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今回ご紹介させていただく動画は、
福島中央テレビの番組「福島ドクターズTV」
「むずむず脚症候群」を特集しています。


むずむず脚症候群は、そのネーミングだけ
をみれば、とても可愛らしいですが、
しかし非常に危険な病気です。


脚が痒かったり、チクチク痛むため、
寝たくても寝れなくなります。


そのまま放置すると、慢性的な睡眠不足に
陥り、日常生活に支障をきたします。


それがさらに進むと深刻なレベルのうつ病
を発症してしまう可能性があります。


今回の動画では、むずむず脚症候群の原因、
検査、治療などについて解説してます。


今回の動画も15分以上ありますので、
非常に長いですが、お時間のあるときに
ご覧いただければ幸いです。
 
 
 

 
 
 
■むずむず脚症候群とは?


「中川久美さん」

みなさんこんにちは。


「見る、知る、学ぶ」福島ドクターズTV、
ナビゲーターの中川久美です。


さて、夜眠ろうと思っても足が痛かったり、
虫が這っているようにムズムズ
したりして眠れない


そんな症状で悩んでいる方は
いらっしゃいませんか?。


今回のテーマはこちら
「むずむず脚症候群」です。


むずむず脚症候群は別名
「レストレスレッグス症候群」
落ち着きのない脚ともいわれ


湧き上がってくるような
脚の不快感でじっとしていられなく
なるのが特徴です。


耳にすることの少ない病気ですが、
症状の軽い人も含めると、日本人の20人
から50人に1人は患っているとされ


人知れず悩んでいる人が
多い病気でもあります。


むずむず脚症候群とは
どんな病気なのでしょうか。



「ナレーション」

この病気のメカニズムは
まだはっきり解明されていませんが、
脳の中で作られるドーパミンという物質
が関係していると考えられています。


ドーパミンは脳の中で様々な情報の
受け渡しをして体の動きや感情、
記憶などをコントロールしています。


このドーパミンが何らかの原因でうまく
働かなくなると、脳に誤った情報が伝え
られ、痛い、かゆい、むずむずする
といった不快な感覚が足に現れる
ようになるのです。


症状が重くなると睡眠が妨げられて、
日常生活に支障をきたすようになります。


福島市の大槻スリープクリニックの院長で
睡眠障害が専門の大槻學先生に伺いました。




■むずむず脚症候群の原因とは?



「中川久美さん」

ドーパミンが上手く働かなくなる理由は、
どんなことが考えられますか?。



「大槻學先生」

むずむず症候群の患者さんは、
脳内のドーパミン神経細胞の機能が
低下していると言われています。


そのために夜になると
ドーパミンの量が足りなくなって
情報伝達の異常をきたし、
脚の筋肉内部の感覚を
普段以上に興奮して脳に伝えて
しまうと考えられています。


ドーパミンを作ったり、
量の調節をしたりするには鉄が必要なので
脳の中の鉄分が不足することも
原因の一つですね。


どちらかと言うと、
この病気は女性に多いのですが、
女性は貧血になりやすいことと
関係あるかもしれません。


特に妊娠や人工透析など、
慢性的な鉄分不足が起きやすいと
症状を自覚しやすいですね。



「ナレーション」

むずむず足症候群は、
鉄欠乏性貧血や糖尿病といった
他の病気や服用している薬が引き金
になることもありますが


ほとんどははっきりとした原因が
分からないまま症状が出ると言われます。


40代以降でかかりやすく、
年齢が高くなるにつれて患者が増える
傾向がありますが、小さな子供など
幅広い年代に見られる病気です。



「中川久美さん」

むずむず足症候群は、
誰もが成り得る病気であることが
お分かりいただけたと思います。


原因などを分からないことも多いのですが
早く見つけて治療を始めれば症状を改善
することができるのも特徴です。


ところが多くの人が適切な治療を
受けないまま、つらい症状を抱えて
いるのが現状です。




■むずむず脚症候群に苦しむ患者の声


「中川久美さん」

どんな症状があるんですか?



「60代女性患者」

休むときに、どうしても足の裏や
ふくらはぎのあたりに何ともいえない
違和感があったんですね。


徐々に足の裏の方が
熱くなってきたんですね。



「70代女性患者」

とにかく脚を動かさないと
イライラするというか...



「70代女性患者」

むずむずしたと思うんですよね。


あとは腰も連動して痛くて、
とにかく眠れないんですよ。


だから動かしてそれで、
いよいよもうダメになると居間に行って、
ぐるぐる歩いたりして...



「ナレーション」

むずむず足症候群の症状は、
じっとしている時や横になっている
ときに現れる脚の不快感です。


むずむずする、虫が這う感じ、痛い、
かゆい、火照る、だるい、ピリピリする
など、感じ方は人によってさまざまで


その感覚は足の表面ではなく、
内部に現れます。


こうした不快感があると衝動的に
足を動かさずにいられなくなり


足を動かしたり、たたいたり、
歩き回ったりすると症状が
軽くなるのが特徴です。


不快感は通常両方の足に現れますが、
片方だけ、あるいは腕など足以外の
場所に出る場合もあります。


そして症状は主に夕方から夜にかけて
強くなるため、なかなか寝付けず


不眠の原因となって日常生活に
支障をきたしてしまうのです。


現在日本では200万人から
500万人ほどがこの病気を抱えて
いると考えられていますが


医療機関で正しい治療を受けている
人はあまり多くはありません。




■なぜ治療を受けない人が多いのか?


「中川久美さん」

なぜ正しい治療を受けている
人は少ないんでしょうか?。



「大槻學先生」

まずこの病気があまり認知されてないって
いうのが大きい問題だと思ってますね。


患者さんだけでなく、
お医者さんの中にもこの病気のことよく
知らない人が結構いるので


見過ごされてしまって、何十年も苦しんだ
という患者さんもいるんです。


足に異常があるからと整形外科へ行っても
分らない、皮膚科に行っても当然異常
がないわけですね。


で、かゆみ止めという形で抗ヒスタミン薬
を出されるとかえって薬の影響で症状が
ひどくなってしまうこともあるんです。



「ナレーション」

むずむず症候群には医療機関を受診しても
正しく診断してもらいないケースが
多いという問題があります。



「60代女性患者」

整形外科と精神神経科も行来ましたし、
そうですね...他にどこに行ったかしら...


「気のせいでしょ」みたいなことを
言われたこともありますけどね。



「70代女性患者」

夜中、睡眠が浅くなって、お手洗いに
5回も起きるしかないんですよね。


それで、泌尿器科とかにも
行ってみたんですよ。


膀胱を温める治療などをしたが
全然(治らない)やっぱり病気が
違っていたから...



「ナレーション」

多くの人はつらい症状を抱えたまま、
一人で悩んだり、複数の医療機関を
さまよい歩いたりしているのです。


それだけではありません。


周囲の理解も十分でないために、
さらにつらい思いをすることも
少なくないのです。



「大槻學先生」

例えばこうして話をしていてもですね、
こう脚を動かしたりすると、なんだか
落ち着きのない人だなと思われたりするし


日常生活の中では人から誤解を受けて
しまうことも多いですね。


患者さん本人にしたらば、
気が滅入ってしまうとか、
精神的な問題が出てくる
病気なんですけども


その辛さを理解してもらえない、
ましてや家族であっても病気を知らないと
なにそれっていう感じになりますし


気のせいだろうって言われてしまう
こともあるんですね。


ですから患者さんとってはやはり
大変な病気だと思いますね。



「中川久美さん」

むずむず脚症候群は認知度の低さから
適切な治療が受けられず


何年にもわたって苦しんでいる
人が多い病気です。


正しい治療が行われないまま放置すると、
睡眠不足から生活の質が悪くなりますが、
さらに深刻な問題が出てくる
ことが分かってきました。


この後むずむず脚症候群の治療と
合わせてお伝えします。




■むずむず脚症候群による日常的トラブル


「ナレーション」

むずむず脚症候群で困るのは
脚の不快感で眠れず、慢性的な
睡眠不足になってしまうことです。


夜眠れないことで昼間の眠気が強くなり、
日常生活に支障が出るなど、生活の質
が大きく低下します。


また眠りたいのに眠れないという精神的な
苦痛や不安からうつ状態に陥ってしまう
ことも少なくありません。さらに...



「大槻學先生」

むずむず脚症候群になりますと、
高血圧とか冠動脈疾患、心筋梗塞のリスク
が結構高くなるといわれているんです。




■むずむず脚症候群の検査と治療について


「ナレーション」

睡眠不足で生活の質を下げてしまうだけ
でなく、精神的な問題、更には命に
かかわる病気にもつながります。


だからこそ早く見つけて治療を
することが重要になります。


むずむず脚症候群の診断はどんな症状が
あるか、じっくり話を聞くこと
から始まります。


場合によっては鉄分が不足して
いないか血液を調べます。


また、むずむず脚症候群の半数以上には
眠ってときに脚がピクピク動く症状が
見られるため、その症状がないか
調べる事もあります。


この検査は加速度系と呼ばれる小さな器具
を足首につけて自宅で過ごすだけなので
簡単に調べることができます。



「中川久美さん」

むずむず脚症候群は睡眠障害を専門とする
医療機関や神経内科でこの病気に詳しい
専門医に診てもらうことが適切な
治療を受ける近道です。


さて、正しく診断されたら、次は治療です。
むずむず脚症候群は生活習慣を見直す
ことが治療の基本になります。




■治療を受けた患者の声


「60代女性患者」

私の場合は、だいたい2キロ前後...
30分くらい必ず1日1回あるいたり
することで、とても楽になりましたね。



「70代女性患者」

先生から処方してもらった薬で本当に、
夜中に眠れるようになりました。
おかげさまで。



「中川久美さん」

眠れるようになったときというのは、
どんなふうにお感じになりました?



「70代女性患者」

こんなに眠れるということが
いいことだと思いませんでした。


「やっと、これで助けられた」みたいな


「あぁ、よかった...」と思いましたね。




■悩む前に専門医を受診しましょう!


「中川久美さん」

むずむず脚症候群で悩んでいる人が
まだまだたくさん埋もれていると思うので
早くそのつらい症状から解放して
あげたいですね。



「大槻學先生」

そうですね。


正しく診断されて適切な治療が始まれば、
今は非常にいい薬が出ていますので


それをうまく使うことでかなり症状の
緩和につながると思いますね。


生活の質もだいぶ変わってくると思います。


そのためにも多くの人にむずむず脚症候群
という病気を正しく知ってほしいですし


医療関係者の中でも疾患の認識が
広がればいいなと思っています。



「中川久美さん」

人知れずこの病気で悩み苦しんでいる方も
いらっしゃるのではないでしょうか


一人でも多くの人がつらい症状から
解放されてぐっすり眠れるように
なるといいですね。


それでは、また来月お目にかかりましょう


次回は甘く見ると怖い病気「脂肪肝」が
テーマです最近はお酒を飲まない
人にも増えているようです。




今回の動画はここまでとなっています。


普通に生活していても、40歳を過ぎると
健康を維持するのが難しくなります。


意識して、食事のバランス、質の高い睡眠、
適度な運動を心掛ける必要がありそうです。



いつも本当にありがとうございます。

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