2015年02月の記事一覧

看護師さんのお仕事や転職に関する情報サイトです。医療機関だけでなく福祉施設や一般企業に転職するための情報を分かりやすく解説しています。

月別アーカイブ:2015年02月

2015年02月の記事一覧。看護師さんのお仕事や転職に関する情報サイトです。医療機関だけでなく福祉施設や一般企業に転職するための情報を分かりやすく解説しています。
潜在看護師向けの再就職支援セミナーを受講すれば再就職できるのか?長期ブランクも問題なし?

転職に失敗する看護師の特徴
■再就職支援セミナーを開催する裏事情とは?依然として多くの医療機関で「人材不足」が続いています。毎年5万人前後の人たちが「看護師資格」を取得されているのですが…

記事を読む

デイケア看護師の給料・年収は本当に低いのか?働きやすいから離職率は低い?

デイケアの仕事について
■デイケアの役割についてデイケアとデイサービスは、よく間違えられることが多いですが、基本的にデイケアは、高齢者や身体障害者など要介護認定(1〜5)を受けた方が…

記事を読む

看護師の職場でのいじめと人間関係の問題とは?自分でやる効果的な解決法とは?

看護師の悩みについて
■看護師の陰湿ないじめの実態とは?ここ日本では「いじめ」による殺人事件が急速に増えており、テレビや新聞をにぎわすことも多いわけですが、「いじめの問題」は、すで…

記事を読む

看護師未経験の方が看護師として働けるのか?潜在看護師の特殊な事情とは?

看護師の再就職について
■潜在看護師の裏事情とは?看護師の資格を持っていながら、看護師として働いていない潜在看護師の数(推定)がすでに60万人を超えてしまいました。しかも勢いを増して…

記事を読む

看護師による中心静脈栄養看護の注意点とは?中心静脈栄養法のメリット・デメリットとは?

看護師の仕事の問題
■中心静脈栄養法・胃ろう栄養法とは?病棟には自分で食事がとれない状態にある患者さんもいらっしゃいます。しかし、普通の点滴では十分なエネルギーを補給することがで…

記事を読む

潜在看護師の再就職を難しくするものとは?効率良く再就職する方法とは?

看護師の再就職について
■再就職は気負いすぎると挫折します!看護師さんの多くが、「結婚・出産」をきっかけに家庭に専念することになります。このため必然的に長期間にわたるブランクが生じる…

記事を読む

整形外科で働く看護師の仕事と役割とは?メリット・デメリットとは?

病院での仕事について
■整形外科の役割とは?整形外科は、基本的に骨、軟骨、筋、靭帯、神経などの疾病や外傷を専門的に治療する診療科目でして、「形成外科」や「美容整形外科」などと同じく…

記事を読む

介護老人保健施設の看護師求人が今後さらに増える可能性について

介護老人保健施設の仕事
■看護師の需要が拡大している理由とは?高齢化社会が確実に進む中で全国的に「介護老人保健施設」が増えています。介護老人保健施設は、「要介護認定(1〜5)」を受け…

記事を読む

看護師から介護業界へケアマネージャーとして転職するメリット・デメリット

介護関連の資格
■スタート当初は人気の資格!介護保険制度が2000年4月1日にスタートした時と現在では、介護業界を取り巻く環境は大きく変わっています。残念ながら医療業界と一緒…

記事を読む

夜勤専従看護師として転職する魅力とは?夜勤専従看護師のメリット・デメリット

夜勤専従看護師について
■なぜ夜勤を嫌う看護師が多いのか?夜勤を嫌う看護師さんは少なくありません。理由は人によって色々ありますが、確かに夜の病院は怖いですよね。一部照明を落としている…

記事を読む

潜在看護師向けの再就職支援セミナーを受講すれば再就職できるのか?長期ブランクも問題なし?

※ 本ページはプロモーションが含まれています。



420.png



■再就職支援セミナーを開催する裏事情とは?


依然として多くの医療機関で「人材不足」が続いています。


毎年5万人前後の人たちが「看護師資格」を取得されているのですが、そのうちの半分
程度の人たちが実際に医療機関に就職し、看護師として働きます。


つまり半分以上の人たちが資格を取得しても、看護師として働かないわけです。


しかも、新卒で就職した人たちの約8%程度が1年以内に退職します。


ですので、毎年看護師になる人たちは増えても、それを上回るペースで看護師を辞めて
しまう人が増えているので、「潜在看護師」はすでに60万人以上に達してます。


一般の会社の仕事であれば、数ヶ月程度で慣れる仕事もありますが、看護師さんの仕事
は専門性が高い上に覚えなければならないことが多いので、そうもいきません。


多くの医療機関が潜在看護師に復職してもらうための取り組みを強化しています。


とくに地方では、人材不足で適切な医療サービスが受けられないとなると、最悪他の町
に引っ越さなければなりません。特に小さなお子さんがいる若い世代は大変です。


子供を診てもらうために、車で他の県まで片道1時間以上かけて通わなければならない
なんてことが実際に起こってます。そうなると引っ越さざるえなくなります。


そうなると過疎化がさらに進んでしまうことになるため、自治体側も必死です。


このため自治体と組んで潜在看護師の復職に取り組んでいるところが増えてます。


その一環として、再就職を支援するセミナーや研修を定期的開催しています。





■再就職支援セミナーを受講する方法


再就職支援セミナーに参加することにより、最新の医療や看護に関する知識を学ぶこと
ができますので、入職した後に仕事に慣れるまでのストレスを抑えてくれます。


1年程度ならすぐに勘も戻りますが、5年以上、10年以上となると難しいです。


例えば現役で働いていた時よりも医療機器が進化していたり、業務に関するシステムも
オンライン化が進んでいたり、また医薬品などの名称や略称が変わっていたりします。


いきなり復職したらついていけません。再就職を支援するセミナーを受講し、もしその
病院の院内研修が優れているのであれば、そのまま就職するのがベストです。


事前に研修を受けて予備知識を得たほうが、職場の状況を理解できるので安心です。


くどいようですが、日本全国の医療機関で看護師さんは不足しています。


東京は例外的にかなり改善されていますが、地方は本当に悲惨な状況が続いてます。


上述したとおり病院単独で開催するケースもありまがう、自治体と共同で行なうケース
が増えています。それだけ潜在看護師がもてはやされている証拠でもあります。


また、再就職支援セミナーの開催については、市役所や役場で問い合わせると情報を
教えてくれますし、経営規模の大きな病院でも色々な情報を積極的に広報してます。


ホームページで随時更新されるので、簡単に入手することが出来ます。


「看護師求人サイト」を利用すれば、例外なく再就職と再就職支援セミナー、院内研修
がセットになっていますので、復職までの道のりが明確な状態で再就職を進められます。


長期のブランクがある看護師さんの再就職をこれまで沢山サポートしているので、
適切なアドバイスを受けることができます。再就職で悩む必要はまったくありません。





■思い悩む前に再就職支援セミナーを受講しましょう!


長期のブランクがある看護師さんが再就職を検討されるさいに色々と悩まされます。


特に「 年齢 」のことで悩む看護師さんが非常に多いです。


しかし、再就職支援セミナーは「年齢制限」はありません。


人材不足を解消するために潜在看護師の中から幅広く受け入れようとしています。


ですので、看護師さんであれば、どなたでも「無料」で受講することが出来ます。


なにもしないで思い悩むくらいなら、まず再就職支援セミナーを受講するべきです。


最近の医療現場の動向が分かりますし、最新の医療機器や看護ケアについても学べる
ので、なんで悩んでいたんだろうと思うくらい簡単に悩みが解消されます。





■再就職支援セミナーを受講するメリットとは?


そして、受講されている看護師さんの多くが同じ悩みを抱えているので、セミナーが
終了した後も色々と相談しあいながら付き合いが続くケースも少なくありません。


こうした出会いによってもたらされる恩恵は計り知れません。


場合によっては同じ職場で働くこともありえますし、仮に他の病院であっても、職場
以外の看護師さんと交流することは一人の看護師として大きな財産となります。


再就職支援セミナーを受ければ必ず再就職できるというわけではありません。


しかし、ブランクのある看護師さんの最も大きな障壁となっているのは、自信がない
ことです。これらは全て不安からきます。思い悩めば悩むほど自信がなくなります。


再就職支援セミナーを受けることで、不安は大幅に解消されるので、少しずつ自信を
取り戻しながら、再就職を進めることができるので、利用しない手はありません。


上述したとおり、自分で探すのは大変ですが、看護師求人サイトを利用すれば、
再就職、再就職支援セミナー、院内研修までをセットで求職活動を進められます。


再就職するうえで色々な悩みを解消するためにも、相談されることをオススメします。


デイケア看護師の給料・年収は本当に低いのか?働きやすいから離職率は低い?

※ 本ページはプロモーションが含まれています。



128.png



■デイケアの役割について


デイケアとデイサービスは、よく間違えられることが多いですが、基本的にデイケアは、
高齢者や身体障害者など要介護認定(1〜5)を受けた方が対象となっています。


施設側が利用者さんの送迎を行い、施設内ではリハビリテーションを中心にケアを行う
日中のみ介護サービスです。また通所リハビリテーションともいいます。


実際にデイケアを利用されている方の大半は要介護認定を受けられた高齢者さんですが、
デイケアには幾つか種類があり、高齢者だけでなく精神科専門の施設もあります。


デイケアでは心と体の両方の機能の回復を目的としたサービスを提供することにより、
利用者さんの日常生活での自立を促進し、自宅療養を軽減する役割があります。


しかし、利用者の大半が高齢者であるため、リハビリに関しては難しい面があります。
認知症が進んでいる方も少なくないので、専門職員の言うことを聞いてくれません。


ですので、老化による肉体的機能の衰えを回復させるのは容易ではありません。


ちなみにデイサービスでもデイケア同様に「リハビリ」は行われますが、食事や入浴、
排せつなど日常生活の介助、軽い運動、レクレーションが中心となっています。





■デイケアの職員の配置基準


デイケアの人員基準および配置基準については以下のとおりです。


●医師は専任もしくは常勤の医師が1名以上

●理学療法士や作業療法士、言語聴覚士の配置基準は、10対1

●看護職員(正看護師・准看護師)介護職員の配置基準は、10対1



デイケアやデイサービスでは、利用者さん一人一人と時間をかけて接することができ、
病棟勤務とは違ったやりがいがあります。この点も大きな魅力となっています。


デイケアで働く看護師さんのメインの仕事は、「バイタルサイン」のチェックをはじめ、
利用者さんの健康管理です。病院で行われる医療行為は行っていません。


一般の病院で臨床経験が3年以上あれば十分対応することができますが、利用者さんの
大半は高齢者であるため、急な体調不良が日常茶飯事的に起こります。


また施設によっては、入浴サービスを行っているので、その介助を行う場合もあます。


そうした場合、「入浴やレクレーションを受けられるか?」、「帰宅させるか?」と、
いった判断、重症の場合は救急搬送の判断などが看護師さんに求められます。


転職を検討している看護師さんは少なくありません。しかし、安易に考えて転職すると、
失敗しますので、目的意識をしっかりもって求職活動に取り組む必要があります。





■デイケアに勤務するスタッフの給料は低い?


基本的にデイケアは、特養老人ホームや老人病院などの介護施設と異なり、夜勤があり
ません。日勤のみとなっている施設がほとんどなので、働きやすいです。


しかも、土日は営業していませんので、完全週休二日制となっています。


病院のように「変則勤務」がありませんので、休みがあっても休んだ気がしないという
ことはまずありません。体をゆっくり休めることができる点は大きな魅力です。


しかし、このメリットがデメリットでもあります。


夜勤がないので当然のことなが夜勤手当がありません。


病棟勤務の看護師さんのお給料は夜勤手当がかなりの部分を占めていますので、それが
あるゆえ、看護師さんのお給料は一般の会社員よりも高いと認識されているわけです。


デイケアに勤務している職員の給与水準は他の介護関連施設と比較すると低いですが、
従業員が働きやすい環境が整っているので、離職率が他よりもかなり低いです。





■デイケア看護師の給与水準について


夜勤手当などが無い分、給料はどうしても低いですが、それでも看護師さんの場合、
専門的なスキルを持っているので、他の従業員よりは高めに設定されています。


またそれぞれの地域によっても差があります。東京と地方では2〜3割以上差があり、
ちなみに東京のデイケア看護師のお給料は、月給25万円から30万円程度です。


年収で350万円から400万円といったところです。


次に地方のデイケア看護師の平均的な給与水準についてですが、月給18万〜25万円
程度です。また、年収についてですが、280万円から350万円程度前です。


それでも他の職種と比べるとかなり高いので、非常に人気が高いです。





■地域によって大きな差がある


東京や大阪などの大都市圏にあるデイケアは人口が多いこともあって、求人数も多く、
正看護師で25万以上、准看護師で24万以上の求人が多く見られます。


他の看護師の仕事と比較すると、月収も年収も確かに低いわけですが、一般的なOLさん
の給与水準(手取りで12〜13万円)と比較すると、かなり大きな差があります。


もしも病棟勤務から給与アップを求めていたり、キャリアアップを視野に入れての転職
であれば、デイケアへ転職することは到底オススメできません。


しかし、働きやすさを求めているのであれば、自信を持ってオススメできます。





■デイケア看護師の求人を探すのは困難


一般病院で働いていたときは、体と心が壊れるくらい大変な思いをして働いていた人が
デイケアで働くようになると、大半の人が元の健康な状態に戻ります。


「 人間関係の問題 」が無いわけではありませんが、働きやすいため、離職率が非常に
低いので、自分の希望にあったデイケア看護師の求人を自力で探すのは困難です。


看護師転職サイトを利用しても、タイミングよく転職することは難しいです。


看護師の職場でのいじめと人間関係の問題とは?自分でやる効果的な解決法とは?

※ 本ページはプロモーションが含まれています。



99.png



■看護師の陰湿ないじめの実態とは?


ここ日本では「いじめ」による殺人事件が急速に増えており、テレビや新聞をにぎわす
ことも多いわけですが、「いじめの問題」は、すでに子供たちだけではありません。


悲しいことに看護師さんが働く職場にもいじめはあります。


今こうしている間にも現在いじめを受けている看護師さんがいるかと思います。


しかも職場でのいじめは結構陰湿な場合が少なくなりません。


特にここ最近は、コンプライアンスが厳格化されたことにより、職場が混乱することも
多く、従業員にしわ寄せがきているため、いじめが陰湿化している傾向が強いです。


職場で立場が弱い人ほど「いじめ」に苦しめられるケースが実際に増えています。


「陰口」を言われる程度ならまだましなほうで、仕事のことで分からない点を尋ねても
無視されたり、特定の人だけ辛くあたったり、人前で罵倒したりします。


近年「男性看護師」の数が急速に増えているとはいっても、看護師さんの92%が女性
ですから、一般の会社にはない女性が多い職場特有の自由奔放さがあります。


男性の目を意識しないときの女性は怖いくらいノビノビしていますよね。


職場で何でも思ったままを口に出してしまう方も少なくありません。


しかし、だからといって職場でのいじめが許されるわけではありません。





■安易に転職すると同じ失敗を繰り返す?


仕事に関することで指導されるならまだしも、ただ自分が気に入らないからといって、
文句を言われるのは、言われる側にとっては正直たまったものではありませんよね。


陰湿ないじめとしか受け取れない場合も多いでしょう。


人は他人が考えているほど強くはありません。


強そうに見える人でも何気ない一言で傷ついていたりするものです。


しかし、看護師さんの仕事は、ちょっとしたミスであっても、患者さんの生命に関わり
ますから、時には怒鳴りながら厳しい言葉で注意することも少なくありません。


職場に配置されたばかりの新人看護師さんは、そうした光景を目の当たりにして、色々
戸惑うことも多いかと思いますが、それらが看護師として成長させる肥やしにります。


職場での看護師同士の人間関係に関わる問題はすべて自分を成長させてくれるものと、
考えることができればいいのですが、人間には感情があるので、そうもいきません。


しかし、逆にこうした「人間関係の問題」から一方的に逃げてしまうと、仮に他の職場
へ転職できたとしても、ずっと人間関係の問題に追いかけられることになります。


転職先の職場の方が人間関係に関する問題が酷かったなんてことはよくあることです。


それくらい人間関係の問題は複雑で難しく、実際に退職に追い込まれるケースも少なく
ないだけに、自分で出来る範囲で事前に対策を準備しておく必要があります。





■いじめ被害を解決する方法


真面目に一生懸命働く看護師さんほど、他人の失敗が許せなかったりします。


そして、他の看護師の仕事ぶりが気になって仕方がないときは、自分に余裕がないとき
である場合が多く、また何らかのトラブルが発生する前兆だったりします。


いじめで苦しんでいるのであれば、すぐに上司に相談してください。


一番最初にできることは、看護師長など上司へ現状を報告して、相談することです。


いじめをそのまま放置してしまうと犯罪(暴力行為など)に発展する恐れがあります。


いじめる側は、どんどんいじめをエスカレートさせる傾向が強いです。


例えば最初は職場の看護師数人にいじめを行っていたのが、次第に患者さんに広がって
しまうケースも多いので、そうなるまえに病院側は手を打たなければなりません。


そのためにも職場の上司に相談し、有効な対応策を講じてもらいましょう。


しかし、人によっては職場の上司からいじめられている場合もありますよね。


その場合は、上司の上司にあたる看護部長などに相談してください。





■相談するまえに手紙を書こう!


必ず相談するまえに手紙に書いて下さい。そして、何度も読み返して下さい。


そうすることによって、頭の中が理路整然としますので、感情をある程度おさえながら
上司に説明することができます。上司も現状を理解しやすくなります。


もし、言いづらくて中々相談出来ない場合は、この手紙を直接上司に手渡して下さい。


この段階では、まだ転職を検討する必要はありません。


しかし、上司も人の子ですから、中々動いてくれない場合もあります。


そうならないための方法として、現状のいじめに関する問題をこのまま放置すると、
将来的に大問題に発展する可能性があることを示唆するように説明します。


例えば、「このままだと患者さんに暴力を振るうのではないかと心配です」と、言った
具合に憂慮しながら説明することで、上司に危機感を持たせることができます。


いじめの加害者を貶めたいために、根も葉もないウソを報告するのは絶対にいけません。
しかし、この場合は相手と病院の将来を心配しているだけなので問題ありません。


また、先に述べたように、いじめが犯罪に発展するケースが現実に増えています。


同じ職場の看護師をいじめていたのが、ある日を境に患者さんをいじめるようになった
なんてことになれば大問題です。暴力沙汰になればマスコミが飛びつきます。


この点について心配しているかのように説明すると、上司も動かざるえなくなります。


上司が動いてくれたにもかかわらず、職場でのいじめに関する問題がまったく改善され
ないようでしたら、根が深すぎるので転職を視野にいれてもよいでしょう。


看護師未経験の方が看護師として働けるのか?潜在看護師の特殊な事情とは?

※ 本ページはプロモーションが含まれています。



hitomishiri.png



■潜在看護師の裏事情とは?


看護師の資格を持っていながら、看護師として働いていない潜在看護師の数(推定)が
すでに60万人を超えてしまいました。しかも勢いを増して増え続けています。


といいますのも看護師さんになる人は毎年右肩上がりで確実に増えていますが、それと
同時に看護師として働くことを辞める人が勢いを増して増えているからです。


厚生労働省から発表された2011年のデータによりますと、看護師の国家資格を取得
された方は4.9万いまして、そのうち看護師として就労する人は約半数程度です。


新卒の看護師さんの離職率は7.5%もあり、医療機関に就職しても半年以内に10人
に約1人は辞めてしまうので、長く働きつづけるのが非常に困難な仕事とされてます。


しかし、他の職種と比較した場合、看護師さんの離職率は平均より少し高い程度です。


意外に思われるかもしれませんが、一般の会社でも大卒の定着率が年々悪化しています。
大変な思いをして就職しても3年以内に30%から40%程度の人が退職しています。


サラリーマンの平均勤続年数が12〜13年程度となっており、東洋経済から毎年発表
されている有名企業の平均勤続年数は年々悪化しています。


つまり、様々な理由により、日本国内の労働環境が悪化しているといえます。





■看護師未経験の就職事情とは?!


また潜在看護師の中には、看護師資格を取得していながら、看護師として働いた経験が
まったく無い人や数ヶ月程度で辞めてしまった方が決して少なくありません。


ですので、雇用する側もブランクのある看護師未経験者を雇用するリスクを十分知って
いるので、どうしても慎重にならざるえない状況にあります。


しかし、多くの方が看護師として働くことに強い未練を感じています。


同じ未経験であっても現状では新卒を優先して採用する傾向が強いです。


これは、医療機関に限ったことではなく、日本の特殊な雇用環境によるものです。


40歳前後で看護師資格を取得してから看護師として働き始めた方も少なからずいます
ので、諦める必要は全くありませんが、自分一人で就職活動を続けるのは難しいです。


単に情報が不足しているだけでなく、客観的に医療機関で働くことがどういったことか
理解できないので、看護師求人サイトを利用して、就職活動を進める必要があります。


病棟勤務であれば潜在看護師のための研修や講習会が日本各地で開催されています。
看護協会が主催する研修や講習会は実践的なので非常にためになります。


看護師として実践的なスキルや知識を身につけていませんので、一人前の看護師として
認められるまでには、大変な「試練」があることを覚悟する必要があります。


その覚悟さえあれば病棟勤務であっても十分働くことが可能です。





■病院にこだわらなければ看護師未経験でも問題なし!


理由は色々あるでしょうが、新卒でありながらブランクがある場合、雇用側からすると
「何か特別な理由があるのでは?」と、勘繰られてしまうのは至極当然です。


看護師求人サイトには「未経験可」の求人がかなりありますが、長く働きつづけるには、
やはり院内での教育体制がしっかり整っているところでないと難しいです。


数日簡単な研修を受けて、すぐに職場に配置されても、戸惑いますからね。


自治体と病院が協力して積極的に潜在看護師向けの研修やセミナーを行っていますので、
こうしたセミナーに積極的に参加されることをオススメします。


また、個人的に看護師未経験の方は、病棟勤務にこだわらない方が良いと思います。


むしろ看護技術をあまり必要としないところで働くべきです。


訪問看護や介護施設の仕事は、基本的にはバイタルサインのチェックなどの経過観察が
中心となるため、病棟勤務よりも未経験でも採用されやすい傾向にあります。


もちろん施設によって事情が多少異なりますので、一概にはいえませんが、医療行為を
行わないので、看護師未経験の方にとってみれば敷居が低いので、応募しやすいです。


やはり、スキルがほぼゼロの方が最新鋭の医療機器を見ると強い抵抗感を感じます。


あまりにも期待が大きいと初日で病院を辞めたくなるかもしれません。


病院以外の職場でも「看護師の資格」は十分生かせます。例えば、パート看護師の仕事
であっても、時給が割高に設定されているため、かなりの金額を稼げます。


介護関連の福祉施設などを中心に看護師の需要はかなりあります。


そして、ある程度「 看護業務 」に関する経験を積んでから病棟勤務に意向することも
十分可能ですし、その方が全くのゼロから復職するよりもストレスが抑えられます。





■仕事に慣れるまでは辛抱が必要!


デイサービスや老人ホームなどの介護施設でも看護師の募集をしています。


臨床経験が求められるところもありますが、決して可能性がゼロではありません。


介護施設では介護職員が圧倒的に多いです。看護師の仕事は限られています。


そして、ここ最近では従業員の心と体の「健康管理」を重視している企業が増えていま
すので、密かに「企業看護師」の需要も急激に拡大しています。


看護師未経験の方は、ある程度慣れるまでは、あまり責任が大きくない仕事から始める
べきです。とにかく今は看護師として「経験」を積むしかありません。


色々な不安はあるかもしれませんが、常に謙虚な気持ちで前向きに働けば周囲の人達も
次第に認めてくれますので、働きやすくなりますので、それまでは辛抱です。


場合によっては自分よりも一回り若い人に指導を受けることになるかもしれません。
腹の立つこともあるかもしれませんが、これに関しても慣れるまでの辛抱です。


看護師による中心静脈栄養看護の注意点とは?中心静脈栄養法のメリット・デメリットとは?

※ 本ページはプロモーションが含まれています。



134.png



■中心静脈栄養法・胃ろう栄養法とは?


病棟には自分で食事がとれない状態にある患者さんもいらっしゃいます。


しかし、普通の点滴では十分なエネルギーを補給することができません。栄養価の高い
ものを静脈にいれると、強い痛みが生じ、「静脈炎」を起こすリスクが高いです。


このため、「中心静脈栄養法」といって、細いカテーテルを心臓付近の静脈に挿入し、
このカテーテルを介しながら点滴をおこなうことによって、エネルギーを補給します。


また、中心静脈栄養法以外にも、患者さんに必要なエネルギーを補給する方法として、
胃に直接エネルギーを補給する「胃ろう栄養法」などがあります。





■中心静脈栄養法のリスクとは?


患者さんによっては、口から普通に食事を取ると、誤嚥をし誤嚥性肺炎を繰り返すこと
もあり、そうした場合「中心静脈栄養法」や「胃ろう栄養法」を行います。


このカテーテルをセットすれば、いちいち点滴するために針を刺す必要がありません。
一日に必要な栄養のほとんどを点滴だけで補給出来る点が大きなメリットです。


ただし、「中心静脈栄養法」栄養補給を続けると高血糖、肝機能障害を発症するリスク
があり、カーテルを体内に入れることで「細菌感染」の発症リスクが高まります。


場合によっては、肺血症、血栓性静脈炎などを引き起こす可能性があります。


しかし、「中心静脈栄養法」といえどもリスクはつきものです。


例えば病気になる以前から食事のたびに、むせたり咳こむことが多かった患者さんは、
誤嚥性肺炎を発症するリスクが高いので十分注意しなければなりません。


特に高齢患者さんの場合は、老化による身体の機能低下から、咳き込んだり、むせたり
していないにもかかわらず、「誤嚥」してしまうこともあります。


それに気づけないことも少なくないので、高齢患者さんの場合は要注意です。


胃ろうでエネルギーを補給する場合は、患者さんに適した体位をしっかり保たないと、
誤嚥によって逆流性の肺炎を併発してしまう可能性も十分あります。





■中心静脈栄養法のメリット


中心静脈栄養法は、心臓付近の大静脈までカテーテルを挿入することから、気胸や空気
塞栓、動脈損傷といっ合併症を発症するリスクが高いので、この点も要注意です。た


中心静脈栄養法のメリットは、一度カテーテルをセットすれば、何度も穿刺をする必要
がありませんし、エネルギーを補給することによる痛みを最小限に抑えられます。


また看護師さんも毎日注射針をさす作業が大幅に軽減されますし、呼吸器や消化器への
負担が大幅に軽減ができるうえに、血管の確保が常時可能となります。


このため、緊急時におきましても、薬液の投与がスピーディーに実現可能となります。





■中心静脈栄養法のデメリット


中心静脈栄養法のデメリットについてですが、体内にセットされたカテーテルによって
感染のリスクが高くなるので、感染防止のためのケアを慎重に行う必要があります。


そして、消化管の安静な状態を維持することが出来るのですが、色々な問題が生じます。
まず消化管がもつ本来の自然な働きを妨げる動きが活発化することになります。


高濃度の栄養が投与されることによって、血糖のコントロールがより難しくなりますし、
肝機能障害のリスクが高いので、合併症のリスクも比例して高くなる可能性があります。





■中心静脈栄養法での患者さんの看護


カテーテルを挿入するにあたり、カーテルが外れないようにするわけですが、患者さん
に余計な不安を与えないようにするためにも、冷静に対処しなければなりません。


また高齢患者さんの場合は、認知症がかなり進んでいる方も少なくありません。


自ら管を抜いてしまう可能性があるので、両手の動きを抑えるためにミトンを利用して
拘束するわけですが、これとて長時間拘束すれば手指の拘縮や水虫など誘発します。


しっかり対策しなければ、トラブルを引き起こしてしまうので、要注意です。


患者さんを見守ることができる間だけでも、ミトンを外してあげましょう。


また高齢患者さんの中には患者さんは発語できない方も少なくありません。


患者さんの表情を観察しながら、適切なケアを行なうように心掛けて下さい。


また、カテーテルの管が非常に長いので、「体位変換」のさいに誤って管を引っ張って
しまう危険性もあるので、細心の注意を払って対応しましょう。




■中心静脈栄養法の注意点とは?


中心静脈栄養法では、患者さんが摂取できる一日栄養量が設定されているわけですが、
高カロリーの栄養が過度に補給されないようにするために、滴下速度を確認します。


大抵どこの病院でも滴下速度の設定ミスを防ぐために、午前と午後の2回にわたって、
確認していきます。午前中は朝一番に注射をセットするさいに行います。


午後は看護師さん二人で各病室を回りながら間違いのないことを確認します。


「中心静脈栄養法」は、条件を満たしていれば入浴することも認められてはいますが、
感染リスクがあるので、患者さんを感染させないために潔操作の技術が重要です。


また、高齢患者さんの大半が痰の喀出を自分で出来ません。


看護師が時間を見て、患者さんの症状に合わせて吸痰しなければなりません。それ以外
にも口腔ケアや清拭、手浴足浴、おむつ交換や体位変換、創処置などの仕事をします。


潜在看護師の再就職を難しくするものとは?効率良く再就職する方法とは?

※ 本ページはプロモーションが含まれています。



17.png



■再就職は気負いすぎると挫折します!


看護師さんの多くが、「結婚・出産」をきっかけに家庭に専念することになります。


このため必然的に長期間にわたるブランクが生じることになるわけですが、これは何も
看護師さんだけではありません。一般の会社で働く女性にもあてはまります。


これが女性の「社会進出」を妨げる大きな要因の一つとなっています。


そして。子育てに手がかからなくなると「再就職」するための準備にとりかかります。
どうしても子供が大きくなるに従って色々とお金がかかるので無理もありません。


とはいっても、まだ再就職を検討し始める段階です。


つまり、当面はお金の心配はないので、無理して働かなくてもいい状態にあります。


このため再就職を検討するだけで終わってしてしまう可能性が非常に高いです。


長期のブランクがありながら再就職するには、しっかりとした目的がなければ難しく、
いざ再就職しようと思っても、色々と考えてしまうので、後ずさりしてしまいます。


あまりにも気負いすぎると高い確率で挫折しますので、最初からいきなり常勤で再就職
するよりも、パートやアルバイトで働きはじめることをオススメします。


非常勤看護師としてであれば、ある程度自分のペースで無理なく働けます。


また、長期のブランクを生じさせなくてすみますし、ある程度自信ついてきたところで、
常勤として就職し直すこともできますので、あせる必要はまったくありません。


自分の自由にできるお金を稼ぐくらいの気持ちで働きに出るほうが、看護師として復職
することが容易になります。余裕がありながら、無理に常勤で働く必要はありません。






■退職してすぐに再就職する場合の注意点とは?


看護師として再就職される方は、子育てや家事など家庭の仕事を優先させなければなら
ないために長期にわたるブランクが生じてしまった方ばかりではありません。


実は退職したばかりの看護師さんも多いです。長期間にわたって同じ職場で働き続けた
看護師さんのなかには在職中に転職活動しない方も少なくありません。


求人は沢山ありますので、再就職するうえで特に困ることはないと思います。


しかし、いくらブランクがないからといっても、再就職するためには準備が必要です。
何も考えずに条件がよい求人票の中から次の職場を選んでしまうのは大変危険です。


前職よりも職場環境が悪いところへ就職することになる可能性が高いからです。


せっかくの機会ですから、さらに看護師として一段上を目指してみるのもいいですね。


そのためには適切な職場を選ばなければなりません。色々な情報を精査しながら準備が
必要ですし、研修に参加して、より高度な看護技術や知識を勉強することも大切です。





■再就職セミナーは絶対に受けたほうがいい?


ブランクがあってもなくても再就職先を探す前に「再就職セミナー」を受講されること
をオススメします。ブランクがある方は、一から看護を学びなおすことができます。


ブランクがない方の場合は、看護技術や知識を人に教える方法を学びます。


そうすることによって、これまで身につけたものがより確かなものになります。


また、看護師としてさらにスキルアップするうえでも非常に役に立ちますし、他の病院
では「どうやってやるのか?」を知るだけでも非常に勉強になります。


医療は急速に進歩しており、その度に職場での業務も少しずつ変わります。


ですので、研修セミナーを受講することによって、最新の医療機器の取り扱い方だけで
なく、看護知識、看護技術に関することをしっかり学ぶことが出来ます。


研修セミナーの調べ方は以下のとおりです。



(1)市役所など役場に問い合わせる

(2)大学病院などの医療機関に問い合わせる

(3)住んでいるエリア付近にある看護協会に問い合わせる

(4)ネットを利用して自分で探す

(5)看護師転職サイトを利用して再就職の相談から始める


申し込みに関してはネットで申し込むのが一般的です。


子育て中の方は、是非市役所に足を運んでください。


働きながら受けられる子育て支援の行政サービスは、意外と知らない方が多いんです。
行政側も広報誌やハガキなどで案内するだけなので、知らないのも無理ありません。


利用できるものは、すべて利用するくらいの気持ちで挑んでください。


そうすれば、より仕事と家庭を両立することが可能となります。





■円満退職は絶対です!!


再就職のための職場探しは大事です。自分にあった条件で職場探しをしましょう。


現職の方の退職についてですが、3か月前には退職について上司に相談しましょう。


相談といっても退職することを上司に伝えるだけです。また法的には2週間前に伝えれ
ば良いことになってはいますが、余裕をもって3ヶ月前には伝えましょう。


中々難しいですが、円満退職できるように、説明する理由もしっかり考えましょう。


上司の方は後任人事について考えなければなりません。


完全な売り手市場にありますので、後任の人材を確保するのは容易ではありません。


ですので、円満に退社するためにも退職願は早いほうがいいです。


退職願いを出してから休日を中心に就職活動をします。


看護師転職サイトを利用すれば、仕事と就職活動を並行して行なうことができます。


何度も退職・再就職を繰り替えすことになると、これまでのキャリアに傷がつきます。


そうならないためにも、再就職するにいたった原因についてしっかり考えましょう。
そうすることによって、次の再就職先をきちんと選ぶことができます。


整形外科で働く看護師の仕事と役割とは?メリット・デメリットとは?

※ 本ページはプロモーションが含まれています。



273.png



■整形外科の役割とは?


整形外科は、基本的に骨、軟骨、筋、靭帯、神経などの疾病や外傷を専門的に治療する
診療科目でして、「形成外科」や「美容整形外科」などと同じく外科の一種です。


外科には、上述した以外にも「一般外科」や「呼吸器外科」、「心臓血管外科」など、
沢山の種類があり、また「需要」の大きな診療科目の一つとされています。


診療対象となる患者さんの年齢層は、小児から高齢者まで実に幅広いのが特徴です。


整形外科は、大学病院や総合病院などの大型病院であれば大抵ありますし、町中にある
一般的なクリニックでも専門的に行っているケースが少なくありません。


ちなみに外科と内科の分類についてですが、メスなどを使って手術する診療科目は全部
「外科」となり、手術を行わずに薬物療法で治療する場合は「内科」となります。


整形外科のある病院やクリニックの数についていですが、厚生労働省から2011年に
発表されたデータによりますと、病院で4980件、クリニックが12252件です。


ちなみに精神科のある病院数は 1076件なので、約3倍以上差があります。


それだけ整形外科は需要が大きいわけでして、その分「看護師求人」も多いです。





■整形外科の主な業務内容について


依然として交通事故は減りませんが、交通事故を起こして大きな病院に搬送された場合、
非常に高い確率で整形外科を受診することになりますので、とにかく需要は大きいです。


交通事故は特殊な例ですが、もし日々の生活の中で肩痛や腰痛になった場合、整形外科
を受診することになるので、人によっては長期間にわたって通院することになります。


昔から整形外科は老若男女に関係なく、大変馴染み深い診療科目とされています。


また整形外科へ転科を希望する看護師を希望される方も少なくありません。


しかし、整形外科は他の診療科よりも専門性が非常に高いうえに、看護ケアに関しても
高度なスキルと知識がどうしても必要となるため、それなりに準備が必要となります。


骨折や捻挫、打撲、断裂などの外傷的疾患だけでなく、関節の慢性変性疾患、脊髄疾患、
脊椎疾患、腰椎椎間板ヘルニアなどの症状に関する診察や治療を行います。


整形外科では、単に医師が手術を行って治療するだけではありません。


ギプス固定方法だけでも数十種類ありますし、温熱・電気・水・光線などの物理的手段
を効果的に利用することによって、機能回復・改善させる方法もあります。


実際にリハビリ一つとっても実に幅広く、これに薬物療法なども加わるので、診療介助
だけでも覚えなければならないことが山のようにあるので、途方もなく大変です。


というのも整形外科が対象としている部位は、脊髄や脊椎、骨盤、肩・肘・手・手の指
などの上肢、股・膝・足・足の指などの下肢まであるので、覚えるのが大変です。


しかも、上述した通り、治療の対象となるのが、幼児から高齢者まで非常に幅広いので、
一段高い「コミュニケーション技術」がどうしても必要となります。





■整形外科で働く看護師さんの仕事とは?


整形外科で実際に行われている治療法だけでも色々ありますが、日々進化するためにも、
研究にも力を入れなければ、その病院は最新の医療から置いて行かれることになります。


このため整形外科で働く看護師さんも、各疾患に関するスキルや知識を常に高めること
を病院側から求められるので、転職する場合、それなりの経験がなければ厳しいです。


次に整形外科の看護師さんの仕事についてですが、基本的に他の診療科とほぼ同じです。
まず基本となるのがバイタルサインのチェックや診察・診療・検査の介助です。


そして、点滴、採血、配薬などの医療処置、滅菌作業、ギブス・包帯の交換、清潔ケア、
食事介助などです。また整形外科では事故などで身体的に不自由な患者さんも多いです。


あまりにも突然のことなので、現実を受入れられない患者さんが少なくありません。
精神的ストレスを抑えるための心のケアも看護師さんの大切な仕事の一つとなります。


手術前には必ず執刀医が手術内容などについて患者さんやその家族にに説明します。


また手術後に患者さんとトラブルにならないためにも、看護師さんはケアを行いなが
ら患者さんが手術に対して、不信感を抱いていないかを確認することも重要です。


そして、場合によっては医師に再度説明してもらうように取り計らいます。


手術後にどういったことが行われるかについては、看護師さんが説明します。





■整形外科で働くメリット・デメリット


上述したとおり、整形外科は需要が多いので看護師求人は比例して多いです。


大型病院だけでなく、町中にある一般病院やクリニックでも整形外科があります。


病棟勤務の場合は夜勤がありますが、外来やクリニックの場合は夜勤がありません。


日勤専従の仕事だけでなく、パートやアルバイトでも働くことが十分可能です。


家庭や子供を持つ看護師にとっては、働きやすい職場の一つとされています。


また、看護師として専門的知識が身につけられる点も大きなメリットです。


最後に整形外科で働くデメリットについてですが、どうしても体位交換や移動介助など
体力を必要とする仕事が多いので女性看護師には肉体的負担が大きいです。


こうした理由から整形外科では精神科と同様に男性看護師が重宝されています。


介護老人保健施設の看護師求人が今後さらに増える可能性について

※ 本ページはプロモーションが含まれています。



506.png



■看護師の需要が拡大している理由とは?


高齢化社会が確実に進む中で全国的に「介護老人保健施設」が増えています。


介護老人保健施設は、「要介護認定(1〜5)」を受けた利用者さん(65歳以上)が
在宅介護できるまでに回復することを目的に「機能回復訓練」を行なう介護施設です。


また、食事や排泄、入浴などの介助などの介護サービスが提供されます。


介護老人保健施設は、「老健」と略して呼ばれることが多いです。


利用者さんが自宅に戻ることを前提に適切な医療ケアやリハビリを行うことから、
「特別養護老人ホーム」のように長期間に渡って利用することが原則的にできません。


入所期間は3ヶ月となっていまして、3ヶ月ごとに検討会議が行われます。


そこで「入所継続」の是非を問うための判定が行われるのですが、もしここで退所可能
と判断された場合は、速やかに退所しなければなりません。


しかし、利用者さんが自宅に戻られるケースはそれほど多くありません。


団塊世代が引退したことで今後さらに加速し、2020年から2025年の間にピーク
を迎えることとなるわけですが、全国的に全く施設が足りていません。


新聞の折込などの求人メディアでも介護老人保健施設看護師求人・募集が見られるよう
になりましたので、興味を持たれている看護師さんも多いかと思います。


これから何回かに渡り、介護老人保健施設における看護師さんの役割から、求人を効率
よく探す方法など「 求職活動 」のポイントまでを解説させていただきます。






■介護老人保健施設の看護師求人は増えない?


仕事がら「最近お年寄りが増えた...」といった声を耳にすることが少なくありません。


実際に毎朝ウォーキングに励む元気なお年寄りを沢山見かけます。また、街中を歩くと
老人ホームやデイケア、デイサービスなどの介護関連の施設が増えています。


大都市圏に関しては一時期ほどではないにしろ、依然として介護老人保健施設が増えて
いますが、大規模なものではなく、かなり小規模なものが増えてます。


しかも元々は飲食店などが入ってた建物をそのまま上手く活用し、出来るだけコストを
抑えたものが増えていますので、今後さらに介護の世界も多様化しそうです。


需要は確かにありますし、金融機関の多くが介護関連の案件に対しては、積極的に融資
しているにも関わらず、施設そのものの建設自体は、それほど多くありません。


依然として公共事業に関する政府支出を削減する動きが強いため、施設の建設に関しは、
既にピークを迎えています。今後劇的に増える可能性は低いといわざるえません。


施設が増えないわけですから、介護老人保健施設の看護師求人が劇的に増える可能性も
低いことから、もし転職を希望されるのであれば、長期戦を覚悟して下さい。





■臨床経験がある看護師を求めています


介護施設は、人員配置の基準が定められており、看護師の配置人数も規定があります。
ですから介護施設が増えることによって、看護師の需要も拡大します。


事実「介護施設」で働く看護師さんが年々右肩あがりで増えています。


介護施設側は臨床経験がある看護師さんを求めているため、病院で数年間働いたのち、
デイサービスなどの介護施設に転職するケースが圧倒的に多いとされています。


介護老人保健施設では、看護師さん以外にも次の通り専門職の方々が沢山働いてます。


医師、介護福祉士、訪問介護員、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、管理栄養士、
栄養士、社会福祉士、介護支援専門員、生活相談員、etc。


このため病院で働くのとは違った「コミュニケーション技術」が必要となります。


また入職したら自ら積極的に現場で使う介護用語を覚えていかないと、混乱します。





■介護老人保健施設の離職率が低い理由とは?


病院は、勤務シフトが複雑です。2交代制、3交代制勤務で働かなければならず、生活
リズムを安定させることが非常に難しいため、肉体的にも精神的にも過酷です。


「介護老人保健施設」にも一部夜勤があるところがありますが、大半は日勤のみですし、
残業もほとんどありませんので、働きやすさを実感されている方が多いです。


その証拠に離職率が病院とは比較にならないほど低いです。これは看護師さんに限った
ことではなく、介護士さんなど他の資格をもつ職員にもいえることです。


看護師から介護業界へケアマネージャーとして転職するメリット・デメリット

※ 本ページはプロモーションが含まれています。



1113.png



■スタート当初は人気の資格!


介護保険制度が2000年4月1日にスタートした時と現在では、介護業界を取り巻く
環境は大きく変わっています。残念ながら医療業界と一緒で厳しい状況にあります。


その当時は長期間にわたって「高齢化」が進むとされていたので、介護業界には大きな
投資が入り、業界全体が大きく発展するといったことが言われていました。


このため将来性のある資格として「ケアマネージャー」の資格は人気がありました。


このため看護師さんの間でもケアマネの取得された方が少なくありません。


しかし、残念ながら看護師さんが「ケアマネージャー」の資格を取得することによって
得られるメリットは限られています。特に病棟勤務の場合はあまり意味がありません。


また資格手当はどんなによくても数千円程度なので、年間にして10万円を超えること
はありません。このため資格勉強のモチベーションを維持するのが困難です。


また介護業界を取り巻く環境は良くなるどころか逆に悪くなっています。


介護報酬が削減されてしまった影響から、今後さらに施設の経営が厳しくなります。


ちなみに気になるケアマネージャーとして働く人たちの平均年収は、367万円です。
看護師さんの平均年収が472万円なので、その差はかなり大きいですよね。


しかも仕事は膨大にありますし、利用者・利用者家族、施設、医療機関、行政機関との
間に入り、交通整理をするように、コミュニケーションを取らなければなりません。


曖昧に仕事を進めていくと必ずといっていいほどトラブルが起きます。


ですので、人間関係に強い方でなくては正直務まりません。言いたくないことも時には
言わなければなりませんし、とにかく精神的なタフさが求められます。





■難易度が高く費用対効果が低い?


ケアマネージャーの資格は、かなり難易度が高いです。


年々コンプライアンスの厳格化が進んだことによって、試験の難易度も比例するように
高まったことから、合格率は低下しているので、正直取得するのはかなり大変です。


また合格率も低下していますので、看護師さんの間では人気が低下しています。


ですので、安易に取得を目指すのはオススメできません。


大変な思いをしてまで取得すべき資格であるのか、真剣に考える必要があります。


例えば給与に不満を抱いているため、ケアマネージャーの資格を取得して転職しようと
検討しているとします。そこでケアマネージャーの平均給与と比較します。


多くの方がケアマネージャーとして働いている方たちの平均給与を見て驚きます。


看護師さんの平均を比較した場合、看護師さんの方が圧倒的に高いです。


ですので、ある時期を境にケアマネージャーを目指す看護師さんが激減しました。





■資格取得しても前途多難!


上述した理由から、あまりにも年収に差があることから、看護師からケアマネージャー
として看護業界へ転職するケースは非常に少ない点も問題の一つとされています。


しかし、仕事のやりがいは非常にありますし、沢山の人達と接することが出来るので、
人と接することが好きな人にとって、ケアマネージャーは魅力的な仕事です。


絶対にに無くてはならない重要な仕事をケアマネージャは担っています。


そして病棟でも高齢患者さんの数が急速に増えていますので、ケアマネージャーの資格
を取得することによって得られるメリットは決して小さくありません。


またケアマネージャーの資格を評価してくれる病院は資格手当を支給してくれるところ
もあります。しかし、病院勤務では「基本調査」の仕事しかありません。


しかしそれでもケアマネージャーとして働きたいという思いから、介護関連施設へ転職
することを検討されているとします。残念ながら求人は決して多くありません。


しかも介護施設では「経験」のあるケアマネージャーを優遇する傾向が強いので、経験
がなければ、雇用される可能性はほとんどありません。これが偽らざる真実です。


もしそれでも介護関連施設で働きたいと考えるのであれば、看護師として数年間働き、
仕事に慣れてから、上司に相談するなりして、少しずつ進めていくと良いでしょう。


夜勤専従看護師として転職する魅力とは?夜勤専従看護師のメリット・デメリット

※ 本ページはプロモーションが含まれています。



zishinninaru.png



■なぜ夜勤を嫌う看護師が多いのか?


夜勤を嫌う看護師さんは少なくありません。


理由は人によって色々ありますが、確かに夜の病院は怖いですよね。


一部照明を落としているので、建物の中は全体的に薄暗いですし、雰囲気的に何か出る
のではないかと思わせるものがあります。そう考えると動けなくなりますよね。


昔と違って最近は病院で最期を迎える人が多いです。すでに約80%以上に達していま
すので、看取りを経験したことのない看護師さんの方が全体では少なくなりました。


1回の勤務で、数人の患者さんを看取った経験のある看護師さんも多いです。


患者さんを看取ったことにより、霊的なものを意識するようになるケースが少なくあり
ません。これによりお化けに対して余計に恐怖心が芽生えることになります。


また、夜勤中に急変にあたることも少なからずあるので、これがプレッシャーになり、
責任の重さに強いストレスを感じてしまうので、夜勤そのものが嫌になります。


どこの病院でも夜勤で配置される看護師さんの人数は少ないです。


また、最近では大半の病院が当直体制を採用していることから、医師が病棟に常駐して
いないケースが多いわけですから、そうした状況で急変が起こると大変です。


口で言うのは簡単ですが、その緊張感たるや、身体中が震えてしまいます。


すぐに当直医に連絡をとって、医師がすぐに治療に取り掛かれるように準備します。


医師の治療の介助だけでなく、他の患者さんの対応も同時に行わなければならないので、
まず戸惑います。日勤なら他の看護師さんが手伝ってくれますが、夜勤では無理です。





■夜勤専従看護師のメリット・デメリット


これだけ明確に夜勤を嫌う理由があるにもかかわらず、最近「夜勤専従」で働いている
看護師さんが増えており、しかも仕事とプライベートを充実させながら働いています。


まず夜勤専従看護師として働く最大の魅力は、高額な「夜勤手当」があげられます。


もちろん 夜勤手当は実際に勤務される病院によって差がありますね。


ただし、常勤での求人が極端に少ないのが夜勤専従の難点です。


正職員と非常勤では「福利厚生面」で大きな差が生じますので、常勤で出来るだけ長く
働くことが理想ですが、非常勤であっても十分稼ぐことができます。


夜勤専従看護師は、給料がいいとされているわけですが、それには理由がありまして、
夜勤専従の求人の大半が「 二交代制 」となっているからなんです。


そうすることで、シフトを作成するうえで日勤で働く看護師さんを多く確保出来ます。


1夜勤が16時間労働なので拘束時間が非常に長いわけですから、つまり体力面だけで
はなく、精神的にも結構大変なので、こうした点が夜勤専従のデメリットとなります。


しかし、2交代制のほうが、しっかり休めると感じている方が実際には多いです。


こうした理由から1回あたりの勤務の賃金が高めに設定されています。





■夜勤専従看護師ならプライベートを充実できる!


それ以外にも夜勤専従で働くことで色々なメリットがあります。


例えば日中の時間を有効に使えます。これがプライベートを充実できる理由です。


こうした夜勤専従独自のメリットに魅力を感じることから、若い看護師さんの間では
夜勤専従の仕事は結構人気が高く、求人が出ればすぐに応募が殺到します。


ベテランの看護師さんからすれば、意外に思われるかもしれません。


また、夜勤だけなので、日勤に体内時計を合わせる必要がありません。


勤務シフトに振り回されることなく、毎日ほぼ同じ時間帯に寝ることができるので、
体調管理も楽ですし、平日の日中に自分の好きなことが出来るのは大きな魅力です。


常勤看護師の方では、プライベートの充実化をここまでするのは無理ですからね。


若い女性看護師であれば、なおさらのこと魅力を感じるのかもしれませんね。





■夜勤専従看護師の日給の相場について


ちなみに一般病院の場合、1勤務あたり3〜4万円位が相場となっています。


大都市圏にある大学病院の大半が1勤務あたり4万円が相場となっています。


一方、民間病院は大学病院よりも1勤務あたりの賃金が若干下がります。


基本的に賃金が平均よりも高いところは、仕事量が多いので激務を強いられます。


ですので、夜勤専従看護師の求人を選ぶさいに給料だけで選ぶと失敗します。また、
老健や老人病院では2〜2万7千円程度なので、一般病院よりもかなり低めです。


しかし、老健などの福祉系の施設の大半は医療行為をほとんど行いません。


介護施設独特の人間関係の問題は多少なりともありますが、病棟勤務とは比較になら
ないくらい肉体的にも精神的にもかなり楽なので、狙い目ではあります。


最近の記事
過去ログ
リンク集
タグクラウド
<< 2015年02月 >>
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
Copyright © 看護師転職・求人.com All Rights Reserved.

テキストや画像等すべての転載転用販売を固く禁じます