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今回ご紹介させていただく動画は、
福島中央テレビの番組「福島ドクターズTV」
「尿路結石」を特集しています。


尿路結石は、依然として男性に多い病気
ですが、最近急激に女性も増えてます。


端的に言うと生活習慣が大きく変わった
ことが影響しているわけですが、
40歳を過ぎたら注意が必要です。


背中に激痛が走る、嘔吐、吐き気などの
症状が起こる前に気づければいいのですが


初期の段階では「大したことない」と、
たかをくくり、大抵放置されますので、
実際には難しいです。


今回の動画では、尿路結石の原因、種類
予防治療などについて解説してます。


今回の動画も15分以上ありますので、
非常に長いですが、お時間のあるときに
ご覧いただければ幸いです。
 
 
 

 
 
 
■尿路結石とは?


「中川久美さん」

みなさんこんにちは。


「見る、知る、学ぶ」福島ドクターズTV、
ナビゲーターの中川久美です。


さて、今回のテーマは暑さが厳しい
この季節に特に注意が必要な
病気「尿路結石」です。


尿路結石は男性の7人に1人、
女性は15人に1人の割合で一度は
かかるといわれる身近な病気です。


強烈な痛みを伴うのが特徴ですが、
この病気について正しい知識を持っている
人は決して多くはないようです。


尿路結石とはどんな病気なのでしょうか...



「ナレーション」

身体の中の不要な物質を外に出す「尿」、
つまりおしっこの通り道を
「尿路」といいます。


尿は腎臓で作られ、尿管という細い管を
通って膀胱にたまりに尿道を通って
体の外に排出されます。


そして結石は同じく腎臓の中で尿の成分
が固まってできる石のようなもので、
問題がなければ、尿と一緒に尿路
を移動していきます。


ところがこの結石が尿路のどこかに
詰まって、尿の流れを妨げてしまう
のが「尿路結石」です。


結石の多くは尿管につまり、激しい痛みを
伴いますが、なぜ痛むのかについては
誤解が多いようです。


郡山市の星総合病院 泌尿器科部長の
亀岡浩先生に伺いました。




■尿路結石の原因とは?


「中川久美さん」

尿路結石が管の中で動くときに
痛む印象があるんですが...



「亀岡浩先生」

よくそう勘違いされる方はいるんですけど
もね、尿管というのは非常に細いチューブ
なので、そこに石が詰まってしまうんです。


そうすると川の流れがせき止められるよう
に水がたまって腎臓が腫れます。


腎臓自体が引き伸ばされることによって
強い痛みを感じるようになるんですね。



「ナレーション」

腎臓で尿の成分が固まってできる結石は、
大きなものでは2cmを超えるものもあり、
ごつごつした岩のような形をした
ものが多いようです。


なぜ結石ができるのかは解明されていま
せんが、動物性のたんぱく質や脂肪を多く
取る食の欧米化やアルコール、運動不足が
要因と考えられています。


どれもこれも耳の痛くなる話ですが、
中でもこんな生活習慣が影響している
と考えられています。



「亀岡浩先生」

夜寝てる間というのは尿を濃縮して量を
減らす仕組みを担ってるんですね。


ですからその時に、尿の中に石をつくる
成分が多く含まれていると、結石ができ
やすくなってしまいます。


しかも今は生活が夜型になって
遅い時間に食事をして、すぐに寝て
しまう人も多いですよね。


そうするとさらに石ができやすく
なってしまうんです。




■尿路結石患者の体験談


「中川久美さん」

結石ですよって言われた時は
どんなふうに思われました?。



「40代女性患者」

男性に多いと聞いていたので、
自分がなるとは本当に思っていなくて


「あっ、自分の身に起こるんだ」
とびっくりしました。



「ナレーション」

この病気はかつて圧倒的に男性に多いと
いわれていましたが、最近女性の
患者が増えています。


これは男性と変わらず遅い時間まで働く
女性が増えたことが背景にある
のかもしれません。



「中川久美さん」

食生活や運動不足、夜型の生活が
原因であるなら、この病気を患う人が
増えるのもうなずけます。


そして尿路結石は体の水分が不足して
尿が濃くなることが引き金になるので
大量に汗をかく夏は特に注意が必要です。


さて、尿路結石の典型的な症状といえば、
七転八起するほどの痛みと言われますが、
この病気の怖さはそれだけではありません。



「中川久美さん」

何か症状ってありましたか?



「60代男性患者」

急に背中が、左の背中が息も
つけなくなるほど痛くなった。



「60代男性患者」

朝方ですね、定期的に
痛くなったんですよね。



「中川久美さん」

どのあたりが痛かったんですか?



「60代男性患者」

あの下腹部ですね。

膀胱炎のような感じなんですよね。
ちょうどたまたま人間ドックを受ける
ことになったんですよ。

そこで初めて(結石に)気がついて...



「60代女性患者」

私の場合、ものすごく腰が
痛くなったですよ。


それで、こんなに腰が痛かったら
大変だと思って、整形外科に行って
レントゲンを撮ってもらった


そしたら、大変なことになっていると、
石がいっぱいあると言われて、
腎臓に石があるっていうことが分かって...



「50代男性患者」

今回は、血尿ですね。



「中川久美さん」

どこにありましたか?



「50代男性患者」

腎臓の出口ですね。



「中川久美さん」

痛みとかそいったものはありましたか?



「50代男性患者」

今回はなかったですね。



「中川久美さん」

今回はということは?



「50代男性患者」

以前は、尿路結石で尿管に石があった時は、
激痛です。悶絶です。


もう、大変、脂汗。


気を失うくらいまで痛みが出ましたですね。




■その他の尿路結石の症状について


「ナレーション」

尿路結石になると背中から脇腹、
下腹部にかけて突然激しい痛みに襲われ、
血尿や吐き気を伴うケースも
多いといいます。


夜中から明け方に起こることが多く、
あまりの痛みに救急車を呼ぶことも
少なくありません。


しかし結石が腎臓の中にある場合は
ほとんど症状がないか、背中に鈍い
痛みを感じる程度です。


尿管に詰まった場合でも、頻尿や残尿感
などの症状が現れるだけで痛みを
感じないこともあります。



「中川久美さん」

尿路結石は必ずしも
痛いわけではないんですね。



「亀岡浩先生」

痛みはないと放置してしまいますから
結石は少しずつ大きくなって知らない
間に尿の流れを悪くしてしまう
ことがあるんですね。


尿はせき止められてる状態が一時的なら
いいんですけども、長く続くと腎臓に悪い
影響が出てしまうことがあるんです。



「ナレーション」

強烈な痛みがあってもそれが収まれば
放置してしまうケースも多いといいます。


正しい治療をしないまま尿路結石を
放置すると腎臓の働きが悪くなるリスク
が高まり、さらにその先には...



「亀岡浩先生」

結石が硬くなってくると、動脈硬化があり
ますね、それと結石を作るメカニズムは
とても似てると言われてるんです。


尿路結石というのはまさに生活習慣病で
結石を作るような生活習慣を続けていると


将来心筋梗塞や脳梗塞といった
命にかかわる病気を引き起こす
危険性があるんですよね。


ですから、結石による痛みというのは
体からの警告なんだと、理解して
欲しいと思います。



「ナレーション」

尿路結石があるかどうかは尿検査や
CTなどで簡単に調べることができます。



「中川久美さん」

放置すれば腎臓に大きなダメージがある
病気です。わずかでも症状を感じたり...


健康診断で異常を指摘されたりした場合は
泌尿器科を受診するようにしましょう。


このあとは尿路結石の治療と予防の
ポイントをお伝えします。




■尿路結石の治療と予防について


「ナレーション」


尿路結石で激しい痛みがある場合は、
まずその痛みを抑える治療が優先されます。


痛みが治まったら結石の大きさが1センチ
より小さい場合は自然に体の外に排出
されることが期待できるので


水分を多めに取り、運動するなどして結石
が出ることを待つことになります。


結石が小さくても、自然に外に出すのは
難しいと判断した場合は体の外から衝撃波
を当てて結石を砕く治療が行われます。


このほか結石の大きさが1センチを超える
場合は尿道から内視鏡を入れてレーザーで
砕く治療や背中に小さな穴を開けて内視鏡
で腎臓の中の大きな結石を取り除く
治療などもあります。


しかし、この病気は結石を取り除いても
半数の人が再発を繰り返してしまうので
生活習慣の改善に取り組む必要があります。


バランスの良い食事を心がけ、
食べてすぐに眠らないように
気をつけましょう。


夕食の後は眠るまでに4時間ほど
開けるのがポイントです。


また、一日の尿の量が2リットル以上
になるよう水分をしっかり取る
ようにしましょう。


水分でもアルコールや清涼飲料水、
コーヒー、紅茶は結石を作りやすくして
しまうので注意が必要です。


水や麦茶などで水分を取る
のがいいようです。




■尿路結石の治療を受けた患者の声


「中川久美さん」

ご自身が、尿路結石になる
イメージというのは?



「50代男性患者」

ああ、なかったです。


人から聞いてはいましたけど、こっちから
こっちですよね(聞き流していた)。
あぁ、そうなんだ...


...ていう感じで
痛みが凄いんだよって言われても、
自分がなるまで、全然、感じませんから


(自分が尿路結石に)なってなるほどなと
(石が)出た瞬間、すごいです。


痛みから解放された瞬間が非常に晴れやか
になり、嬉しかったです。



「中川久美さん」


身体の中に石が今ないというのは
どんなお気持ちですか?。



「60代女性患者」

すっきりしていいですね。


(結石がなくなるまでに)1年間かかり
ましたけど、やっとなくなって
今すっきりしています。




■生活習慣を見直すことが大事!


「中川久美さん」

痛みだけじゃない、
尿路結石の本当の怖さを肝に
銘じたいですね。



「亀岡浩先生」

そうですね、健康診断などで腎臓を見ると
結構石を持ってる人が多いですよね。



でまあ症状がないからいいやと、放おって
おく人も多いんですけども


その時に自分の生活習慣を見つめなおして
改善することができたならば、激痛で
苦しまないかもしれないし


何より命を守る事に繋がりますよね。


ですから多くの人に尿路結石に対する
正しい知識を持ってもらいたいと
思っています。



「中川久美さん」

結石は体の異常を知らせる
重要なサインです。


健康診断を受けて、体に異常がないか
チェックすること、放置しないこと


そして、日頃から結石を作らないような
生活を心がけることが大切です。




■「医話Q題」正しい薬の飲み方とは?


「中川久美さん」

さて、薬は病気の治療や予防に欠かせない
ものですが、薬の正しい利用法について
知らなかったり、誤解していたり
するケースもありそうです。


そこで今日は
薬の正しい飲み方を
ご紹介します。



「ナレーション」

飲み薬は市販のものでも医師から
処方されたものでも水またはぬるま湯で
飲むのが基本です。


でも胃の中に入ってしまえば同じことと
考えて、ついついお茶やジュースなどで
飲んでしまうこともありませんか?。


水以外の飲み物で薬を飲んでも
問題はないのでしょうか?。


アイランド薬局薬剤師の
星勝さんに伺いました。



「星守さん」

薬は水以外で飲みますと、
薬の効果が薄れたり、薬が効きすぎたり
する恐れがあります。



「ナレーション」

例えばお茶で飲むと薬によっては
成分が変化してしまい、期待した効果が
出ない場合があります。


高血圧の薬などを
グレープフルーツジュースで飲むと
効果が強く出過ぎてしまう
ことがあります。


そしてビールやワインなどのアルコールは
薬の効果が強く出過ぎて命にかかわる
副作用を引き起こす危険性があります。


アルコールを飲む直前や飲んだ直後に薬を
飲むのも危険なので絶対に止めましょう。


やはり薬は水やぬるま湯で飲むべき
もののようですが、その場合でも気を
つけたいことがあります。



「星守さん」

一般的な薬は一定量以上の水に溶けて効果
を発揮するように作られております。


ですから飲む水の量が少なかったり、
水なしで飲むとうまく吸収できない
場合もございます。



「ナレーション」

また、水の量が少ないと薬が食道の粘膜
などにくっついて炎症を起こして、
その部分が潰瘍になってしまう
こともあります。


最近は水がなくても飲める薬も開発されて
いますが、基本的に薬は必要な量とされる
コップ一杯程度の水、またはぬるま湯
で飲むようにしましょう。



「中川久美さん」

薬の効果を最大限に引き出すためにも、
薬の飲み方にも気をつけたいですね。
それでは、また来月お目にかかりましょう。


夜眠ろうと思っても足がだるかったり、
むずむずしたりして眠れない...。


次回はむずむず脚症候群に注目します。




今回の動画はここまでとなっています。


やはり早期発見するためには、尿路結石
の正しい知識が必要不可欠です。


自己診断が一番危険ですので、何かが
おかしいと思ったら、迷わず医療機関
を受診しましょう。


いつも本当にありがとうございます。

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