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今回ご紹介させていただく動画は、
福島中央テレビの番組「福島ドクターズTV」
「めまい」を特集しています。


私個人的にメニエールを患っていたことが
ありまして、慢性的にめまいに悩まされて
いましたので、非常に身近な病気です。


一度強いめまいに襲われると、また来るの
ではないかという恐怖感から、体が硬直
してしまい、不必要な緊張を生み出します。


この結果、めまいが起こりやすくなります。


今回の動画では、めまいの原因、種類
予防治療などについて解説してます。


今回の動画も15分以上ありますので、
非常に長いですが、お時間のあるときに
ご覧いただければ幸いです。
 
 
 

 
 
 
■めまいとは?


「中川久美さん」

みなさんこんにちは。


「見る、知る、学ぶ」福島ドクターズTV、
ナビゲーターの中川久美です。


さて、頭がフラフラしたり、足元がぐら
ついたり、突然めまいに襲われると
不安になりますよね。


症状は軽いものも含めれば誰もが
一度はめまいを感じたことがある
のではないでしょうか。


そこで今回は多くの人を悩ませるこちら、
「めまい」に注目します。


めまいはなぜ起こるのでしょうか、
まずはそのメカニズムから
見ていきましょう。



「ナレーション」

鍵になるのは体のバランス機能です。


私たちは目で見た情報と耳からの情報を、
そして足の裏で感じる情報を脳で
整理して体の位置や動きを感じ取り、
バランスを取っています。


耳は音を聞くだけではなく、
平衡感覚を保つ重要な役割も
果たしています。


体のバランスを保つ仕組みが正常に働く
ことで安定して立ったり


スムーズに歩いたりできますが、
その仕組みのどこかに異常があると、
うまくバランスがとれなくなって
めまいが起こるのです。


会津若松市のいがらし耳鼻咽喉科 院長で
めまいが専門の五十嵐秀一先生に
お話を伺いました。




■めまいの原因とは?


「中川久美さん」

どんな時に体のバランスが
崩れてしまうんでしょうか?。



「五十嵐秀一先生」

例えば、遊園地などで、
柱がわざと曲がっていたり、
床が斜めになっていたりする
家がありますよね。


そいう場所に行くとなにか
フワフワしますでしょ。


これは、目や足の裏で感じる
自分の位置と耳で感じる平衡感覚が
違っているので脳が混乱しちゃうんですね。


そういう状態が続くと
気分が悪くなったりするんです。


めまいは、そういう錯覚が引き起こす
ものや耳の病気、脳の病気、全身の病気
それから疲れ、寝不足、ストレスと
様々な原因で起こるんです。



「中川久美さん」

耳や脳の病気から疲れや寝不足、
ストレスまで、これだけ原因があれば
日常のありふれた症状として多くの人が
めまいを経験するのもうなずけますね。


そして、一口にめまいといっても
原因が様々なため、現れる症状にも
いろいろなタイプがあります。




■めまいに苦しむ患者の声


「中川久美さん」

めまいが起きた時って、
どんな感じになりました?



「70代女性患者」

もう歩けないの。

汗はふつふつ出る歩けないの、酷くって



「中川久美さん」

フラフラする感じ?



「70代女性患者」

そうそう。



「70代女性患者」

気持ち悪くなって、あげそうになって
ふらふら倒れそうになる。


心もとない すべてにおいて
しっかりしないんです、体が...



「70代女性患者」

朝ね目が覚めた時に
グルグルは回らないんですけど、


起き上がれないほどフラフラでトイレも
やっと、というぐらいだったんですよね。



■3つのタイプのめまいについてに


「ナレーション」

めまいは大きく3つのタイプ
に分けられます。


自分や周囲の景色がぐるぐる回る
ぐるグルグルめまい。


突然激しいめまいが起こるのが
特徴で立っていられなくなって
酷い場合は吐いてしまう
こともあります。


一方、地に足が着かないような
感じがするフワフワめまいはグルグル
めまいのような激しい症状はありませんが


長く続いたり繰り返し起こったり
する傾向があります。


そして立ち上がった時に一瞬目の前が暗く
なるような立ちくらみもめまいの一つです。


体のバランスを保つ仕組みの中でどの部分
に異常が起きたかによってめまいの
タイプは違ってきます。


しかしいくつかのタイプのめまいが
混じって現れることもあるため


原因を正しく判断するのは
簡単ではありません。




■こんなめまいは要注意!


「五十嵐秀一先生」

めまいで一番大事なのは、
危険なめまいとそうでないめまいを
はっきり分けることです。


危険なめまいというのは脳から
来るめまいで、命にかかわる
場合があるんですね。


そういう場合はめまいだけではなくて、
舌がもつれるとか、手足がしびれるとか、
意識が遠のくといった他の症状が
出てくることがあります。


ですからそういう症状があったら、
すぐに救急車で病院に行かな
ければいけません。



「ナレーション」

めまいが起こった時に激しい頭痛や
ろれつが回らないなどの
症状を伴う場合は


脳の血管が詰まる脳梗塞や脳の血管が
破れる脳出血など命にかかわる
病気が疑われます。


この場合は一刻も早く脳神経外科や
神経内科などの医療機関に行く
必要があります。


では、そうした深刻な症状を伴わない
めまいの場合はどうでしょうか。



■安静にすれば治るめまいとは?


「五十嵐秀一先生」

基本的には安静です。

できればちょっと暗い部屋で目を閉じて
ゆっくり休んでもらうといいですね。


衣服やベルトなどは緩めてボタンなども
外してリラックスしてもらうと、それだけ
でだいぶ良くなる場合があります。


耳から来ているめまいなら、いくら
ぐるぐる回っても、不安、不安しても、
気分が悪くなって吐いたりしてしまっても、
それ以上のことはありませんからあまり
心配することはないんです。



「中川久美さん」

めまいが起こったらますが、
脳の病気が疑われる症状がないか
確認しましょう。


そうした症状がなければ激しいめまいが
起こっても命に関わることはないので
慌てないことが大切です。


そして症状が治まったら原因を
確かめるために医療機関を受診する
ことをお勧めします。



「ナレーション」

めまいは耳の病気が原因で
起こることが多いので、
まずは耳鼻咽喉科を
受診しましょう。


意外に思うかもしれませんが、
耳鼻咽喉科で、まず最初に
行うのは目の検査です。




■耳鼻咽喉科での検査とは?


「中川久美さん」

これで何がわかるんですか?



「看護師さん」

頭の位置や体の位置を変えたときに
めまいが起こっていると目が、
クルックルックルッと眼振が出ます。


それを診る検査ですね。



「ナレーション」

めまいが起きていると眼振と呼ばれる
眼球の細かい動きが現れます。


眼振の現れ方によってめまいの原因を
判断することができます。



「五十嵐秀一先生」

じゃぁちょっと前かがみになって下さいね。
いいですか、目をあけてください。


目の前真っ暗で何も
見えないと思いますけれども
モニターに目の動きが映ってますからね。



「ナレーション」

赤外線を利用した小型のカメラで
眼球の動きを観察する場合もあります。


こちらは体のバランス検査。


三角形の台の上にまっすぐ立ち、
目を開けた状態と閉じだ状態でそれぞれ
ふらつくかどうかを調べます。


また、耳の病気が原因で起こるめまいは
難聴や耳鳴りを伴うことがあるため、
聞こえ方の検査も行われます。



「中川久美さん」

いろんな検査をするんですね。



「五十嵐秀一先生」

めまいはこれさえやればめまいに関して
全てわかりますという検査がないんですね。


ですからいくつかの検査の結果を総合して
どこに原因があるのかということを
見ているんです。



「中川久美さん」

検査で原因がわかれば、薬物療法を中心に、
それぞれの原因に応じた治療が行われます。


ところで、本人につらい症状があっても
検査では異常が見つからないという
「めまい」も少なくありません。


そんなめまいとどう向き合えばいいの
でしょうか?、この後めまいの予防法
と合わせてお伝えします。




■検査で異常なしと診断されるケースとは?


「五十嵐秀一先生」

体の疲労とか寝不足、ストレスなどでも
めまいが起きるんですね。


そういうめまいはいくら検査をしても
ほとんど異常はありません。


でも、めまいの診療していますと、
きちんと診断できないめまいが
実はとても多いんです。



「ナレーション」

めまいと深く関係するものに
自律神経があります。


自律神経は呼吸や血圧など体の様々な
働きをコントロールしていますが


過労や睡眠不足、ストレス、不安などが
あると自律神経のバランスが乱れて、
めまいなどの症状が現れるようになります。



「70代女性患者」

畑仕事やら、いろんな行事がある場合に
一生懸命やるわけやるわけなんですけど、


精一杯やってしまって、
そのあと、疲れから全部来ると
思いっているんです。私は



「ナレーション」

脳や耳などに問題がないため、
検査をしても異常は見つかりませんが、
ストレス社会を反映して


このタイプのめまいに
悩む人が増えています。




■めまいの予防と治療について/span>


「五十嵐秀一先生」

お話を聞いていますと、やっぱりちょっと
無理しちゃったっていう方が多いですね。


めまいって正体が
分らないから不安なんですよ。


ですからそういう方には
「心配いりませんよ」と言って
あげるだけで随分違います。


めまいを起こす方というのは
どちらかというと几帳面な方で
真面目な方に多いんです。


ですから何度も完璧にするんじゃなくて、
もっと適当にとよく言ってます。



「ナレーション」

過労や睡眠不足などが
原因になっている場合は、
まずゆっくり休んで生活習慣
を見直すことも大切です。


めまいを気にしすぎるとかえって
それがストレスになって症状を悪化させて
しまうこともありそうです。



「中川久美さん」

治療は自律神経の乱れを整える薬などが
使われますが、医師と話して不安を取り
除くことで症状が改善される
ケースも多いようです。


ところでめまいを経験すると不安から
あまり動かなくなる人もいますが、むしろ
積極的に体を動かすことが大切です。



「ナレーション」


自分でできるリハビリの方法を
教えていただきました。



「五十嵐秀一先生」

まず、頭を前後に動かします。




「ナレーション」

そして振り向くように動かします。


最後にグルっと回転させましょう。
逆方向にも回します。



「中川久美さん」

このリハビリには
どんな効果があるんですか?



「五十嵐秀一先生」

わざとめまいを起こす運動をすることに
よって、脳にめまいの状態を覚えさせます。


そうすることによって、
めまいが起きにくくなりますし、
もしめまいが起きても治り
やすくなるんです。



「ナレーション」

続けて目の運動です。

片手を伸ばして目の高さまで上げ、
親指を立てたら左右にゆっくり動かします。


動いている親指を頭を動かさずに
目で追いましょう。


眼球をしっかり動かすのがポイントです。
上下に動かす運動も同じように行います。


また、体のバランスがうまく取れる
ように足腰も鍛えましょう。


椅子に腰掛けて立ったり座ったり
する運動を繰り返します。


片足立ちをするトレーニングも
効果があります。


どの運動も無理をせず、
少しずつでいいので続きる
ようにしましょう。




■治療を受けている患者の声に


「70代女性患者」

まだ、ちょっと歩くと、
まっすぐに歩けないで
横にずれる時がある


だから、もう少し薬をいただいて
長く続けてみるかなと思った。



「中川久美さん」

お薬を飲むと、少し楽になりますか?。



「70代女性患者」

楽になります。



「70代女性患者」

もう本当に先生に「大丈夫」と言われると
気持ちが落ち着いて「安心料だね」と、
お父さんに言われて...


そういう気持ちで今のところ、
本当に良くなってきています。




■めまいは怖くない!適当も大事!


「中川久美さん」

めまいは対処の仕方がわかれば、
決して怖いものじゃないんですね。



「五十嵐秀一先生」

そうですね危険な場合とそうでない
めまいをはっきり分けて、
命にかかわらないめまいであれば、
必要以上に怖がらないことですね。


めまいが収まれば特に安静にする必要も
ないし、普通に家事や仕事をして
くださればいいんです。


適度に仕事や運動して疲れが取れる
程度にゆっくり休む...


そしてストレスをためない、
毎日の生活に気を付けて、
めまいを起こしにくい心と身体を
作っていただきたいと思います。



「ナレーション」

めまいはいつ誰に起きても
不思議ではない身近な症状です。


だからこそ、いざという時に慌てずに
対処できるよう、めまいに対する正しい
知識を持っていたいですね。


それでは、また来月お目にかかりましょう。


次回は女性に多い「貧血」がテーマです。
貧血はなぜ起こるのでしょうか?。




今回の動画はここまでとなっています。


めまいに苦しんでいる方は、圧倒的に女性
が多いのですが、男性も急激に増えてます。


やはり、職場などで強いストレスを受ける
機会が増えていることが原因のようです。


仕事が忙しいなどを理由に病院を受診せず
に放置してしまうと後々問題になるので、
ぜひ医療機関を受診してください。


いつも本当にありがとうございます。

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何卒よろしくお願いします。





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