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今回ご紹介させていただく動画は、
福島中央テレビの番組「福島ドクターズTV」
「早期発見」を特集しています。


どんな病気でも早期発見することによって、
完治する可能性が高まります。


治療も様々な方法で行なうことができます。
このため治療する側もやりやすいです。


また、患者さんの精神的負担はもちろん、
治療にかかる金銭面の負担も大幅に
抑えることができます。


しかし、病気によっては症状がほとんど
でないため、自己診断が難しいです。


今回は、早期発見の大切さと、
早期発見するための方法について
分かりやすく解説しています。


今回の動画も15分以上ありますので、
非常に長いですが、お時間のあるときに
ご覧いただければ幸いです。
 
 
 

 
 
 
■早期発見が治療のカギ


「中川久美さん」

みなさんこんにちは。


「見る、知る、学ぶ」福島ドクターズTV、
ナビゲーターの中川久美です。



さて、福島ドクターズTVは、2010年
10月にスタートしてからこれまで糖尿病
や脳梗塞、女性の尿漏れなど29のテーマ
について放送してきました。


取り上げたテーマは
直接命にかかわるものから、
放っておくと生活の質を落としてしまう
ものまで様々でしたが...


あらゆる病気に共通するいくつかの重要
なキーワードが見えてきました。


その一つがこちら、毎回必ずといって
いいほど登場する「早期発見」です。


今回はこれまでの放送を振り返りながら、
早期発見の大切さについて考えます。


合わせていくつかの病気の兆候が
自分に表れていないか、改めて
チェックしてください。




■歯周病の早期発見のポイント


「ナレーション」

30歳以上の8割以上がかかっていると
言われる「歯周病」は、歯ぐきなど
歯の周りの組織が慢性的に炎症を
起こして壊れていく病気です。


歯周病は放置すると、歯を支えている
骨が溶けて歯を失うだけでなく


歯周病菌が心筋梗塞や肺炎を引き起こし、
場合によっては命にかかわる病気である
ことが分かってきました。


だからこそ、早く見つけて
治療をすることが重要なのです。



「60代女性患者」

自分では、かなりいろいろ歯磨きを
やっていたものですから...


まさかそういう病気になるとは
思っていなかったので驚いたのと同時に、
もっと早く来れば良かったんですけど...



「高橋慶壮先生」

歯周病は、あまり痛みが出ませんので
知らないうちに悪くなる傾向が強いですね。


ですからできるだけ早く治療を
始めてほしいと思いますね。




■COPDの早期発見のポイント


「ナレーション」

たばこの有害性分によって
肺が壊れてしまうのが「COPD」
慢性閉塞性肺疾患と呼ばれる病気です。


COPDは進行すると、空気の出し入れが
うまくできなくなり、やがって酸素吸入
が必要になる怖い病気です。


COPDになる人の数、そして亡くなる人の
数も年々増えていますが...


この病気があまり知られていないことや
進行がゆっくりなために九割以上は
病気になっていることを知らず、
治療も受けていないと
言われます。



「坪井永保先生」

肺というのは一旦壊れるとまた再生すると
いうか元に戻らない臓器なものですから


年中自覚症状があって苦しいという
状況になってから病院や医療機関を受診
されても中々治すのは難しいです。


ですからできるだけ早く医療機関を受診
して適切な治療を始めていただきたい
というふうに思います。




■大腸がんの早期発見のポイント


「ナレーション」

大腸がんは女性がかかるがんの中では
亡くなる人の数が最も多く


男性では肺がん胃がんに次いで
3番目に多いがんです。


大腸がんは別の場所に転移してしまうと
治療が難しくなりますが


大腸にとどまっている段階なら高い確率
で治るのが特徴です。


しかし大腸がんは早期のうちは自覚症状
がほとんどないため、病気が進行してから
見つかることも少なくありません。



「60代男性患者」

この病気の悪いところは、
痛くないんですよね「腸」が


手術する前は何の症状もない、
何も悪くない、だから自分で
信じられなかったですね。


最初言われた時には夢を見てる
んじゃないかと思いました。


早めに見つかって
良かったと思ってます。



「中川久美さん」

病気は早く見つけることができれば、
治すこともできますし


発見が早ければ早いほど
治療の選択の幅も広がります。


早期発見がいかに重要なポイントか
改めてわかりますね。


では病気を早く見つけるには
どうすればいいのでしょうか?。




■加齢黄斑変性の早期発見のポイント


「ナレーション」

早期のうちは症状がなかったり、
あっても気づきにくかったりするので
自覚症状に頼っていては...


発見が遅れてしまうことも
少なくありません。


重要なのはやはり医療機関での検査ですが
自分で体の異常を簡単にチェック
できるものもあります。


その一つが目の病気「加齢黄斑変性」です。


加齢黄斑変性は網膜の一部、「黄斑」と
呼ばれる部分に異常が起こる病気です。


中心がぼやけたり、ゆがんで見えたりする
ようになり、悪化すると暗く見える部分が
広がって生活に支障をきたします。


しかし、人は片方の目に問題があっても
もう片方の目がカバーしてしまうため、


両方の目で見ていると、
異常に気づかないこと
もあるのです。


そこでチェックは、片目ずつ行います。


マス目の中心を見たときに線がぼやけたり
中心がゆがんだりしませんか。


このチェックは障子の桟や風呂場のタイル
など格子状のものなら代用できますので、
日常生活の中でも試してみてください。



「中川久美さん」

普段からチェックしていれば異常がある
ことに早く気づく可能性が高まります。


このように自分で行えるものもありますが、
ほとんどは医療機関に頼ることになります。


検査の重要性はわかっていても、怖い、
痛い、恥ずかしいなどのイメージが
あって敬遠してしまうものもある
のではないでしょうか?。


このあとは決して楽ではありませんが、
内視鏡を使った大切な検査に注目します。




■実際の内視鏡検査の現場


「ナレーション」

おしりからカメラを入れて大腸の中を
直接観察する「大腸内視鏡検査」は、
大腸がんの診断に欠かせない検査です。


検査は二リットルの下剤を
飲むことから始まります。


スポーツドリンクを薄めたような
味でこれを飲むのがつらいという
人も少なくありません。


およそ二時間かけて飲み、
便が透明に近くなるまで
トイレに通います。


そしてお尻に切れ目が入った
検査用のパンツに履き替えて
検査開始です。



「医師」

お腹にカメラが入っていきます。


カメラと一緒に、
お腹に空気も入りますので、
お腹がちょっと張った感じがします。


お腹が張った感じがしますけど、
なるべくつらくないように
工夫しますのでね。



「ナレーション」

緊張を和らげるように
医師が優しく声をかけます。


カメラは大腸の中を鮮明に
映しながら奥へと進んでいきます。



「医師」

じゃあここでゆっくり天井向きますよ。

仰向けになりますね。

お膝曲げた状態でお願いしますね。

台、狭いので気をつけてください。

今は痛くないですか?大丈夫ですか?



「ナレーション」

大腸の状態にもよりますが、
検査は慣れた医師が行えば
10分前後で終わります。



「中川久美さん」

いかがですか?



「40代男性患者」

思ったより、特別、違和感もなく、
そんなにつらい検査でなかったので...



「中川久美さん」

大腸カメラっていうのをやっぱり
なかなか勇気が出ない方も多いですね。



「西野徳之先生」

大腸のカメラは怖いという噂
が広まっていると思う


痛いとか怖い。あとはやはり、
おしりという恥ずかしい場所ということで
抵抗感は多いと思いますが


実際にそれほど痛いという患者さんは
決して多くはないんですよね。



「ナレーション」

大腸がんは早期に見つけることができれば
高い確率で治るといわれます。


まずは検査を受けることが大切です。


内視鏡を使う検査には
もう一つ胃カメラがありますが


最近は鼻から入れる胃カメラ、
経鼻内視鏡で検査を行う医療機関
も増えています。


まずは鼻の穴の中を広げる薬をスプレーし、
ゼリー状の麻酔も入れます。




■実際の経鼻内視鏡検査の現場


「中川久美さん」

随分細いんですね。



「医師」

だいたい大き病院で1センチくらいですけど
これは5ミリ1番細いカメラです。


痛かったら言ってくださいね。

はい失礼します。



「ナレーション」

鼻の中に入っていく違和感はありますが、
痛みはほとんど感じません。



「医師」

ここでカメラが入りました。どうですか?



「中川久美さん」

少しだけやっぱり苦しさが
ないわけじゃないですけど...



「医師」

これだけはちょっと我慢して頂きたいです。



「中川久美さん」

でも話ができますもんね。



「医師」

これも一つの経鼻内視鏡の特徴です。



「ナレーション」

普通に会話ができる上、
口から入れたときのような「オエッ」
となる感じもまったくありません。


口から入れると舌の付け根にカメラの
管が触れて反射が起きますが


鼻から入れると鼻腔から直接カメラが
食道に入り、舌の付け根に触れずに
検査を進めることができるのです。



「中川久美さん」

鼻からのカメラは細く
画質がやや劣るため
精密検査の場台は口からの
カメラの方がいいようですが、
通常の検査なら鼻からのカメラの
性能も問題はないということです。


痛みなどの自覚症状がないと
検査で指摘されても放置してしまい
がちですが、早く見つけて早く治療を
始めることで病気から身を守りたいですね。




■きれいに湿布を貼る方法


「中川久美さん」

さて、福島ドクターズTVではメイン
となるテーマのほかに、「医話Q題」と
題して、医療に関する豆知識のような
情報を紹介しています。



「ナレーション」

中でも視聴者の皆さんから
役に立ったとの反応をいただいたのが
「湿布の上手な入り方」です。


はがれやすい膝は、
湿布を少しずらして
2つに折ります。


そして輪になっている方の中央に
二、三cmの切り込みを入れます。


貼る時は膝をあまり曲げずに
少し伸ばすのがポイント


切り込みを入れた湿布を貼れば、
はいこの通り...


また、背中に自分で湿布を
貼るのは難しいですよね


そんな時は椅子にタオルをかけ、
そこに湿布の薬が塗られて
いない面もあっていると


あら不思議!湿布が落ちません。


あとは貼りたい位置に高さを調節すれば
一人で背中に湿布を貼ることができます。




■薬を飲みやすくする方法


また、調剤薬局が行なっている
薬を飲みやすくするための
工夫もご紹介しました。


こちらはバラバラの薬を朝昼晩と一回分
ごとにまとめた一包化、薬がひとまとめ
になっていることで間違えて飲むことも
少なくなり、手が不自由な患者さんも
簡単に飲むことができます。


そして、錠剤を飲み込むことが
難しい患者さんのために考えられたのが
簡易懸濁法、これは錠剤を液体にする
ことで飲みやすくする方法です。


液体が飲みづらい場合はとろみを
つける方法もあります。




「中川久美さん」

今日は早期発見というキーワードを
中心にお伝えしてきました。


番組では、これからも一つ一つの
病気について深く取材し、わかりやすく
お伝えしていきますが


節目節目では多くの病気に共通する
ポイントを違った角度から見つめたい
と考えています。


それでは、また来月お目にかかりましょう。


次回は骨の生活習慣病といわれる
「骨粗鬆症」がテーマです。


骨粗しょう症は高齢者の病気ではなく、
思春期から気をつける必要があることを
ご存知でしょうか?。




今回の動画はここまでとなっています。


個人的には、経鼻内視鏡検査の画像が
あそこまで良いとは驚きました。


医療機器の進歩のスピードが数年前から
飛躍しているように思えてなりません。


検査機器と検査技術が進化すれば、
より早期発見が容易になると思います。
さらに進化することを願ってやみません。



いつも本当にありがとうございます。

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