2015年03月の記事一覧

看護師さんのお仕事や転職に関する情報サイトです。医療機関だけでなく福祉施設や一般企業に転職するための情報を分かりやすく解説しています。

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2015年03月の記事一覧。看護師さんのお仕事や転職に関する情報サイトです。医療機関だけでなく福祉施設や一般企業に転職するための情報を分かりやすく解説しています。
仁義なき医療費削減による高齢者医療崩壊

医療ドキュメント動画
今回ご紹介させていただく動画は、「後期高齢者医療制度」導入後におきた医療現場の歪を的確に報じたドキュメンタリーです。古舘伊知郎さんが司会の報道番組の特集なんで…

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周産期母子医療センターで働く看護師の注意点とは?ハイリスク妊娠・分娩の問題とは?

病院での仕事について
■周産期母子医療センターとは?周産期母子医療センターは、基本的に「産科」と「新生児科」を合わされた施設でして、「総合周産期母子医療センター」「地域周産期母子医…

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潜在看護師と現役看護師の就職・転職で最も悩ませる問題とは?

看護師の再就職について
■退職理由の本音と建前!病院を中途退職して転職をするにあたって、色々な葛藤があるかと思いますが、それでも転職することに対する希望の方が大きいから、行動に移そう…

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仁義なき医療費削減による高齢者医療崩壊

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今回ご紹介させていただく動画は、
「後期高齢者医療制度」導入後におきた
医療現場の歪を的確に報じたドキュメンタリーです。


古舘伊知郎さんが司会の報道番組の特集なんですが、
このころから、加速的に医療機関の経営が混乱し始めました。


正直身につまされる思いですが、しっかり現実を直視
しなければならないことを強く感じました。


9分程度ある動画ですので、ぜひお時間のあるときに
でもじっくり見ていただければ幸いです。







■超高齢化社会の厳しい現実


75歳以上の方が現在1321万になります。


これから75歳で向かっていく65歳上の方が
2819万人に達している日本であります。


はっきりいいまして医療制度がガタガタです。


といいますのは、この「後期高齢者医療制度」とセットとなっている
「医療費削減」、これがねらいなわけです。


後ろ見ていただきましょうか。


そもそも2006年度のですね。強行採決がありました。


ここからすべては始まりました。


医療費を削減するためにとにかく切っていこうということで...
今後期高齢者医療制度の話をしておりましたが


医療費削減で今度は長期療養ベッド、お年寄りがベッドから
追い出されるという現象が、この2006年以降、
現在もどんどん進んでいる、この現実が医療の現場であります。





■重症患者も病院から追い出される


3年前脳卒中で倒れた落合文次さん、
半身麻痺の後遺症が残り、この病院で治療を受けている。


意識が回復し、片言の受け答えもできるようになった。


今は安定した状態ながら、いつ急変必するかわからない状態だという。


リハビリを止めてしまうのは怖いですね。


先週末落合さんは、家族とともに呼び出しを受けた。


音待ち受けていたのは、入院打ち切りの通告だった。


今後のことについてちょっと、
厳しいお話なんだけれども、しなくちゃならないんですけれども。


どこかの施設なり、病院なりでね。
置いていただかざるをえないと、いうことになると思うんですよね。





■診療報酬大幅削減により病院経営はさらに逼迫


この病院は医療費削減の煽りを受け、今月末に長期入院型の病棟を
閉鎖せざるを得ない事態に追い込まれた。


落合さんは来週半ばまでに退院か転院しなければならない。


一定の期間ね。なんらかの手を相談して
考えていただかなくちゃならないと思うんですよ。


リハビリを含めて色々と良くしていただいている。
そういった状態があるので、今の機能が維持できるって
いうのがあると思うんですよね。


そういう状態を確保しないと、
それこそ水も飲めなくなってしまう。


リハビリを受けないと筋肉が硬直してしまう。

かと言って、24時間の自宅での看護はままならない。





■一体いくら蓄えれば生き続けられるのか?


長男の誠さんは、次の転院先を探す前に...


何箇所も何箇所もあたっていくというのが現状なんで。
ちょっと中々大変ですよね。


落合さんは、いまだ転院先が決まっていない。


医者のいる老人保健施設も探すが、
あまりにも高額なため、とても入れないという。


最低でも5000円とか7000円1日あたりかかりますよと。


結局月20万円を超えるような支払いが、それだけでもかかってしまう。


一体いくら蓄えがあったら命が持つのか。


長期入院型の病棟に入院する患者55人のうち、
ほとんどが退院を迫られている。





■すべてはこのときから始まった


なぜこうした事態になったのか?


全てはこの時から始まった。(2006年5月衆院厚生労働委員会)


2年前に強行採決された医療制度改革法案。


増え続ける高齢者医療の削減が目標となり、
こうした長期入院型のベッド数を大幅に減らすことが決まった。
(38万床から22万床、2012年までに)


このため病院に支払われる診療報酬が激減。


病院の経営が存亡の危機に立たされたのだ。


今でも赤字でやってますけども、
それがとてつもない赤字になってしまうということで...。


本当に悔しい、腹ただしい思いでいます。


医療費削減による切り捨ては、さらに深刻なところまできている。


そろそろ出なきゃなんないのかなとか。
(病気が)また悪くなっちゃうんじゃないかなとか。


重度の脳卒中患者でも、もはや行き場を失うかもしれない。


高齢入院患者の4人に1人は、脳卒中患者だ。


医療費削減の波はいよいよ
脳卒中と認知症の患者をターゲットにし始めた。




■重度の脳卒中や認知症患者さえ行き場がない


田中はるさんは、1年前脳卒中で倒れた後、
肺炎と心不全を併発し、重篤な状態に陥った。


今も酸素吸入と点滴で命をつないでいる。


入院から半年、田中さんはようやく意識が回復し始めた。


「うち、うちに帰る」

「なにうちに帰るの、もうちょっとな」

「この管がとれたらね。もうすぐだからね。」


帰れないんですよね。ぜんぶ管なんで。


治療していただかなかったら、もう本当に寿命が...。


重度の脳卒中や認知症で入院した場合、90日を超えたり、
人数が一定の割合を越えると、病院に対する診療報酬が
10月から原則、大幅に削減されることになったのだ。


いつ電話あるのかな。いつ病院から呼び出されて
「出てってください」と言われるのかなとかね。
考えて移動すると体調が悪くなるんですよね。


今安定してる状態だけども、ここまで来るのに
何ヶ月もかかっちゃったんですよね。


90日で治るなんて人は少ないんじゃないでしょうか。


重症化することが非常に多くなってますから。





■削減ありきの医療改革に不満続出


政府が打ち出した「医療制度改革」では、
高齢化がピークを迎える2025年には、
現在33兆円の医療費が56兆円にのぼると資産。


これを8兆円削減するためにベット数や診療報酬の削減。


そして、メタボ健診などの予防医療を行なうことを決めた。


さらにこのとき、医療費抑制のために
セットで導入されたのが「後期高齢者医療制度」だ。


急にね。年金天引きですよと。何の見返りがあるのでしょうかと。


いやぁ〜、それはこれから高齢化社会ですからというのではですね、
あまり見返りが無い中での負担増だけですよね。


やっぱり国民は納得しなかった。


専門家は負担を議論する前に、どこを削減し、
何が必要な医療なのか、セットで議論すべきと話す。


ジェネリック(後発薬)があるものに関してですね。

1兆円くらい医療費が浮くという、そういう資産もあります。


無駄、あるいはムラの部分はある。ただただですね。
医療費が増えるから、その請求書を付け回していると、
これは国民は不安極まりないですよね。





■今後どうなっていくのか?


本当にそうですね。


あの〜冒頭でお出になった息子さんが、
一体いくらお金の蓄えがあったら、命が持つのかっていう、
言葉が突き刺さりますよね。


世界第2位の経済大国日本の本当に厳しい現実ですよね。


いや〜ちょっとつらいですよね。


あの〜政治行政のですね。国の予算の配分のまずさがですね。


結果、まずベッド数を減らすっていう、
頑張ってきたお年寄りをベットから追い出すっていうね。
こういう無慈悲なことをやっていいのか、っていう問題ですよね。


専門家は指摘する通り、その高齢者の医療にはどんな医療が
必要なのかっていうのが出発点であるべきで、
まず医療費削減ありきではいけないと思うんですよね。


国民の生活を観てないと思うのは、例えば脳卒中や認証にかられて、
そしてご本人もそうですが、ご家族がですね、
介護する大変さ老老介護の問題もあります。


そういう現実がある中で、とにかくこの医療費適正化に向けた
ベッド数削減、というのは厚生労働省官僚が1ヶ月あまりで
机の上ではじき出したものであって


全く日々の生活を見てないと思うんですよね。


で療養型、長期療養型を辞めるにあたって、
中間的な施設が受け皿を持つんだと。


その受け皿の用意もないまま出てください。


これ死んでくださいって言ってるようなものですからね。


ですから、この医療制度をね。


まったく新しい形に作り直すのか、ちょこちょこと、
何か手直しするだけにするのか、ここはもう本当によく
我々が監視していかなければいけないところですよね。


政局が長く続いていることのツケが、
くれぐれもお年寄りに回りませんように
見ていかなければいけないと強く思います。



いつもほんとうにありがとうございます。
ぜひブックマークして頂きたく宜しくお願いします。

周産期母子医療センターで働く看護師の注意点とは?ハイリスク妊娠・分娩の問題とは?

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■周産期母子医療センターとは?


周産期母子医療センターは、基本的に「産科」と「新生児科」を合わされた施設でして、
「総合周産期母子医療センター」「地域周産期母子医療センター」に別かれています。


ちなみに今現在、総合周産期母子センターは、100施設、地域周産期母子センターは、
292施設ありますが、殘念ながら十分対応できていると言える状況にはありません。


ご存知のとおり「産科」は、妊娠や分娩、出産に関する診療科であることから、患者さん
は妊婦さん中心です。妊娠中の患者さん自身とお腹の子を診察し、治療する診療科です。


一方「新生児科」は、新生児の疾病だけでなく、新生児期を過ぎても引き続き医療を必要
とする乳幼児の診療および治療することをを主な目的とした診療科となっています。


周産期母子医療センターは、産科と新生児科をあわせ持つ最先端医療を提供します。


産科や新生児科は数が少なく、リスクの高い分娩に対応できないケースも少なくないため、
こうした問題に対応する周産期母子医療センターの存在は非常に大きいです。


お腹の赤ちゃんは非常にデリケートな存在であるため、妊婦さんにとって不安な日々が、
無事出産を終えるまで続くことになります。こうした精神的ケアも必要となります。


しかし、この期間に妊婦さんが抱える不安は尋常ではありません。


特に実際に妊娠していながら、すでに何らかしらの疾患を患っている患者さんの場合、
お腹の赤ちゃんに影響する可能性が小さくないため、出産リスクが非常に高いです。


周産期母子医療センターでは、そうしたリスクの高い出産を専門的に行い、また出産した
あとに何らかしらの問題が生じてしまった胎児や新生児を治療しながら管理しています。





■高齢出産が増えるとともに存在感が増す


ここ最近は、先進国の多くが晩婚化が進んでいる関係で、初産年齢も年々高まっています。
日本でもすでに初産年齢が30歳を超えてしまい、今後さらに高まる可能性が高いです。


すでに40歳を過ぎての出産が珍しく無い状況にあります。これも生殖医療技術が飛躍的
に進化したことで、出産に関する全ての環境が大きく改善されたことが影響しています。


しかし患者さんが出産に伴う問題も多様化しているため、対応するのが困難な状況です。
特に難しいのが「合併症」に適切な処置を行なう緊急産科ケアを必要とする場面です。


その中でも切迫早産や妊娠高血圧症候群、妊娠糖尿病などはリスクが高いです。


事前に倫理的な問題がからんでくるので、対応するのが非常に困難です。しかし、妊産婦
死亡の低減のためには、どうしてもこれらの問題を専門的に対応する必要があります。


周産期母子医療センターでは、母体胎児集中治療室(MICU)、新生児集中治療室(NICU)
未熟児室(NICU)にて、専門医師による最先端の医療を受けることができます。


基本的に母体・胎児専門医、新生児専門医、麻酔専門医が連携する形で対応します。


リスクが高い出産を専門的に受けているため、助産師さんが取り上げることは通常の分娩
のみで、それ以外の分娩は全て医師の先生が主導する恰好となっています。


また、よりリスクの高い出産に対応するために産科や婦人科など出産に関連する複数の科
を設置し、それぞれの科と連携を強化しながら対応している周産期センターもあります。





■周産期母子医療センターの看護師の仕事とは?


上述したとおり、周産期母子医療センターでは母体・胎児専門医、新生児専門医といった
専門医が勤務していますので、一般病院では対処できない疾患や症状も対応できます。


基本的に周産期母子医療センターで働いている看護師さんや助産師さんのメインの仕事は、
医師の先生をサポートすることです。分娩介助の仕事はそれほど多くありません。


これまで再三申しあげてきたとおり、周産期母子医療センターでは、リスクの高い分娩を
専門的に行っている関係で、通常分娩そのものが非常に少ないためです。


しかしながら周産期母子医療センターが求める看護師さんの条件として、分娩介助の経験
を積んできた方を求めてますが、同時に看護師の育成にもしっかり取り組んでいます。


専門性の高い知識と技術を身につけたいと考えている看護師さんにピッタリです。


専門看護師として、母性看護専門看護師があります。今現在49人います。


「総合周産期母子医療センター」と「地域周産期母子医療センター」の施設をあわせると
392施設ありますので、殘念ながらまったくといっていいほど足りてません。


母性看護専門看護師は、妊産婦とご家族を肉体的にも精神的にもサポートします。


キャリアップを目指すのであれば、周産期母子医療センターは理想の職場です。





■周産期母子医療センターで働くメリットとは?


周産期母子医療センターの看護師さんの仕事は医師のサポートだけでなく、リスクの高い
出産を控えた患者さんに寄り添いながら、精神面で色々と支えなければなりません。


患者さんの大半は肉体的に何らかしら問題を抱えているため、色々な不安を抱えています。
そうした状況にありながら出産するので、出産を無事終えたあとの喜びはひとしおです。


周産期母子医療センターでは、助産師さんの方がは看護師さんよりも多く働いています。


助産師の資格を取得するためには、看護師の資格を先に取得しなければならないわけです
から、分娩に関する技術・知識・経験に関しては、助産師さんの方が当然上です。


周産期母子医療センター側も助産師さんを看護師さんよりも求めている傾向が強いです。
ですので、周産期母子医療センターで働くことを希望する看護師さんは多くありません。


周産期母子医療センターの認定病院の多くが日本を代表するトップクラスの医療機関です。
周産期母子医療センターで看護師として働けること自体、非常に大きな価値があります。


周産期母子医療センターでは、リスクの高い分娩を連日のように行なうことから、最新鋭
の医療機器をはじめ充実した設備が整っており、一段上の技術と知識を身につけられます。


看護師としてのキャリアアップを目指すのであれば大変魅力的な職場です。


潜在看護師と現役看護師の就職・転職で最も悩ませる問題とは?

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■退職理由の本音と建前!


病院を中途退職して転職をするにあたって、色々な葛藤があるかと思いますが、それでも
転職することに対する希望の方が大きいから、行動に移そうと思ったわけですよね。


業種や職種に関係なく、退職理由の本音は以下のとおりです。


「本音」

1位 上司・経営者の仕事に対する方針に不満
2位 労働時間や労働環境に対する不満
3位 同僚、先輩、後輩とうまくいかなかった
4位 給与・ボーナスが安い
5位 仕事内容が自分に合わない


「建前」

1位 キャリアアップのため
2位 仕事内容が自分に合わない
3位 経営方針が急に変化したため
4位 給与・ボーナスが安い
5位 労働時間や労働環境に対する不満


上述したとおり、本音と建前では退職理由は異なりますが、転職してこれらの不満を全て
解消できるかといえば、まずできません。求人を探すことすら困難です。


転職・再就職するさいは希望の優先順位を明確にする必要があります。そして、上位3つ
に絞り込んでから「求職活動」に入ると応募したい求人も探しやすくなります。


例えばブランクが長く、再就職するにあたって、どうしても家庭と仕事を両立させなけれ
ばならないため、残業が少ない職場、勤務地が近い職場が条件となります。


これらの条件を満たしている職場で働くことにより、その分時間的余裕が生まれますので、
仕事と家庭の両立がより実現しやすくなります。ですので、条件を明確にしましょう。


希望がある程度満たされれば、仮に何らかしらの不満があったとしても、即退職しようと
は思いませんから、我慢と感謝を繰り返しながら長く働き続けることができます。





■多くの職場で人間関係の問題が複雑化している理由


看護師さんの仕事は、毎日沢山の人と接することになるわけですが、それゆえに職場での
人間関係が複雑ですし、人間関係の問題が中々表にでてこないのも問題です。


一人の看護師さんに大きな負担を与えることとなってしまい、悩みを一人で抱え込むこと
になるので、気づいたときには手遅れになってしまうことも少なくありません。


医療機関の多くが訴訟リスクなどの問題を回避するためにコンプライアンスが厳格化して
いるわけですが、これにより人間関係の問題が悪化するケースが多いです。


学校のいじめ問題とおなじで、より表にでてきにくくなってしまいます。


医療に限らず、人間関係の問題は複雑化していますので、看護師さんが「再就職」するに
あたり、まず不安になるのは「職場に馴染めるか?」についてです。


これはブランクが長い方だけでなく、現役の看護師さんの転職でも同様です。


長期間のブランクがある看護師さんが再就職する場合、職場の先輩が自分より一回り以上
も若い場合があります。色々と教えてもらわなければなりません。


場合によっては、怒られてしまうこともあるでしょう。


しかし、仕事に慣れるまでの辛抱で、慣れてしまえば問題ありません。


この点に関しては、看護師以外の仕事に就いても避けることは出来ない問題です。





■できるだけ早く職場に馴染む方法とは?


ネットが普及し、看護師さんの「就職・転職」を支援するサービスが一気に拡大したわけ
ですが、就職活動に関する必要な情報はまとめて入手することが容易にできます。


例えば求人先の給料や労働時間などの勤務条件について事前に知ることができます。


そうした状況にあっても、職場の雰囲気や仕事のやりやすさなどは把握できません。


しかし「離職率」を指標として職場の働きやすさを一つの目安として判断できます。


平均よりも高ければ働きにくい職場と判断できますし、反対に低ければ働きやすいと判断
できます。勿論絶対ではありません。あくまでも目安として考えてください。


やはり消極的な態度では人を苛つかせるだけですから、前向きに頑張る姿勢を見せなけれ
ばなりません。先輩や上司の話はできるだけメモをしましょう。


それだけ一生懸命学ぼうとしている姿をみて嫌だと思う人はいません。


時間の経過とともに他のスタッフから好意を持って受け入れてもらえます。





■予想と違っていたと後悔しないためには?


現役看護師さんが転職する場合は、また別な注意が必要です。


新しい職場に対して過剰なまでに希望を抱いている方が少なくありません。


転職すれば必ず明るい未来がまっているというわけではないのです。


転職して失敗してしまい、明るい未来どころか逆に苦しんでいる人が沢山います。


例えば今いる職場の人間関係がよくないことを理由に転職を決意したとします。


転職先の職場が今よりも良い環境にあるとは誰も保証できません。


病院見学をきちんと行い、自分の目で確かめることも大切です。


しかし、自分だけの力で把握するのは、どうしても限度があります。


仮に予想していたのと違っていたといっても後の祭りでしかありません。


転職・就職する「目的・目標」をしっかりきめて、無事入職できなたら、後はその職場で
しっかり働けるように自分で色々と試しながら対応していくことが大切です。





■現役看護師の転職で最も難しいのが退職!


現役看護師さんの転職は転職先候補を見つけるよりも退職する方が難しいです。


とくにキャリアが長い看護師さんは、その病院にとって大きな戦力ダウンとなりますから、
ほいそれと退職させてはくれません。そうした中で円満退職が求められます。


そのためにも退職に関しては最低3ヶ月前には上司に報告しましょう。


法律では2週間前にいえばいいのですが、これでは問題となります。


新しい人材を確保しなければなりませんし、他のスタッフに引き継ぎなどもあるわけです
から、できるだけ余裕を持って上司に報告し、円満退職できるようにして下さい。


辞め方がキレイな人は、次の職場でも必ず活躍できる場が与えられます。


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