぎりぎりのものありましたら
よこしてください。回収します。



「ナレーション」

こちらの避難所では、
週に二回食中毒への注意を呼びかける
館内放送を流し、看護師さんが一人一人
に声をかけながら、期限が切れた
食品の回収を行っています。



「救護所職員」

そちらのパンとか日にちが切れてるんなら
もう捨てちゃった方が...


もう過ぎてますね。


こちらも今日まで。


どうします?



「避難所で生活する人」

じゃあこれは置いとくべ



「救護所職員」

じゃあ明日にでも食べちゃって下さいね。



「中川久美さん」

だんだんやっぱりこう暑くなってきている
というのは感じてきている...



「救護所職員」

そうですね。


ましてこの部屋なんか空調が
ちょっとよろしくないみたいなので
やっぱり痛むものはちょっと早いのかなと


(食品の)期限が余裕があっても、
やっぱり食べないのであれば、早めに回収
や処分は考えて頂かないとダメなのかなと
いうふうに思いますね。




■食中毒リスクが高い環境とは?


「ナレーション」

福島県が置かれている
今の状況は、中毒のリスクが高いと
松本医師も指摘します。



「松本昭憲先生」

避難所だったり、旅館だったり、
集団生活するということが、
例年と違って明らかに増えている


そうすることによって
みんなで同じものを食べる


あるいは、水回りの環境が
十分でなかったり


そういったことで例年以上に
やはり今年は福島県は食中毒を気をつけ
ていかないといけないと思いますね。



「中川久美さん」

六月の上旬には県内の避難所で炊き出しが
原因とみられる食中毒が発生しました。


どうすれば避難所はもちろん、
家庭でも食中毒を防ぐことが
できるのでしょうか?。


この後誰でもできる予防の
ポイントなどをお伝えします。




■食中毒を予防するポイント


「中川久美さん」

食中毒の予防で一番気をつけなければ
いけないことはなんですか?



「松本昭憲先生」

そうですね。

とりあえず手洗いと
加熱処理の2つだと思います。



「ナレーション」

手洗いだったらちゃんとやっているよ
という皆さん本当にできていますか?。


松本先生は部屋のドアノブや冷蔵庫の
取っ手など多くの人が触る場所はトイレ
の便座よりも汚れているといいます。


目に見えなくても手には
たくさんの菌がついているので
きちんと洗わずに調理をしたり食事を
したりすると食中毒のリスクを高めます。


予防のためにも手洗いは欠かせませんが、
1,2,こんな風にあっという間に済ま
せてしまっている人が意外と多い
んじゃないでしょうか。




■手洗いの重要性について


「松本昭憲先生」

皆さんの手洗いを見ていると
せいぜい15秒ぐらいですよね。


それではもう全然だめですね。


水道水でいいですから、
最低90秒一生懸命洗って
いただければ十分です。


長いかもしれませんけど、
90秒必ず洗ってほしいです。



「ナレーション」

現実的にはなかなか難しい
かもしれませんが、思った以上に
手洗いには時間をかけないとダメという
ことを覚えておきましょう。


こちらは手洗いがきちんと
できているかを調べる装置です。



「松本昭憲先生」

特殊なクリームを塗って頂いて
それで中川さんの手洗いがどのくらい
できているかチェックします。



「中川久美さん」

なんか怖いような。



「松本昭憲先生」

大丈夫です。

これを両手にのばしてください。



「ナレーション」

クリームを汚れに見立てて、
洗い残しがないかを調べます。


いつもより念入りに洗いましたが...。



「中川久美さん」

自信あります。


「松本昭憲先生」


はい見してください。



「ナレーション」

特殊なライトをあてると、
洗い残した部分が青白く
浮かび上がります。



「松本昭憲先生」

意外と残ってますよね。



「中川久美さん」

ほんとだ。



「松本昭憲先生」

そうなんですよ。

爪の周りはね、
意外と洗い残しが多いんですよね。



「ナレーション」

指と指の間も洗い残しが
多いことが分かります。



「松本昭憲先生」

あれだけ一生懸命洗ったつもりでも、
こんなに汚いんですね。



「中川久美さん」

意外と洗えてないもんなんですね。




■食中毒を防ぐための調理法とは?


「ナレーション」

食中毒を防ぐために特に気をつけたいこと
もう一つは食材の加熱です。


殆どの菌は熱に弱いので十分に加熱を
すれば食中毒を防ぐことができます。


目安は食材の中心部の温度が七十五度で
一分以上とされていますが


これはなかなかわかりにくいので中まで
しっかり火を通すことを心がけて下さい。


また肉や魚を下ごしらえするときにも
気をつけたいことがあります。



「黒澤広子さん」

鶏肉とかお魚には
食中毒菌が必ず入っているので、
下ごしらえする時にこの汁とか液が
野菜に飛び散らないようにということで、
先に準備した生野菜とか...


そういったものは別の所に置くとか
離してから、お肉とかお魚を下準備して
いただきたいと思います。



「ナレーション」

まな板や包丁などの調理器具も食材を
変えるごとに、しっかりと洗いましょう。

熱湯を十分にかけて
消毒することも大切です。




■食中毒になった場合の注意点


「中川久美さん」

いったん火を通したものでも長く室内に
置けばいろんな菌が増えてしまい
ますので注意が必要です。


では、もし食中毒と思われる症状が出て
しまったらどんなことに気をつければ
いいのでしょうか。



「松本昭憲先生」

これから夏場になりますので、
それでなくても、脱水傾向になりやすい
ので食中毒になったことによって


下痢、嘔吐が進行して、
ますます脱水症状が酷くなります。


はい、それを改善するためには
スポーツドリンク等の、電解質を含んだ
水分をまめに取って頂くのが一番ですね。



「中川久美さん」

なるほど。

あの家にある下痢止めのお薬なんかで、
飲んで抑えようっていうこともあるかと
思うんですけど、どうですか?。



「松本昭憲先生」

そうですね。あまり安易に
飲んでほしくないんですね。


例えばO-157のようなベロ毒素を
産生するような食中毒のタイプは


下痢止めを飲むことによって
体内の毒素が貯められてかなり症状
が悪化するということがありますので


あまり安易に下痢止めを飲んで
ほしくないと思ってます。



「中川久美さん」

症状がひどいときには自分で判断せず、
早めに医療機関にかかることが大切です。


特に抵抗力の弱いお子さんやお年寄りの方
などは症状が重くなることもありますので
十分気をつけてくださいね。


なお、食中毒に関する情報は読売新聞の
医療サイト「ヨミドクター」でも
ご覧頂くことができます。


ぜひ御覧になってください。


それでは、また来月お目にかかりましょう。


次回は震災以降に症状が悪化している人も
多い高血圧がテーマです。


日本人の4人に1人は患者と言われる
国民病「高血圧」とはどんな
病気なのでしょうか?。




■食品の鮮度を保つ方法

「ナレーション」

医療サイトヨミドクターの記事を紹介する
「ヨミドクタープラス」。


気温が上がってくると、
食品が傷みやすくなりますね。


冷蔵庫に入れておけば
安心だと思いがちですが、
過信は禁物です。


食材に適した保存法で鮮度とおいしさを
保ち、無駄をなくしましょう。


女子栄養大学講師で管理栄養士の
森園広子さんによると、肉や魚はできる
だけ空気に触れさせずに密封させるのが
鮮度を保つこつということです。


スーパーの肉や魚は発泡スチロールの
トレーに乗せられ、ラップをかけられて
いるものがたと多いですね。


そのまま冷蔵冷凍保存すると、
食材が空気に多く触れて
劣化しやすくなります。


すぐ使うもの以外はラップでぴっちり
包みなおしてから冷蔵冷凍すると


鮮度がより保ての上手な保存方法は
他にもいろいろあります。


ヨミドクターのサイトで
チェックしてみてください。




今回の動画はここまでとなっています。


私には関係なと思っていましたが、
そうも言ってられない環境にあることが
わかったので、気を付けたいと思います。


とくに手洗いは大切ですね。


また、夏でも外出したら雨後外するように
しっかり心掛けたいと思います。



いつも本当にありがとうございます。

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