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■今回のテーマは「下垂体腫瘍」


今回の動画は「うつ病」がテーマです。帝京大学医学部附属病院 脳神経外科の松野彰先生と石井雄道先生により、下垂体腫瘍とその治療について分かりやすく解説されています。


 脳野中に下垂体と称する臓器がありまして、下垂体で様々なホルモンが分泌されます。下垂体腫瘍とは、この臓器に腫瘍が出来る病気です。その大半は良性の腫瘍です。
 
 
脳腫瘍全体の16%を占め下垂体腫瘍が占めていまして、小児で発症するケースは極稀です。その大半は良性としながらも早期発見するのが容易ではないので怖い病気に違いありません。


下垂体腫瘍は、その発生原因は現段階でも不明のままですが、腫瘍には下垂体ホルモンをたくさんつくる腫瘍と、ホルモンをあまり多くつくらない腫瘍の2つに別れます。
 

帝京大学病院では脳神経外科だけではなく、眼科など他の科と連携し治療を行なうので、より質の高い医療を提供することが出来るようになっています。


また、内視鏡術が進化したことによって、手術そのものがスムーズに行えるようなったので非常にい時間効率が良くなり、手術そのものにかかる時間を短縮することに成功してます。
 
 
 
【 出典 】帝京メディカル
 
 

 
 


 
 
はじめに!


「松菜乃子さん」

皆さんは、下垂体という臓器をご存知でしょうか?。脳にある1cmほどの小さな臓器ですが、私たちのホルモンを作る大切な働きをしています。


今回の帝京メディカルは、下垂体腫瘍について解説します。


今回のポイントは3つ、一つ目は下垂体腫瘍について、二つ目は帝京大学病院の診療形態について、三つ目はその手術方法について、まず下垂体の概要と診療形態について、脳神経外科の松野彰先生に質問します。




下垂体と下垂体腫瘍について!


「松菜乃子さん」

先生、下垂体とはどういった臓器で下垂体腫瘍とはどんな病気なんでしょうか?。



「松野彰先生」


はい、下垂体は脳の下にぶら下がる形をした臓器なんですが、そこから様々なホルモンが分泌されています。


その下垂体腫瘍を考えるときには2つに分けて考えたほうが良いと思います。


一つはホルモンの分泌過剰の症状を示すものと、それからそういう症状を示さないもの、代表的なものはホルモンがたくさん出ることによって、先端巨大症とか巨人症というような病気がありますし、ホルモンが過剰症状を示さない場合には近くに視神経が走ってますので、視力視野障害、そういう症状を示すことになります。


例えばホルモンが沢山出ているという状態を、そのままにしておきますと、糖尿病になったり、高血圧になったりしまして、さらには寿命が短くなるということもあります。


ですので、下垂体腫瘍につきましては、きちんと診断して、きちんとした治療を行なうことが重要ということになります。




下垂体と下垂体腫瘍について!


「松菜乃子さん」

下垂体腫瘍を治すために帝京大学病院ではどんな診療を行っているのでしょうか?。



「松野彰先生」

はい、脳神経外科単独ではなくて、画像診断、内分泌的なホルモンの状態をチェック、眼科的な検査、それからさらには生理がなくなるとか、不妊症になるといったことがありますので、産婦人科との連携も非常に大事になります。


その上で下垂体腫瘍が明らかであって、これは手術をしたほうがいいというふうに判断しましたときには脳神経外科のほうで手術をおこないます。


そして、また手術後の患者さんの状態につきましても、もっともいい状態にするという、様々な関連する科と連携をとって下垂体腫瘍の診療にあたっています。




「松菜乃子さん」

継ぎ目のない確実な診療が帝京大学病院の強みなんですね。今日はどうもありがとうございました。



「松野彰先生」

ありがとうございました。



下垂体腫瘍の手術について!


「松菜乃子さん」

それでは実際の手術について神経内視鏡手術のスペシャリスト石井雄道先生にお話を伺います。


帝京大学病院で行われている下垂体腫瘍の手術について詳しく教えて下さい。



「石井雄道先生」

はい、以前は顕微鏡を使った手術をしておりました。顕微鏡の手術ですと、唇の下を切って、そこから手術をしてました。小さな穴から中を除くので、どうしても死角がある場所がでてきます。


最近は内視鏡を使った手術が主流となってまして、鼻から内視鏡と手術の機械を挿入して副鼻腔という鼻の空洞を通って、下垂体腫瘍に到達します。


広い範囲を確実に診ながら手術をすることができます。腫瘍は非常に柔らかい腫瘍が多いので、そういったものを吸引で摘出していきます。


腫瘍の大きさによって異なるんですけども、まぁ一般的には大体4時間ぐらいの手術ということを考えています。


しかし、我々の場合は手術に慣れていますので、通常ですと大体2時間くらいで手術を終えることが出来ます。


患者さんの負担の小さな手術を心がけていますので、術後の回復も早いと思われます。



「松菜乃子さん」

術後の生活にも配慮した手術が行われているんですね。今日は、どうもありがとうございました。



「石井雄道先生」

ありがとうございました。



「松菜乃子さん」


帝京大学病院では、各課の連携と高度な技術で患者さんに負担の少ない治療が行われています。


下垂体腫瘍もほとんどの症例で内視鏡手術が可能です。お気軽にお問い合わせ下さい。




それでは、また次回の帝京メディカルで...






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