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■今回のテーマは「再生医療(細胞シート治療)」
 
 
今回の動画は心臓治療に関する再生医療(細胞シート治療)がテーマです。恥ずかしながら今回の動画を見てこれほどまで心臓の再生医療が進化していることに驚きました。
 
 
足の筋肉の細胞を培養してシート状に加工し、それらを心臓に移植するという高度な治療ですが、これが一般化されれば心不全などの重度の心臓疾患に苦しむ人たちを救えます。
 
 
心臓治療に関するエキスパートである大阪大学医学部附属病院心臓血管外科澤芳樹先生による最先端の心臓治療に関するお話は非常に興味深いものでした。

 
この治療法が派生して他の病気の治療にも役立てることができるのではないかと、素人ながらか動画を見ていろいろと考えたのですが、内容が内容なだけに夢が広がりますね。
 
 
2012年に政権が交代してから、いろいろと法整備に関する条件がかなり緩和され、しかもスピーディーに展開されるので、こうした動きが経済に反映されることを期待します。
 
 
そして、医療や介護の分野にきちんとお金が流れる仕組みを構築してほしいものです。
 
 
 
【 出典 】おはようドクター
 
 

 
 


 
 
はじめに
 
 
「脇浜紀子アナウンサー」
 
心不全で弱った心臓が細胞シートで再生?世界をリードする最先端の心臓治療とは?。今日のドクターは大阪府吹田市にある大阪大学医学部附属病院 心臓血管外科の澤芳樹先生。
 
 
4月から大阪大学の医学部長になり、関西そして日本の医学界を牽引するドクターです。今日のおはようドクターは最先端の心臓治療を再生医療と細胞シートをお送りします。
 
 
 
 
再生医療に興味を持たれたきっかけとは?
 
 
「脇浜紀子アナウンサー」
 
澤先生、再生医療に関心を持たれたきっかけはなんだったんですか。
 
 
 
「澤芳樹先生」
 
はい、現在心不全でこういう重症な方で治療を必要とする方というのは、大体数千人ぐらいいらっしゃると言われてるんですが、心臓移植が大体年間30人40人。
 
 
それから人口心臓が年間多くて100人から200人くらいなんですね。ということはほとんどの人が助かっていないということなんですね。
 
 
そんな中で私たちは心臓、ご本人の心臓を生かし出来たら、えーご本人のながら何とか治療できないか、すなわち僕らが今手術しているのは、心臓の弁を治したりとか...
 
 
いろいろなことはしていても心臓の筋肉は、傷んだ筋肉は治せていないんですね。
 
 
ですから一緒に傷んだ筋肉を治すことができたら、ご本人の心臓を活かしてですね、で、まぁ元気になっていただけるんじゃないか...
 
 
そういうことを目指して再生医療に取り組み始めた次第です。
 
 
 
 
細胞シート治療とは?
 
 
「脇浜紀子アナウンサー」
 
そこで先生が考案されたのが細胞シートというものなんですよね。
 
 
 
「澤芳樹先生」
 
そうですね。はい。
 
 
 
「脇浜紀子アナウンサー」
 
もともとその細胞シートを作る細胞はどこから取ってくるんですか。
 
 
 
「澤芳樹先生」
 
足の筋肉の細胞がですね、もっとも心臓にいいということが分かったんです。筋肉の一部を取ってきて、で、筋肉を使うんではなくて、実はですね。
 
 
筋肉の中にある筋の目の細胞、「筋がん細胞」と言うんですけども、筋肉になる予備軍みたいな、でもそういう細胞って、元気になる因子を出しやすいんですね。
 
 
その細胞を培養して細胞をですね、シート状にすなわち細胞が培養中にですね、作っている社会、組織をそのまま温度を変えることでシート状にこう回収できる方法を発明してですね、
 
 
それを心臓に貼り付けると少なくとも細胞にダメージを与えずに心臓移植できると、そういうことえ細胞のポテンシャルを十分に引き出す
 
 
傷めないで出来るだけ多くの細胞を移植する方法と、こういう方法を発明して2000年頃からですね、数年間にわたって研究開発してきたんですね。
 
 
で、足の筋肉の細胞と言うのは再生能力が心臓より強いので、そこから沢山そういう因子を出すので、心臓の筋肉のほうはもう出しきって疲れていると
 
 
そこへ応援部隊として足の筋肉の細胞を持ってきてですね、で、その因子を出させることによって心臓の細胞が元気になると...
 
 
これが私たちが始めた足の筋肉の細胞を使った細胞シート治療なんですね。
 
 
 
 
はじめて細胞シートを使った治療の経緯とは?
 
 
「脇浜紀子アナウンサー」
 
澤先生が、2007年ですか、世界で初めてこの細胞シートを実際に使って心不全の患者さんの治療をなさっていたという...
 
 
 
「澤芳樹先生」
 
そうですね。この患者さんは、56歳の男性でして、この方が拡張型心筋症という病気を患われてですね、で、心臓移植を待機されていたと、一年間も人工心臓を装着されていて
 
 
もう移植を待っておられたんですけど、これからまだ2年3年とかかると、それならぜひこの治療を世界で最初だけどやってほしいということで、受けていただいたんですね。
 
 
そしたら3ヶ月したら心臓の機能が想像以上に回復して、で、無事に人工心臓から離脱してですね、お家にもう帰られて、もうそれから7年目に入ってますけど...。
 
 
 
「脇浜紀子アナウンサー」
 
その心臓移植を待っている状態から、その人工心臓を取り出してしまうぐらいまで回復されたと...
 
 
 
「澤芳樹先生」
 
そうですね。で、移植は受けなくても日常生活は送っていただけているということですね。
 
 
 
 
細胞シート治療は子どもにも可能!
 
 
「脇浜紀子アナウンサー」
 
そのお子さんにも、この再生医療、細胞シートによる治療というのは有効なんでしょうか?。
 
 
 
「澤芳樹先生」
 
そうですね、去年の6月にですね、第一(拡張型心筋症の11歳女児に治療)の治療さしていただいて、この方もですね、やはりご両親の思いからですね...
 
 
できるだけ早くということを考えていただいたので、心臓移植の登録までに治療さしていただいたと。まだお一人しかやっていませんので、言えないんですけど
 
 
少なからず進行を止める効果があればいいなと、できたら心臓移植に移行していくのにもしくは心臓移植を受けなくても、なんとかギリギリのところで...
 
 
生活していただければいいなと言うふうに思ってますけども、子供さんの方が拡張型心筋症という同じ病名でも難しい状況が多いので...
 
 
それはこれから検証さして頂かないといけないというふうに思ってます。
 
 
 
 
細胞シート治療の実用化について
 
 
「脇浜紀子アナウンサー」
 
今日は再生医療の細胞シートのお話を伺いましたけれども、実用化されていくのにどれくらいかかりますかね。
 
 
 
「澤芳樹先生」
 
企業のですね、治験が終了してですね、今承認申請してるんですね、で、恐らく夏前後には承認されるかなっていうふうに期待してまして、実は昨年ですね
 
 
日本で法律が改正されたんですね、もう世界で唯一の再生医療に特化した法律っていうのができたんです。これによって再生医療を早く承認しましょうという形で非常に政府も応援してくれてますし、早いテンポで進んでいくんじゃないかと。
 
 
 
「脇浜紀子アナウンサー」
 
じゃあもう救える命が増えてくるという未来がもうすぐそこということですね。はい、今日はありがとうございました。
 
 
 
「澤芳樹先生」
 
はい、どうもありがとうございました。
 
 
 
おわりに
 
 
「脇浜紀子アナウンサー」
 
 
今回おはようドクターで澤先生にお話を聞きに行くというとですね、まわりの人から「えっ?あの澤先生?」っていうものすごくそういう反応がありまして...
 
 
やはりあのトップの心臓に関してね、お医者様にお話を聞けたということで、なんか感慨深いところがありますけども、あのもちろんね細胞シートを使った再生医療、最先端の医療をてがけてらっしゃるというところに大変感銘をうけたんですが
 
 
それとともに大阪大学という私もここで学位を取ったので、澤先生の後輩だと思うと私も何か誇らしい気持ちになりました。
 
 
 



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