2015年05月の記事一覧

看護師さんのお仕事や転職に関する情報サイトです。医療機関だけでなく福祉施設や一般企業に転職するための情報を分かりやすく解説しています。

月別アーカイブ:2015年05月

2015年05月の記事一覧。看護師さんのお仕事や転職に関する情報サイトです。医療機関だけでなく福祉施設や一般企業に転職するための情報を分かりやすく解説しています。
メタボをより効果的に改善する方法とは?アディポネクチンを増やすとメタボは飛躍的に改善される?

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今回ご紹介させていただく動画は、読売テレビの番組「おはようドクター」「メタボリックシンドローム」後半です。今回の動画ではメタボリックシンドロームを改善するため…

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ウィメンズクリニックで看護師として働く注意点とは?ウィメンズクリニックで働くメリット・デメリットとは?

病院以外の仕事について
■ウイメンズクリニックとは?ご存知の通りウィメンズクリニックは、婦人科、産科などの診察から治療までを対応しており、近年では晩婚化の影響から不妊治療に力を入れて…

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メタボリックシンドロームの危険性とは?メタボの都市伝説に振り回されるな!

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今回ご紹介させていただく動画は、読売テレビの番組「おはようドクター」「メタボリックシンドローム」前半です。今回の動画ではメタボリックシンドロームについて分かり…

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今回ご紹介させていただく動画は、読売テレビの番組「おはようドクター」「糖尿病」特集の後半です。糖尿病網膜症の症状と、その治療法などについて分かりやすく解説され…

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くも膜下出血の進化した治療法について!凄すぎる最新カテーテル治療とは?

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今回ご紹介させていただく動画は、読売テレビの番組「おはようドクター」「脳卒中」特集の後半です。今回はくも膜下出血の原因と治療、予防策について解説しています。く…

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脳卒中の症状と原因について!発症率が高い脳梗塞の予防法とは?

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慢性腎臓病の予防と治療法について!食事療法で注意すべき点とは?

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今回ご紹介させていただく動画は、読売テレビの番組「おはようドクター」「慢性腎臓病」特集の前半です。慢性腎臓病を発症し、その症状が進んでしまいますと、体内の老廃…

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メタボをより効果的に改善する方法とは?アディポネクチンを増やすとメタボは飛躍的に改善される?

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今回ご紹介させていただく動画は、
読売テレビの番組「おはようドクター」
「メタボリックシンドローム」後半です。


今回の動画ではメタボリックシンドローム
を改善するための方法が解説されてます。


殘念ながら情報不足のため、なぜ内臓脂肪
が蓄積されてしまうのか、具体的に理解
している人はそれほど多くありません。


このため短期的なダイエットに取り組んで
失敗を繰り返すことになります。


メタボの具体的な仕組みを知ることにより、
改善すべき点が明確になります。


今回の動画も7分程度ありますので、
是非是非お時間のあるときにでも、
じっくり見ていただければ幸いです。
 
 
 

 
 
 
■メタボリックシンドロームを改善するには?
 
 
「脇浜紀子アナウンサー」

最近、お腹が出てきて、
ズボンがきつくなったというのは
メタボリックシンドロームの危険信号です。


放置しておくと動脈硬化による
心臓病や脳卒中といった命にかかわる
病気の可能性があります。


今日のドクターは、大阪市北区にある
住友病院の院長松澤祐次先生


メタボリックシンドロームの提唱者、
内臓脂肪の研究では、世界的な権威
として知られています。



「松澤祐次先生」

私たち大阪大学のグループが発見した
アディポネクチンというタンパク質は、


メタボリックシンドローム、糖尿病、
高血圧、高脂血症、動脈硬化、さらに
ガンの予防と改善の効果が
認められています。



「脇浜紀子アナウンサー」

今日のおはようドクターは、
メタボリックシンドロームと
アディポネクチンをお送りします。


松澤先生、
まずはメタボリックシンドローム
というのはどういった状態を
いうんでしょうか?。



「松澤祐次先生」

内臓脂肪の過剰な蓄積によって、
糖尿病、高血圧、脂質異常が重なった
状態で、非常に心筋梗塞や脳梗塞の
リスクが高まった状態を言います。



「脇浜紀子アナウンサー」

内蔵脂肪が過剰にたまった状態というのが
良くないわけですね。



「松澤祐次先生」

内蔵脂肪が溜まりますと、
内臓脂肪から色んな生活習慣病を起こす
物質が分泌されるということが
分かってまいりました。



「脇浜紀子アナウンサー」

あの内臓脂肪がそんな色んな物質を出す
ということも知りませんでしたが、
あのそもそも脂肪ってそういう
働きをするものなんですか?。



「松澤祐次先生」

例えば炎症反応を起こしたりする、そういう
物質が内臓脂肪から過剰に分泌されて、


それがインシュリンの働きをブロックして
糖尿病につながるとかですね、


それから血圧を上げる物質それが沢山出て
高血圧につながるとかですね、


そーゆーその内臓脂肪が蓄積した状態
によって内臓脂肪から色んな病気を起こす
物質が出てくるということが分かって、


どういう物質が脂肪細胞全体が出てるか
というような研究を私たちが続けている中で


アディポネクチンという非常に重要な
新しいタンパクを見つけることが私たち
阪大のグループが1996年に発見した
ということになるんです。



「脇浜紀子アナウンサー」

アディポネクチンは具体的には
どんな働きがあるんですか?。



「松澤祐次先生」


インシュリンの働きを良くして糖尿病を
防いだりですね、血管の機能をよくする、


血管を柔らかくして
高血圧を防ぐとかですね、脂質の分解を
促して高脂血症を予防する、


あるいは動脈硬化を予防するという
ような様々な働きであることが
分かってきたんです。



「脇浜紀子アナウンサー」

脂肪から出てくる物質です?。



「松澤祐次先生」

はい、それは全身の脂肪から分泌されて、
非常に大量分泌されているということも
分かっておりますが、


内臓脂肪が蓄積するとなぜか合成が
完全にブロックされて、血液中の濃度が
減ってしまうので、内臓脂肪がたまると
多くの病気が起こるという原因に
つながっているわけなんです。



「脇浜紀子アナウンサー」

内臓脂肪がたまりすぎると、このせっかく
いい物質が出てきにくくなるわけですか?。



「松澤祐次先生」

全身の脂肪から出てにくくなる
ということが分かってます。



「脇浜紀子アナウンサー」

松澤先生、この善玉の物質である
アディポネクチン、これを増やそうと
するにはどうすればいいんでしょうか?。



「松澤祐次先生」

これはまず内臓脂肪を減らすということが
一番大きな効果につながります。


そのために運動っていうのは非常に重要で
特別な運動をするわけではなくて、


日常生活で運動習慣をつけると、
ウォーキングとか階段の登り降りを
ちゃんと自分の足でするという習慣を
気長に続けるということで、


アディポネクチンが上がるということも
もう分かっております。



「脇浜紀子アナウンサー」

なるほど、あの食事でアディポネクチン
というのは増えることはありますか?。



「松澤祐次先生」

食事は基本的には肥満にならないような
食事ですけども、アディポネクチンが増え
るような食事も研究されておりまして


一番有名なのは大豆、大豆を沢山食べる
と大豆タンパクで研究されて、アディポ
ネクチンの合成が増えるとかですね、


そいうことも分かっておりますし、
あとは繊維質のものを食べるとか、


あの最近では玄米を食べるとアディポ
ネクチンが上がるという報告もありますし、


日本の食文化をちゃんとキープするという
ことが非常に大きな効果につながるん
じゃないか、そういうふうに
思っております。



「脇浜紀子アナウンサー」

逆にこう駄目なものというか、
アディポネクチンをこう減らしてしまう
ようなものはありますか?。



「松澤祐次先生」

それはね、一番大きな害になるのは
タバコなんですね。



「脇浜紀子アナウンサー」

タバコはやっぱり...



「松澤祐次先生」

タバコを吸うとですね、
数時間のうちにアディポネクチンが
ずーと下がっていくという


いわゆる脂肪細胞のアディポネクチンを
作る能力が下がるということも
分かっておりますので、


そういったことも頭の中に入れておく
必要があると思います。


一に「運動」、二に「食事」、
しっかり「禁煙」があります。



「脇浜紀子アナウンサー」

松澤先生、メタボリックシンドロームを
予防したい人や、もうなってしまった
という人にアドバイスをお願いします。



「松澤祐次先生」

これまではですね、このメタボリック
シンドロームのそれぞれの病態に対して、


薬を飲むというような医療でしたが、
これからは内臓脂肪を減らすということで


すべての病気が一網打尽に改善できて、
心筋梗塞、脳梗塞のリスクが減るという
ことを良く知っていただければ、


その生活習の改善が十分やる意味がある
ということを知っていただきたい
とそいうふうに思います。



「脇浜紀子アナウンサー」

はい、しっかり覚えてきます。

一に運動、二に食事、
しっかり覚えておきたいと思います。



「松澤祐次先生」

しっかり禁煙。



「脇浜紀子アナウンサー」

しっかり禁煙もでしたね、
どうもありがとうございました。


まあ、食事制限ですとか、
運動したほうがいいですよと、
抽象的にざっくり言われるよりも、


アディポネクチンという物質があって、
それを増やすためには、あるいは減ら
さないようにするためには、


ちゃんと
内臓脂肪を減らす必要があって、
その内臓脂肪を減らすためには、
食事制限や運動が必要なんですよ、


こうなんて言うかなアディポネクチン
ありきで言われると非常に入って
きやすいなというふうに思いました。


あの抽象的に身体にいいからやりな
さいと言われるよりは、科学的に
具体的に説明してくださったので、


アディポネクチンのために、今日も
頑張ろうと思えるような気がしました。




今回の動画はここまでとなっています。



どんなに食事制限や運動を頑張っても
アディポネクチンを下げてしまうと、
内臓脂肪は増えてしまいます。


そうすると苦しいので、いつの間にか
辞めてしまい、またゼロになります。


できるだけ長期間にわたって続ける
ためにも、タバコは良くないですね。


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何卒よろしくお願いします。


ウィメンズクリニックで看護師として働く注意点とは?ウィメンズクリニックで働くメリット・デメリットとは?

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■ウイメンズクリニックとは?


ご存知の通りウィメンズクリニックは、婦人科、産科などの診察から治療までを対応して
おり、近年では晩婚化の影響から不妊治療に力を入れているクリニックが増えています。


ウィメンズクリニックで対応している主な診療科目は以下のとおりです。



【産科】

(1)妊婦健診

(2)妊娠の診断

(3)胎児超音波診断

(4)母親学級

(5)各種分娩

(6)出産後の各種サポート


【婦人科】

(1)不妊治療

(2)更年期治療

(3)ガン検診

(4)乳房検診

(5)骨粗鬆症検診

(6)生理相談

(7)ホルモン異常



上述させていただいた「診療科目」は、あくまでも一例であって、実際には、利用される
ウイメンズクリニックによって力を入れている分野が微妙に異なります。


またウィメンズクリニックを実際に訪れる患者さんの大半が20代から30代の女性です。
このため出産や生理に関することで受診されるケースが圧倒的に多いです。


一方、中高年の方の場合は、若い人と異なりホルモンなどを分泌する力が衰えるため、
更年期障害やホルモン異常、骨粗しょう症などの治療を目的に受診されます。





■こんな人が受診されています


医療が進化したことによって我々日本人の平均寿命は年々更新されています。


このため長期間にわたって閉経後のホルモン異常に苦しめられる方が増えています。


主な症状としては頭痛や目眩、吐き気などですが、それ以外にも色々な症状がありまして、
放置して長期化するとうつ病を発症してしまうケースも少なくありません。


患者さんによっては色々な科をたらい回しにされてから、ウイメンズクリニックを訪れる
ケースも少なくありません。また、その反対のケースも少なからずあります。


ですので、異変に気づいたら出来るだけ早めの受診が望まれます。そうすることによって、
患者さんの症状を早い段階で特定することができ、より適切な治療を行なえます。


閉経後の異変(主にメンタル)に苦しんでいる患者さんの中には、ウイメンズクリニック
の存在を知らないため、先に精神科や心療内科を訪れるケースが少なくありません。


睡眠剤や精神安定剤を服用すると、治療が長期化してしまうケースが多いです。


もし閉経を迎えて体調不良や精神的な異変を感じたら、まずウィメンズクリニックを訪れ
ることをおすすめします。専門医の先生に相談するだけでもかなり気が楽になりますよ。





■ウイメンズクリニックで働く看護師の役割とは?


ウィメンズクリニックで働く看護師さんは、こういった女性特有の疾患の治療をサポート
しながら、同時に不安定な患者さんの心のケアを行わなければなりません。


ウイメンズクリニックを訪れる患者さんは年代によって治療を受ける目的が明確に異なり
まして、若い女性の場合は、生理不順や不妊に悩まされているケースが多いです。


一方、中高年の女性は更年期障害やホルモン異常に苦しめられているケースが多いです。
いずれにしても、友人にも相談しにくい苦しみを抱えているケースが少なくありません。


このため、治療効果を高める意味においても、患者さんの精神的ケアは非常に重要です。
特にコミュニケーション技術が高いほうが患者さんの悩みを引き出しやすいです。


基本的に患者さんも話をしっかり聞いてくれる人に対しては、心を開きやすいですから、
やはり「話す力」よりも「話しを聞く力」の方が強く求められます。


同じ女性であっても言いにくいことは沢山あるわけですから、まず患者さんの悩みを察し、
少しでも苦しみが軽減できるように出来るだけ手厚くサポートしなければなりません。


特に乳がん治療や不妊治療は患者さんを不安にします。「これで駄目だったらどうしよう」
と考えながら治療を受けていたら、期待する効果が得られなくなってしまいます。





■ウイメンズクリニックで働く難しさとは?


患者さんが受けることが出来る治療を選択するさいに色々と悩まれます。


特に不妊治療は、ご主人と何度も不妊治療に関して話し合ってからウィメンズクリニック
を訪れますので、この時点で必要以上に色々と悩まれている方が多いです。


治療が長期化すればするほど費用がかかりますし、健康保険が適用されないものもありま
すので、余計に悩みが増えてしまうこととなり、治療に悪影響を及ぼします。


またウイメンズクリニックで行われる実際の治療に関してですが、肉体的にも精神的にも
かなり大きな負担を患者さんに与えてしまうこととなるので注意が必要です。


そうした状況にありながら、いくら患者さんとコミュニケーションを取ることが大切だか
らといっても、間違ったアドバイスをしてしまうと、大きなトラブルに発展します。


そうならないためにもウイメンズクリニックで働く看護師さんは、どうしても専門的知識
が必要となり、常に最新の知識と技術を学ぶことが強く求められます。





■優れたホルモン療法について


ホルモンバランスを調整する治療を行なうことによって、更年期障害の症状を改善させる
ことができますし、また骨粗鬆症など他の疾患を予防する効果も期待できます。


また美容に関してもホルモン療法は重要で、コラーゲンなどを生成する働きを活発化する
ことができるので、しわ、たるみ、シミなどを改善してくれる美肌効果も非常に高いです。


ホルモン療法によって、人間の身体が本来持つ働きを正常化してくれる効果があります。
事実、糖尿病、高血圧、脂質異常などの生活習慣病を予防する働きも期待できます。


しかも、薬物療法と異なり、副作用はほとんどありませんので、安心して受けられます。





■ウイメンズクリニックで働くメリット・デメリット


ウィメンズクリニックを訪れる患者さんは、基本的に不妊治療以外は全て女性です。
しかも、年齢層が非常に幅広いため、対応している疾患の症状も一筋縄ではありません。


またウィメンズクリニックで働く看護師さんは、ほぼ100%に近いくらい圧倒的に女性
が多いので、やはり他の診療科にはない仕事の難しさがどうしてもあります。


しかし、産科、婦人科に関する幅広い知識を学ぶことが出来る点は大きなメリットです。


少子高齢化など社会情勢の変化によって、依然として晩婚化傾向にありますし、産婦人科、
小児科を閉鎖する病院が増えることから、出産に関しても危機的状況にあります。


このため不妊治療に関する需要は減るどころか逆に増えており、こういった傾向は今後も
続くことが予想されていますので、ウィメンズクリニックの存在は非常に重要です。


また、設備などの問題でウィメンズクリニックの多くは外来が中心となっていますので、
夜勤や残業が少ない分、比較的働きやすい職場が多いとされています。


そして、キャリアアップを目指す看護師さんにもピッタリです。


乳がん看護認定看護師、不妊症看護認定看護師、IVFコーディネーターといった専門資格
を取得された方は転職のさいに優遇されますし、身につけた知識や技術を生かせます。


メタボリックシンドロームの危険性とは?メタボの都市伝説に振り回されるな!

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今回ご紹介させていただく動画は、
読売テレビの番組「おはようドクター」
「メタボリックシンドローム」前半です。


今回の動画ではメタボリックシンドローム
について分かりやすく解説しています。


メタボの市場は年々拡大していまして、
業種、業態が異なる企業が依然として参入
しているくらい巨大な市場です。


テレビや新聞など大手メディアでも良く
取り上げられていますが、都市伝説まがい
なものも少なくありません。


こうした情報にふりまわされないためにも
やはり、正しい知識が大切ですね。


今回の動画も7分程度ありますので、
是非是非お時間のあるときにでも、
じっくり見ていただければ幸いです。
 
 
 

 
 
 
■メタボリックシンドロームの基準とは?
 
 
「脇浜紀子アナウンサー」

お正月食べ過ぎではありませんか?。


現在メタボリックシンドロームが疑われる
人は男性の四十歳から七十四歳ではおよそ
二人に一人、女性では五人に1人と言われ
今も増加傾向にあります。


あなたは大丈夫ですか?。


今日のドクターは、大阪市北区にある
住友病院の院長松澤祐次先生


メタボリックシンドロームの提唱者、
内臓脂肪の研究では、世界的な権威
として知られています。


今日のおはようドクターは、
正しく知ろうメタボリックシンドローム
をお送りします。


松野先生、あの「メタボ」という言葉が
すっかり定着してしまいましたけれども



「松澤祐次先生」

そうですね。



「脇浜紀子アナウンサー」

肥満の人が皆さんがメタボリック症候群
というわけではないんですね?。



「松澤祐次先生」

はい、肥満というのは、分類はいろいろ
あるんですけども...


脂肪がどこに蓄積しているかで分けられ
るということが、この2〜30年前から
分かってきておりまして、


実は内臓脂肪って腸のまわりに沢山脂肪
がたまった人がおられることがわかって


その内臓脂肪型肥満っていうのが、この
糖尿病、脂質異常、高血圧の原因になって


最終的にはそういうのが重なってしまうと
脳卒中とか心筋梗塞のリスクが非常に高く
なってるので、内蔵脂肪にフォーカスした
病気だというふうに考えていただいた
らいいんですけども。



「脇浜紀子アナウンサー」

なるほど、あの太っていても、
それが皮下脂肪なのか、内臓脂肪なのか
というのが見分けられるもの
なんでしょうか?。



「松澤祐次先生」

あのー厳密にはね、CTスキャンで輪切り
にして、内臓脂肪っていうのを判定する
わけですけども、内臓脂肪がたまると、
お腹だけがぽっこり出るという形に
体の体型がそうなりますよね。


それをリンゴ型の肥満(内臓脂肪型肥満)
とよんでいるんですよ...。



「脇浜紀子アナウンサー」

はい。



「松澤祐次先生」

皮下脂肪たまる、これは女性がだいたい
基本的に皮下脂肪が多い、


下半身、お尻とか太ももに脂肪がたまる
ことが非常に多くて、この場合は
梨でも、西洋梨型ですね。



「脇浜紀子アナウンサー」

洋なし...なるほど。



「松澤祐次先生」

洋なし型肥満(皮下脂肪型肥満)


そういうタイプ、そういうので
大体分るわけですね。


ただ、それをもう少しわかりやすくした
のが、腹囲、ウエストで判定すると...


そいうことが今回のメタボリック
シンドロームの診断基準にも
入っているわけなんです。



「脇浜紀子アナウンサー」

なるほどね。


ひとつ目安になりますね。



「松澤祐次先生」

はい。



「脇浜紀子アナウンサー」

で、より悪い肥満が
こちらということですね。



「松澤祐次先生」

そうですね。

内臓脂肪から多くの病気になる
悪いホルモンとから出てきていることが
分かって、脂質、糖代謝、あるいは血圧
に関係するので、内臓脂肪を減らすという
ことが非常に大きな予防になるので、


メタボリックシンドロームというふうに
診断して、その人らを指導していくという
そういうのが目的なんですね。



「脇浜紀子アナウンサー」

なるほど、「メタボ検診」では、
お腹まわりを測りますよね。



「松澤祐次先生」

そうですね。



「脇浜紀子アナウンサー」

基準はどうなってますか?。



「松澤祐次先生」

内臓脂肪のへその所の断面積の
100平方cmにあたる、その男性が
85cm、女性が90cm以上を超えると
内臓脂肪が過剰にたまっていると、
そういうふうに判断するわけです。



「脇浜紀子アナウンサー」

なるほど...
女性のほうが5cm高いですね。



「松澤祐次先生」

それがまぁ、最初みんな何でやと、
女性というのは体格小さいのに、
何で大きな基準にしてあるのかといった...


女性は害の少ない皮下脂肪が非常に
男性よりも平均して多いですね。


まぁそいういう意味で
女性のほうがゆるくなって90cm以上
ということになっているわけです。


基準を超えただけでは、メタボリック
シンドロームと診断するわけではなくて


プラスしてお医者さんに行って測る、
あるいは人間ドックで測るような


高血圧、脂質異常、高血糖いわゆる糖尿病
それらのうちの2つ以上重なってれば
メタボリックシンドロームと
診断するわけです。



「脇浜紀子アナウンサー」

なるほど

松沢先生、メタボリックシンドローム
にならないためには、やはり生活習慣
が重要ということですよね。



「松澤祐次先生」


メタボリックシンドロームという状態の
人は基本的に痛いとか、そういうふうに
苦しいっていう症状がありませんので、


今までは不摂生を続けて
最終的に突然心筋梗塞が起こって、
命に関わることもあったので、


その状態の一番の大本が内臓脂肪の蓄積、
過剰蓄積であることが分かって、


この疾患、病気の概念が出てからは内臓
脂肪を減らすという、そういう対策が
全ての病気を一網打尽に治療できて、


しかも心筋梗塞、脳梗塞のリスクが
非常に下がるということが次々と証明
されてきましたので、是非そういう
ことを知ったうえで...


一に運動、二に食事、薬は最後というふう
に考えていただいたらいいじゃないかと、
そういうふうに思います。



「脇浜紀子アナウンサー」

はい、大変よくわかりました。


先生、あのメタボリックシンドロームの
自覚症状がないからといって放っておくと


ある日突然命に関わることになるという
のがよく分かりました。



「松澤祐次先生」

はい、非常に...だから最終的に怖い病気
であるということですね。


その病気を克服するために原因を研究して
いる中で私共は脂肪細胞から分泌される
アディポネクチンというタンパク質
を発見いたしました。


アディポネクチンは、メタボリックシンド
ローム、あるいはその中の症状の糖尿病、


高血圧、脂質異常、それから血管病、
それらを予防する働きがある非常に善玉の
ホルモンが脂肪細胞から出ていることが
分かったわけです。



「脇浜紀子アナウンサー」

先生方が発見されたわけですか?。

「松澤祐次先生」

私達の阪大のグループが1996年に
発表いたしました。



「脇浜紀子アナウンサー」

じゃあ、先生方にこのアディポネクチンの
研究を進めていただくと何か新しい
治療法が見つかるかもしれない?



「松澤祐次先生」

そうですね。

今もいろんな所がそういうことを目指して
創薬、薬を開発しようとしておりますので
期待していただいたらと思います。



「脇浜紀子アナウンサー」

はい、期待しておりますので
よろしくお願いします。


今日はありがとうございました。



「松澤祐次先生」

メタボリックシンドロームということで、
松沢先生にお話をうかがいましたが、


あの最初ですね、院長先生ということで
ちょっと私緊張してたんですよ、


何かちょっとあの怖いというかね、
方がいらっしゃったらどうしようかと
思ったんですが、あの貫禄は勿論おあり
になるんですけども、威圧感というのが
全然ない先生なんですよね


あのむしろ人懐っこさまで感じてしまう
松沢先生だなというふうに思ったんですが


あとでお話を伺うと、和歌山の田辺の
ご出身なんだそうですね。


和歌山の田辺というところは、
非常にこうなんというか人懐っこい文化
のあるところで、皆さんファーストネーム
で呼び合うんですって、


今の歳になっても、ですから松沢先生、
「ゆうちゃん」と地元に帰ったら今でも
そんなふうに周りから呼ばれるという
ふうにおっしゃってました。


その田辺のあたりの和歌山の気質という
のが先生が留学されていたサンディエゴ
と似ているなというふうに、
お感じになったそうで、


サンディエゴって、
いろんなこうベンチャーが集まってきて
いる集積地なんですね、


ですから和歌山もバイオとか医療とか科学
技術とか、そんなものの研究所なんかを
作ったらいいんじゃないかというふう
におっしゃってましたね。


南方熊楠さんもね、和歌山はいらっしゃい
ますね、そんな研究所が和歌山にできたら
いいなぁなんていうふうに私も思いました。




今回の動画はここまでとなっています。


私も内臓脂肪が高く、医師から痩せるよう
に脅されて、頑張って痩せました。


ダイエットに頼るのではなく、30分程度
のウォーキングを中心に適度な運動を
日頃から心がけています。


健康でなければ、いい仕事もできませんし、
色々楽しむこともできませんので、
これからも真剣に取り組みたいと思います。


いつも本当にありがとうございます。

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何卒よろしくお願いします。


糖尿病網膜症の危険な症状とは?進化した糖尿病網膜症治療とは?

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今回ご紹介させていただく動画は、
読売テレビの番組「おはようドクター」
「糖尿病」特集の後半です。


糖尿病網膜症の症状と、その治療法など
について分かりやすく解説されてます。


糖尿病網膜症は初期の段階では、
症状が出にくい病気として有名です。


そのため、放置してしまうケースが多く、
最悪の場合、失明する危険性があります。


早期発見し、できるだけ症状の進行を
抑えることが求められています。


今回の動画も7分程度ありますので、
是非是非お時間のあるときにでも、
じっくり見ていただければ幸いです。
 
 
 

 
 
 
■糖尿病網膜症の治療法とは?
 
 
「植村なおみアナウンサー」

京都府立医科大学病院では世界糖尿病デー
のイメージカラーのブルーにちなんで、
旧図書館棟をライトアップ


この日は糖尿病の医療チームのメンバーと
患者会のみなさんとで、クイズ大会などの
糖尿病撲滅イベントが開催されました。


今日のドクターは、京都府立医大附属病院
内分泌・代謝内科学 山ア真裕先生


糖尿病医療チームで活躍するドクターです。


先生まずは糖尿病の合併症から教えて下さい。



「山ア真裕先生」

はい、糖尿病では、一番やっぱり治療を
する目的は「合併症を抑えること」
っていうことになってきます。


ここに出てますように糖尿病の合併症、
「三大合併症」って言うんですけれども、


糖尿病の網膜症、糖尿病の腎症、
糖尿病の神経障害っていうのがあります。


糖尿病の網膜症が酷くなると失明って
ことにもなりますし、


腎症が酷くなってくると、
人工透析であったり、腎移植という
こともでてきます。


そしてまた、神経障害が酷くなってくると
足が腐ってしまうという、足壊疽ですね、


でそれが酷くなると、本当に切断という
ことも起こってきます。


でこういうような合併症というのは、
10年、15年糖尿病を放っおくと、


やはり進んでしまうので、注意して見て
いきましょうということになります。



「植村なおみアナウンサー」

怖い合併症が多いですよね。



「山ア真裕先生」

そうですね。


これだけ見てると、本当に怖いなっていう
気はするんですけれども、


やはり普段から「生活習慣」をきっちり
すること、運動、食事ということを
頑張ってもらうことで、


こういう合併症を防ぐことができますので
逆にに知っておくことで怖くない、


で合併症を予防するためにどうすればいい
かということを考えていけばいいと思います。



「植村なおみアナウンサー」

知識が合併症を防いでくれるわけですね。



「山ア真裕先生」

そういうことになりますね。



「植村なおみアナウンサー」

規則正しい生活が大切ってことは
分かったんですが、薬も効果的な
ものがあるんですよね?。



「山ア真裕先生」

糖尿病の治療は生活習慣がやはり一番
ですけれども、薬による補助というのは
患者さんのためにも重要になってきます。


その中で近年インクレチン関連薬
というお薬が出てきています。



「植村なおみアナウンサー」

インクレチン関連薬っていうのは
どういった薬なんですか?



「山ア真裕先生」

糖尿病治療の中で重要なのは、
体重を増やさないこと、低血糖を起こさない
こと、っていうのがすごく大事に
なってくるんですが...


それを達成できるためのお薬として
僕たちも良く使うお薬で、最近では
本当に重要な位置を占めてきてます。


ただやはりその中で食事療法、
運動療法をしていないと、やはり
お薬は効きませんので


やっぱり薬は補助でしかないってことを
忘れずに普段の生活に気を付けて
いただきたいと思います。



「植村なおみアナウンサー」

はい、それでは合併症の一つ、糖尿病網膜症
について詳しく教えて頂けますか?。



「山ア真裕先生」

はい、糖尿病網膜症というのは、血糖の高い
状態が続いていると、目の奥にある網膜という
ところの細い血管が障害を受けて、


網膜の機能を失って視力が低下したりとか、
あと出血を起こしたりとかして、最終的には
失明に至る酷い病態になってきます。



「植村なおみアナウンサー」

どれぐらいの方が糖尿病網膜症
になられるんですか?。



「山ア真裕先生」

糖尿病患者さんの中で約三割、四割の方、
三百万人ぐらい、四百万人ぐらいの方が
やはり糖尿病の網膜症を持っている
ということになるんですが、


症状の有る無しありますから、軽いもの
も含めてということになりますけれども、


また、年間三千人から四千人ぐらいの方
が糖尿病網膜症で失明になってしまって
いるのが現状ということになります。



「植村なおみアナウンサー」

糖尿病網膜症はどのように
進行していくんですか?。



「山ア真裕先生」

はい、このスライドのようになるんです
けれども、糖尿病網膜症がやはり進んで
行くと網膜症の細い血管がやられることで
こういう出血斑であったりだとか、
白斑というような滲出物が
でてきたりします。


それがさらに進行していくと血管が敗れて
「硝子体出血」のように目の中で出血を
起こして視力をさらに障害していく


ただ勿論このまま放っておけば、みなさん
糖尿病の方がこうなるわけではなくって、


適切な治療、適切なコントロールを続ける
ことで、それの進行を抑えることができます。



「植村なおみアナウンサー」

先生、糖尿病網膜症はどのような
検査で分かるんですか?。



「山ア真裕先生」

網膜症の早期の時期では症状はありません。


なので気づかなくて、どんどん進んで
しまうことが多くなります。


なので糖尿病と診断された時点で必ず眼科の
先生を受診するように僕たちは勧めています。


糖尿病の網膜症は基本的には糖尿病内科
ではなくて、眼下の方で完全に診察治療
ということになります。



「植村なおみアナウンサー」

治療法はあるんですよね?。



「山ア真裕先生」

そうですね。なので、内科と眼科の連携
っていうのはすごく重要になってきます。



「植村なおみアナウンサー」

具体的な治療法というのは
どういったものなんですか?。



「山ア真裕先生」

はい、主な治療法は、網膜をレーザーで
焼くという治療になります。


それは出血しやすい細い新しい血管が
生えてくるのを防ぐために、その部分を
レーザーで焼くということになります。


そうすることで視力の低下の進行を
防ぐことができます。



「植村なおみアナウンサー」

どれくらいの時間がかかる
ものなんですか?。


「山ア真裕先生」

大体1、2時間くらいで終わりますので、
それに麻酔としては点眼麻酔といって、
目薬の麻酔になりますから、


身体にも優しいですし、
その日のうちにお家に帰れますので、
そういう心配はなさらなくて
大丈夫だと思います。



「植村なおみアナウンサー」

視力の低下を防ぐっておっしゃいましたが、
この手術で視力は回復しないんですか?。



「山ア真裕先生」

殘念なことなんですけれども、
レーザー治療で視力が回復という
ことではありません。


なので「視力を維持すること」、
そして「失明を予防すること」っていうのが
この治療のポイントになってきます。



「植村なおみアナウンサー」

症状がないからって、ほっぽりっぱなしに
しといたら駄目ということですよね?。



「山ア真裕先生」

そうですね。本当にそう思います。



「植村なおみアナウンサー」

先生、合併症にならないためにも、
糖尿病と診断されたらきっちり
治療しなくてはいけませんね。



「山ア真裕先生」

はい、そのとおりだと思います。


本当に糖尿病の合併症にならないために
普段からの血糖コントロールとうのが
凄く重要になってきますから、


普段の食事療法、運動療法というのが、
やはり一番ポイントになってきます。


そのうえで薬の助けを借りて、
補助輪として使っていただくこと、


そのために医師含めメディカルスタッフ
含めてみんなでサポートしていきたいと
思っていますので、みなさん頑張って
治療されるようにしてください。



「植村なおみアナウンサー」

はい、今日はどうもありがとうございました。



「山ア真裕先生」

ありがとうございました。



「植村なおみアナウンサー」

思わず何か葉巻を吸ってしまいたくなるほど
重厚なソファーで豪華な作りなんですけれども


たった今ですね、
こちら京都府立医科大学附属病院で、
おはようドクターの糖尿病に関する
ロケが終わりました。


今回は山ア真裕先生に
お話を伺ったんですけども、
最近糖尿病、私の周りでも凄く多くてですね、


気がつかないために、気がついた時には
もう凄い痩せて大変なことになってた
という人が多いんですよね。


糖尿病というのは、初期はあまり症状がでない
ということで、気がついたら合併症で失明
してしまったりとか、大変なことになります。


いち早く健康診断を受けたりとか、
あるいは怪しいなと思った方はお医者さんの
ところに行って、治療に努めてください。




今回の動画はここまでとなっています。


一昔前までなら、糖尿病は不治の病として
扱われ、厳しい食事制限の下、日常生活
において色々なことが制限されてました。


しかし最近は薬物治療が進化したこともあり
食事療法も緩和され、運動療法を合わせて
しっかり行えば、日常生活を十分
楽しむことができます。


やはり早期発見が非常に重要になります。


いつも本当にありがとうございます。

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何卒よろしくお願いします。


糖尿病はもう怖くない!凄すぎる最新の糖尿病チーム治療とは?

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今回ご紹介させていただく動画は、
読売テレビの番組「おはようドクター」
「糖尿病」特集の前半です。


同番組で過去に糖尿病について何度か
特集が組まれていますが、今回はチーム
医療による地域医療がテーマです。


今回は京都府立医大附属病院を取材され
ているのですが、同病院はかなり古く
からこうした取り組みを行ってます。


Team FUTABAというチームを結成して、
各メディカルワーカーが専門知識や技術
を共有しながら治療にあたります。


また外来患者さん向けに勉強会を開く
など、その姿勢が高く評価されてます。


今回の動画も7分程度ありますので、
是非是非お時間のあるときにでも、
じっくり見ていただければ幸いです。
 
 
 

 
 
 
■患者さんに優しいチーム医療とは?
 
 
「植村なおみアナウンサー」

今や国民病ともいえる糖尿病、糖尿病が
疑われる人も含めると、成人ではおよそ
二千五十万人、糖尿病放置すると
命を落とす危険があります。


今日のドクターは、京都府立医大附属病院
内分泌・代謝内科学 山ア真裕先生


糖尿病医療チームで活躍するドクターです。


今日のおはようドクターは
「チーム医療で支える糖尿病」
 の最新情報についてお送りします


先生、こちらの病院は昔から糖尿病治療に
力を入れてらっしゃったんですよね?。



「山ア真裕先生」


糖尿病としては大正十五年から、
医療を応始めてます。


患者指導のための糖尿病教室とか、
そういうのも全国で初めて開催した
ような病院になってます。


でその中で糖尿病とうのは、どうしても
チーム医療がすごく重要ですから、


三年半ほど前に糖尿病チームっていう
のを病院で作りまして


「Team FUTABA」という名前を付けて
活動してるんですけれども、


もちろん患者さんに向けてだとか、
あと患者さんのサポート、


それとあと治療に対して必要ような
メディカルスタッフ


栄養士さんだとか薬剤師さん、
看護師さんといったような方の
糖尿病の啓発とか勉強会という
のを開催しています。



「植村なおみアナウンサー」

「Team FUTABA」という医療チーム
なんですけれども、具体的にどんな
メンバーが集まってらっしゃるんですか?。



「山ア真裕先生」

そうですね、あのチーム医療っていうのは、
やはり糖尿病患者さんが中心となって
やっていくものであって、


それを囲むように
糖尿病の専門医であったり、
他科の医師ですね


どうしても合併症が発生してきますから、
それ以外にも勿論栄養士さん、看護師さん、


薬剤師さん、検査技師さん、臨床心理士さん
含めて、みんなでね一丸となって患者様を
サポートしているのが現状です。



「植村なおみアナウンサー」

もう各分野の精鋭がみんなで患者さんを
サポートしてるっていう感じですね。



「山ア真裕先生」

そうなりますね。



「植村なおみアナウンサー」

力強いですね。



「山ア真裕先生」

そうですね。

本当にサポートね、患者さんというのは
必要ですから、チームのメンバーとしては
大体四十人ぐらいもういるんですけども



「植村なおみアナウンサー」

そんなにいらっしゃるんですか。



「山ア真裕先生」

そうなんです。日頃から糖尿病のことを
お互い勉強し合いながら、さらにそれを
高めていこうというふうに日々努力
してるところです。



「植村なおみアナウンサー」

他に糖尿病の治療を成功させるために
医療チームはどういったことを
してらっしゃるんですか?。



「山ア真裕先生」

外来の患者さんも含めて、管理栄養士さん
による指導だとか、あと看護師さんに指導、


理学療法士さんによる運動療法の指導
なども含めて、ほぼ毎日糖尿病教室って
いうのを行っています。


で、外来向けには週一回だけ糖尿病教室
っていうのをやってるんですけれども、


そういう形で患者さんの知識を増やそう
っていう形で僕らも支えあってると
いうところですね。はい。



「植村なおみアナウンサー」

Team FUTABAのスタッフは糖尿病治療で
どのようなことに「注意」して
いるのでしょうか?。



「大槻まなみさん(管理栄養士)」

食べてはいけないっていう思いではなくて、
これだけは食べられるっていうふうに
思っていただくっていうことを
常に言っています。


食べてはいけないだと、あのー食べる量が
少なくなりすぎてしまって、必要な栄養が
取れないことがあるんですね。


ですので必要な量は取っていただくって
ことで、食べなさすぎっていうことを
予防するようにしています。



「肥後直子さん(糖尿病看護認定看護師)」

糖尿病看護認定看護師とは、
糖尿病の専門的な知識と技術を
持った看護師です。


患者さんによっては血糖値も違いますし、
生活背景も違いますし、得意な食事療法、
運動療法も違うので


あのー効果の出やすいところから、
やりやすいところから一緒に模索しながら
コミュニケーションとって、


何をしたら血糖がよくなるのかなっていう
ようなことを相談しながら
支援をしています。



「植村なおみアナウンサー」

先生、糖尿病は最近増えてるんですよね?。



「山ア真裕先生」

生活習慣が変わってきたこと、その車に
乗るだとか働くことが少なくなってる


あと食色生活が脂っこいものが増えてる
といったようなことが、やはり増加傾向
の原因になってますし、


肥満の子供たちが増えてきている、
やっぱり食育ていうのは凄く大切なんです
けれども、将来的にはやっぱり糖尿病
になってしまったりだとか、


妊娠糖尿病って言って、妊娠をされると
少し糖尿病になりやすい状態っていう
のが出てくるんです。


血糖値が上がりやすい状態、
そういうことも重なって、やはり糖尿病
患者さんは増えている...


それに三十代、四十代の働き盛りの人も、
やはり仕事のストレスであったりだとか、
あとお付き合いのお酒であったりだとか、


そういう食生活、時間の乱れ、リズムの乱れ
ということも含めて、糖尿病患者さん
というのは、どんと増えてきてる
状態にはなってます。



「植村なおみアナウンサー」

やっぱり普段の生活が大事なんですね。



「山ア真裕先生」

そうですね。またあと高齢者の方でもね、
あの糖尿病になる方っておられますけれども


その人に合ったような治療を探しながら、
糖尿病と上手く付き合っていってもらう
っていうのがね、凄く大切だと思います。



「植村なおみアナウンサー」

はい、糖尿病というとなんか大人ばかりかと
思いましたけど、子供から大人まで皆が注意
しないといけない病気なんですね。



「山ア真裕先生」

そうですね。


そういう中で京都府立医大ていうのは、
昔から水曜会(糖尿病患者会)という
糖尿病の患者会っていうのを開いてます。


患者さんに集まっていただいて、
医師そして管理栄養士さん、


そして糖尿病療養指導士の看護師さん、
そして検査技師さんなどに、それぞれの
専門の話を一時間半ほどかけて患者さんに
教えているようなことをしています。



「植村なおみアナウンサー」

患者会っていうのは、やっぱり同じような
仲間が集まるので、患者さんにとっては
すごく心強いですよね。



「山ア真裕先生」

そうですね。


患者さん同士が顔合わせて、こんだけ患者さん、
糖尿病患者さんがおられるんや、


みんな同じように苦しみを持ってる人がおられ
るんや、ということを気づいてもらえること
だけでも、やっぱり力強い思いをね、
されていると思います。



「植村なおみアナウンサー」


大切ですね。



「山ア真裕先生」

はい。



「植村なおみアナウンサー」

先生、糖尿病治療においてはチーム医療、
そして患者会の存在ってすごく
重要なんですね。



「山ア真裕先生」

糖尿病治療というのは、
まず患者さん自身が糖尿病のことをよく
知ることから始まるものですし


そして、糖尿病というものを
チーム医療でね、僕たちが支えながら、
で患者さんが糖尿病と楽しく付き合って
いけるようなサポートをしていければ
なぁと思っています。



「植村なおみアナウンサー」

はい、どうもありがとうございました。



「山ア真裕先生」

ありがとうございました。



「植村なおみアナウンサー」

見てください。


この豪華なシャンデリア、そして私が座って
いるこちらは重厚なソファー!


すごい豪華ですよね〜


なかなかないですよね。


私が今来ているのは京都府立医科大学
付属病院なんですけれども、その旧図書館
ということなんですね。


このおはようドクターいろいろな病院で
ロケをさせていただいてるんですけれども、
なかなかこういった風情でね、


時代を感じさせるそんな建物でロケをさせ
ていただくのはありがたいことだ
と思っております。


たった今糖尿病について
今日は京都府立医科大学付属病院の
山ア真裕先生にお話を伺いました。


とっても優しい語り口でわかりやすい
説明でした。ありがとうございました


糖尿病っていうのは毎日の生活が、
イコールそのまま治療につながります。


日々色々なことに気をつけて、
健康的な人生を送りたいですよね。




今回の動画はここまでとなっています。


総勢40人で糖尿病患者さんに対応して
いるわけですが、チームを一つにまとめ
るのは傍からみるよりも大変です。


そういえば、インタビューに登場した
メディカルスタッフも優しそうな方が
多かったですよね?


人間関係がギスギスした職場では、
チーム医療によって、より職場の雰囲気
が悪くなるケースもあるので、やはり
従業員一人一人の人間性も大事ですね。



いつも本当にありがとうございます。

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何卒よろしくお願いします。


くも膜下出血の進化した治療法について!凄すぎる最新カテーテル治療とは?

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今回ご紹介させていただく動画は、
読売テレビの番組「おはようドクター」
「脳卒中」特集の後半です。


今回はくも膜下出血の原因と治療、
予防策について解説しています。


くも膜下出血は意外に思われるこも
しれませんが、男性よりも女性の方が
多くて重症度の高い疾患です。


これまでは、手術するとなると、
重度の後遺症が残ってしまうケースが
圧倒的に多かったんです。


しかし、カテーテル治療が進化した
おかげで、大幅に改善されています。


今回の動画も7分程度ありますので、
是非是非お時間のあるときにでも、
じっくり見ていただければ幸いです。
 
 
 

 
 
 
■進化したカテーテル治療について
 
 
「脇浜紀子アナウンサー」


脳卒中の患者数はおよそ124万人、
三大死因の一つである脳卒中は年間およそ
12万人が命を落としています。


中でも「くも膜下出血」は発症すると、
死亡率は30%から40%といわれて
いる大変怖い病気です。


今日のドクターは神戸市立医療センター
中央市民病院 脳神経外科の坂井信幸先生


日本でもトップレベルの臨床経験を持つ
脳神経外科のプロフェッショナルです。


「カテーテル治療」の道
 を切り開いてきた先駆者


年間100件やれば多いといわれる
カテーテル治療の世界で坂井先生は
年間400件以上という群を抜いた
治療をこなしています。


今日のおはようドクターは、
「あなたも危ないくも膜下出血」
 についてお送りします。


ここで問題です。

くも膜下出血は
男性に多い病気である、
○か×か?。


坂井先生、まずこちらを教えてください

「くも膜下出血は男性に多い病気である」

 ○か×か?。



「坂井信幸先生」

答えは×です。


くも膜下出血は年間3万6千人ぐらいの
患者さんが報告されています。


実は女性は七割ぐらいといわれています。



「脇浜紀子アナウンサー」

女性の方が多いんですね。



「坂井信幸先生」

50歳代にピークがあるとずっと言われて
きました。高齢化時代を迎えて60代、
70代、80代と患者さんが
確実に増えてきています。


また30代、40代でも
くも膜下出血の患者さんはいます。



「脇浜紀子アナウンサー」

そうなんですか...



「坂井信幸先生」

はい。



「脇浜紀子アナウンサー」

女性が多い、30代、40代でも
発症することがあると聞くと
人事ではないですね。



「坂井信幸先生」

おっしゃるとおり、くも膜下出血は
誰もがなる可能性がある病気


3つの脳卒中の病気の中で、
その他にね脳の血管が詰まる脳梗塞、
それから脳の血管が破れる脳出血と並んで
くも膜下出血は非常に重要な病気です。



「脇浜紀子アナウンサー」

今日のテーマのくも膜下出血について
詳しく教えてください。



「坂井信幸先生」

はい、くも膜という膜の下側にですね、
そこに脳の血管が走行しています。


そこの脳血管が破れることによって
くも膜下出血が起こるんですね。


多くの場合、このこぶ「脳動脈瘤」という
病気ができていて、それが溢れることに
よって起こるのが「くも膜下出血」
といわれています。



「脇浜紀子アナウンサー」

この脳動脈瘤というのは、
どうしてできてしまうんですか?。



「坂井信幸先生」

残念ながらわかってないんですね。


ただこういう血管の分かれ目に弱い
ところがあって、そこが膨らむと
いうふうに言われています。



「脇浜紀子アナウンサー」

なるほど、くも膜下出血はどういう
症状が現れるんでしょうか?。



「坂井信幸先生」

一番有名というか必ずおこるのが
激しい頭痛ですね、それも突然です。


あとそれに伴って吐き気、それから
吐いてしまう、重症の場合は意識が
なくなってしまう、そういう症状が
くも膜下出血の症状ですね。


くも膜下出血を発症しますと
三分の一の方だけが元の生活に戻れる、
三分の一の方には後遺症が残りの
三分の一は亡くなってしまうと
そういうふうに言われています。



「脇浜紀子アナウンサー」

あらためて怖い病気だなあと
それを聞くと思いますね。


その後遺症で具体的にどういうふう
になるんですか?。



「坂井信幸先生」

脳というのは場所場所によって機能を
果たしています。手足を動かすのが
障害されれば運動障害。


感覚の脳なら感覚障害、言語の脳なら
言語障害、失語症ともいいますし


それからも奥の深いところで記憶を
つかさどる脳、まぁ記憶障害


特に新しことが上手く覚えられない
というのが有名な症状です。



「脇浜紀子アナウンサー」

先生、クモ膜下出血の原因になる
脳動脈瘤が見つかって治療が必要であると
判断されたらどういう治療になるんですか?。



「坂井信幸先生」

まず一つはクリッピング術という手術ですね
お薬では治せませんから


頭を開いて脳動脈瘤を露出して
この脳動脈瘤の付け根をこの洗濯ばさみの
ようなこのクリップで挟んでもう出血
しないようにする手術です。



「脇浜紀子アナウンサー」

このクリッピング術というのは
頭蓋骨を開けて手術するんですか?。



「坂井信幸先生」

はいおっしゃるとおりです。

脳動脈瘤を露出して
このクリップで挟みます。


あまり脳を傷めずに脳動脈瘤まで到達
出来る場所にあれば、熟練の先生であれば
そんな大きな後遺症は無く


そしてクリップがちゃんとかかれば、
ほぼくも膜下出血は防げます。


ただ脳を触りますので、傷める可能性も
ありますので、それは十分検討して
最適の治療を選ぶ必要があります。


もう一つはコイル塞栓術といわれる
治療です。まぁカテーテルですね。


あの、やはり足の付け根からカテーテルを
脳の中まで届かせて、そして脳動脈瘤の中
にプラチナで出来た柔らかいコイルという
ものを詰め込んでしまうんですね。


これでもう脳動脈瘤を
破れなくしてしまうんです。



「脇浜紀子アナウンサー」

なるほど、
こちらの方が頭を開けたりしない分
なんか体に優しいかなという気
もするんですが...



「坂井信幸先生」

確かにそのとおりです。


あの骨を切ったり、皮膚を切ったり、
脳を触ったりしませんので
体にも優しいですね。


ただいつもこの治療ができるとは
限らないんです。


やはりレントゲンの透視で見ながらやる
治療ですから、あの形とか向きとか、
大きさによってはこういう治療には
向かないということもあります。



「脇浜紀子アナウンサー」

なるほど、ちなみにこのコイル塞栓術の
場合ですと、この手術時間や入院日数は
どのくらいなんですか?。



「坂井信幸先生」

特殊なものをのぞけば大体手術時間
は一、二時間ですね、入院期間は
3日から5日くらいでしょうか。



「脇浜紀子アナウンサー」

かなり短い...



「坂井信幸先生」

はい、あのー、体に与える負担は
そんなに多くありませんので


うまくいけば、もうそれで
すぐ仕事や普通の生活に戻れます。



「脇浜紀子アナウンサー」

先生くも膜下出血や脳梗塞、脳出血などの
病気にならないためにはどうすれば
いいかアドバイスお願いします。



「坂井信幸先生」

やはり基本は血圧の管理でしょうね、
血圧が常に高いと脳血管が傷んできますので


くも膜下出血だけではなくて、脳梗塞、
脳出血にもなりやすくなります。


その他にやはり生活習慣病といわれる
糖尿とかコレステロールとか、タバコとか
そういうものにしっかり気をつけて頂いて、
「脳卒中」にならないようにして
いただきたいと思います。



「脇浜紀子アナウンサー」

なるほど、血圧、自分の血圧について
ちゃんと常日頃気にかけておく
必要があるんですね。



「坂井信幸先生」

もう中年になったら必ず自分の血圧を
知っておいていただきたいですね。



「脇浜紀子アナウンサー」

はい分かりました。

今日はどうもありがとうございました。


ええ、実は私自身22年前にくも膜下出血で
母を亡くしておりまして、母五十二歳
だったんですけれども、


その年に私もどんどん近づいてるんでね、
今回のクモ膜下出血のお話は非常にこう、
自分のこととして聞いたんですが、


あのとにかく血圧をね、きちっと管理して
おくこと、知っておくことが重要だという
ことがよくわかりました。


であの先生に私あの「スポーツジムに行った
ときに血圧測る程度なんですけど」って
言いましたら、「あっそれでいいですよ」
っていうふうに言って頂きましたので、


これからもちゃんと
適度な運動を続けてですね、
生活習慣をきちっとして、


こういった脳卒中にならないように
注意したいと思います。




今回の動画はここまでとなっています。


カテーテル治療が進化したことにより、
脳に触れることなく手術ができるよう
になったわけですが、問題もあります。


医師によって技術差があまりにも大きい
ことから、患者さんからすると、医師を
選ぶのが難しいですよね。


この点が今後の課題となりそうです。


いつも本当にありがとうございます。

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何卒よろしくお願いします。


脳卒中の症状と原因について!発症率が高い脳梗塞の予防法とは?

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今回ご紹介させていただく動画は、
読売テレビの番組「おはようドクター」
「脳卒中」特集の前半です。


脳卒中は、日本人の三大死亡原因の一つ
でして、誰もがかかる可能性があります。


脳卒中の代表とえば、脳梗塞ですが、
30代、40代の人達の間でも発症する
人がここ数年で増えています。


発症すると後遺症が残る可能性がある
ことから健康管理がなにより重要です。


今回は脳梗塞の具体的な症状や原因
について分かりやすく解説しています。



今回の動画も7分程度ありますので、
是非是非お時間のあるときにでも、
じっくり見ていただければ幸いです。
 
 
 

 
 
 
■なぜ脳卒中になるのか?
 
 
「脇浜紀子アナウンサー」

脳の血管の病気「脳卒中」それは
あなたにも突然起こる可能性があります。


年間およそ十二万人が命を落としています。


脳卒中には脳の血管が詰まる「脳梗塞脳」、
脳の血管が破裂する「脳出血」


脳を包む硬膜の下にある血管が出血する
「くも膜下出血」があります。


その脳卒中に立ち向かうのは
神戸市立医療センター中央市民病院
脳神経外科の坂井信幸先生。


日本でもトップレベルの臨床経験を持つ
脳神経外科のプロフェッショナルです。


これまでに六千名以上の脳血管内治療を
手がけそのスピード、正確性、安定性は
日本でトップレベル!!


全国から治療困難な患者が集まってくる
のはもちろん、技術を習得しようと、
医師も数多く勉強のために訪れます。


今日のおはようドクターは、
脳梗塞の最先端治療についてお送りします。


ここで問題です。


脳卒中のうち脳梗塞は何%でしょう?。


(1)6%

(2)17%

(3)70%


坂井先生、まず脳卒中のうち、脳梗塞は
何パーセントに当たるんでしょうか?。



「坂井信幸先生」

正解は三番の70%です。


最近は80%ぐらいという人もいます。


あとくも膜下出血6%、
脳出血が17%、あとはその他ですね。


脳梗塞というのは、
「脳の血管」が詰まる病気です。




「脇浜紀子アナウンサー」

脳の血管が詰まると
どんな風になるんでしょうか?



「坂井信幸先生」

脳の血管が詰まって一度に脳機能が
シャットダウンされるわけ
ではありません。


徐々に脳梗塞がひろがっていて、
だんだん悪くなります。


ですから詰まった●●の場合、
血栓ですから、血栓を取り除くことに
よって、脳梗塞に陥らないで済む
ということがあります。



「脇浜紀子アナウンサー」

なるほど、その取り除く
どんな治療法があるんですか?。



「坂井信幸先生」

今一番一般的に使われているのは、
「t−PA(点滴薬)」という
お薬ですね、点滴で使います。


お薬でその血栓が溶ければ脳も機能が
回復するということになります。


だから、このt−PAは病気になってから
4.5時間以内しか使えないですね。


全ての人に使えるわけではありません。


それから血栓を溶かすお薬ですので、
出血する病気を持ってる方にも
使えないです。



「脇浜紀子アナウンサー」

そうするとt−PAという治療が受けられ
なかった場合は、また別の治療という
ことになりますか?。



「坂井信幸先生」

はい、ですから条件が整えばカテーテル
という細い管を足から通常指してですね


そして脳の血栓をカテーテルで取り除く
という治療が発展してきました。



「脇浜紀子アナウンサー」

カテーテル治療は今どのような
ものがあるんですか?。



「坂井信幸先生」


国内ではすでに色々な治療がすでに
行われているんですが


Penumbra(ペナンブラ)と言う名前の木が
2011年に使えるようになりました。


これ人の脳血管なんですね。


でここでありますのが血栓、これで人の
脳血管が詰まってます。


ガイドワイヤーという柔らかいワイヤーを
使ってカテーテルを血栓の手前まで進めます。


ここに膨らんでいる
この特殊なガイドワイヤーですね、
これを出したり入れたりすることによって、
このカテーテルから強い吸引圧で血栓を
吸い取っていくんですね。


こうして繰り返し繰り返しやることによって、
最後血栓が全部回収できれば、脳血管が
開通すると、こういう治療です。



「脇浜紀子アナウンサー」

掃除機で吸い込むような形なんですね。



「坂井信幸先生」

本当です。


本当にその通りです。



「脇浜紀子アナウンサー」

このカテーテル治療のメリットというと
何になりますでしょうか?。



「坂井信幸先生」

血栓を溶かすお薬を点滴して、
溶けるまで待たなくていいですね


直接吸い取れますので、成功すれば
本当に5、6分で開通してしまいます。
素早く開通できます。


後はですね外科手術とかに比べれば、
頭を切るわけでもありませんし、


脳や神経を直接触りませんので、
その分身体に負担が軽いと、
患者さんの状況が良ければ局所麻酔
でも治療ができます。



「脇浜紀子アナウンサー」

カテーテル治療にデメリットは
あるんですか?



「坂井信幸先生」


全部レントゲンの透視の画面でやります。


ですから病気の所にカテーテルが
届かなければ、そもそも治療ができない


すべての脳卒中がカテーテルで
治療できるわけではない。


もしも脳血管を痛めてしまいますと、
場合によっては患者さんに大きな後遺症、
最悪の場合、死亡するような出血を
起こしてしまうこともあるんですね


ですからそういうデメリットもあるという
ことを知っていただきたいと思います。



「脇浜紀子アナウンサー」

坂井先生、脳梗塞の新しいカテーテル治療
があると聞いたんですが。



「坂井信幸先生」

Solitaire(ソリティア:2013年〜)
という名前のついているカテーテルが
機器ですね、去年の12月に
承認をされました。



「脇浜紀子アナウンサー」

そのソリティアという治療法を
具体的に教えて下さい。



「坂井信幸先生」

他の機器と同じです。


あのまずカテーテルを進めますね。


そして非常に柔らかいあの細い
ガイドワイヤーというワイヤーですね、
針金をこの血栓の奥まで入れます。


そしてソリティアを誘導するための
カテーテルをこの血栓の奥まで
ゆっくり進めます。


で進みましたらこのガイドワイヤー
を抜いてですね、そしていよいよ
ソリティアて機器をここへ
送ってくんですね。


このソリティアっていう機器を
今度はカテーテルを引き抜く事によって、
血栓のところで展開する


こんな網のような構造になっていまして、
そこで少し血が入りだすんですが
血栓が絡むんですね。


絡めとるんですが、ここにそのカテーテル
でバルーンと風船がついていて、血流を
止めてますので、血栓の回収効率が
さらに良くなってるんです。



「脇浜紀子アナウンサー」

非常に高度な治療法という印象を
受けますけれども、このソリティアは
従来のカテーテル治療とどういう所が
違うんでしょうか?。



「坂井信幸先生」

この網に血栓がよく引っかかるんです。


ですから回収能力が非常に高い。


血管も傷めない、こういもので脳動脈
の再開する療法がだいぶ進歩しました。



「脇浜紀子アナウンサー」

坂井先生、では脳卒中にならない
ためのアドバイスをお願いします。



「坂井信幸先生」

もっとも大事なことは高血圧、糖尿、
高脂血症、肥満、そしてタバコですね


そういう生活習慣病と言われるような
ものに出来るだけならないように


危険因子といわれるものを
コントロールしてほしいという
ふうに思います。



「脇浜紀子アナウンサー」

あの日々の生活をきちんとするという
ことが大切だと改めて...



「坂井信幸先生」

健康の基本ですから



「脇浜紀子アナウンサー」

はい分かりました。


ありがとうございました。



「坂井信幸先生」

ありがとうございました。


「脇浜紀子アナウンサー」

脳梗塞のカテーテル治療って
ちょっと驚きましたね


えー、ペナンブラとソリティア、
ちょっと聞いたときにゲームの名前
みたいだなと思ったんですけれども


あんなあの足の付け根からね、
脳の血管にまでこうカテーテルを
伸ばしてっていう高度な技術が
あるとは知りませんでした。


坂井先生のような人がですね、
ああゆう高度な医療をきちんと勉強
してくださって、実践してくださって、
救われる命があるということなんですね


それにしても、坂井先生、
あのこの収録の直前まで手術をしていて
まだこの後も手術に出かけていかれた
んですけれども、すごく現場の人という
感じがして、頼もしいなという
ふうに思いました。




今回の動画はここまでとなっています。


カテーテル治療がここまで進化していた
とは、本当に驚きですね。


しかし、医師の技術によるところが
非常に大きいので、その点を考慮して
適切な治療を受ける必要がありそうです。


いつも本当にありがとうございます。

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何卒よろしくお願いします。


慢性腎臓病の予防と治療法について!食事療法で注意すべき点とは?

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今回ご紹介させていただく動画は、
読売テレビの番組「おはようドクター」
「慢性腎臓病」特集の後半です。


腎臓は体内にある老廃物を濾過して
尿をつくる臓器です。


腎臓の機能が著しく悪化してしまうと、
老廃物がきちんと濾過されないため、
体内に残ってしまいます。


それにより、不整脈などによって
目眩や胸苦しさに襲われます。


今回は慢性腎臓病の具体的な治療法
について分かりやすく解説しています。



今回の動画も7分程度ありますので、
是非是非お時間のあるときにでも、
じっくり見ていただければ幸いです。
 
 
 

 
 
 
■慢性腎臓病の最新の治療法について
 
 
「植村なおみさん」

成人のおよそ8人に1人はいると考えられる
慢性腎臓病、放置しておくと命の危険も、


こんな症状は思い当たりませんか?。

●夜間に何度もトイレにいく

●足がむくみ皮膚を押すとしばらく戻らない

●立ちくらみや貧血が度々起こる
 疲れやすく息切れがする
 

これらの症状が自覚されるときは、
すでに慢性腎臓病が進行している
可能性があります。


今日のおはようドクターは、
慢性腎臓病の最新治療をお送りします。


今回は、大阪大学医学部附属病院腎臓内科
診療科長の猪阪善隆先生。


慢性腎臓病治療のエキスパートです。


先生、まずは腎臓の働きから教えてください。



「猪阪善隆先生」


腎臓は、背中側の腰の上あたりに
左右一個ずつある握りこぶし一個分
ほどの大きさの臓器です。


腎臓の働きですが、主に尿を作る
という働きがあります。



「植村なおみさん」

その腎臓が病気になる慢性腎臓病なんですが
患者数はどれぐらいいるんですか?



「猪阪善隆先生」

慢性腎臓病は、「CKD」ともいい、
患者数は1330万人くらいいると
言われています。


20歳以上の成人の中で8人に1くらいは
慢性腎臓病と言われています。


透析患者さんも国内で31万人くらい
いると言われておりまして、
毎年1万人ずつ増えています。


まさしく新たな国民病と捉えられています。



「植村なおみさん」

慢性腎臓病になりやすい人っていうのは、
どういった方なんでしょうか?



「猪阪善隆先生」

慢性腎臓病は、誰でもなる
可能性がある病気です。


特に糖尿病、高血圧、
メタボリックシンドロームの
人は注意が必要です。



「植村なおみさん」

慢性腎臓病の治療法には
どういったものがあるんですか?



「猪阪善隆先生」

大きくは薬物療法と食事療法があります。

それでは植村さんに質問です。


「植村なおみさん」

はい。



「猪阪善隆先生」

慢性腎臓病が進行した方にとって、
摂り過ぎが危険なのは、魚、肉、果物
どれでしょうか?。



「植村なおみさん」

魚、果物は身体に良さそうなんで、
お肉ですかね?。



「猪阪善隆先生」

実は、答えは3番果物なんです。



「植村なおみさん」

果物なんですか?



「猪阪善隆先生」

はい、果物には、実はカリウムが
沢山含まれています。


カリウムは、身体にとって
非常に大切なものなんですけれども、
腎臓の機能が低下しているとカリウム
が身体から排泄されずに身体の中に
溜まっていきます。


そうすると不整脈になって、
死に至ることもあるんですよ。



「植村なおみさん」

うわーそうですか、
きちんと病気の勉強をしてから
食事を取らないと駄目ってことですね。



「猪阪善隆先生」


そうですね、慢性腎臓病では、
食事が非常に大切になってまいります。


特に塩分が大切です。


塩分を摂り過ぎると、血圧が上昇して、
さらに慢性腎臓病が悪くなってしまい
ますので、1日6グラム未満に
することが大切です。


それ以外にはタンパク質の摂り過ぎも
腎臓にとって障害になる可能性が
あるので、注意が必要です。



「植村なおみさん」

他に食事で気をつけること
とかってありますか?



「猪阪善隆先生」

よく外でお弁当を買うとリン酸化合物の
表示があるかと思います。


リン酸も摂り過ぎてしまうと、
腎臓の機能が低下していく
ことがあります。


機能が低下すると、リンを体内から排出
できなくなって、骨がもろくなったり、
心臓や血管に悪影響を及ぼします。



「植村なおみさん」

先生、腎臓の機能が低下すると、
どういったことが起こるんですか?。



「猪阪善隆先生」

腎臓には、毛細血管で出来ている糸球体
と呼ばれている組織があります。


ここで血液を濾過して尿を作っているん
ですが、糸球体は一旦潰れてしまうと
元に戻ることはできません。


そうすると元気な糸球体が働いて機能を
保とうとするんですが、その糸球体に
負担がかかることによって、より障害が
進行していくことになってしまいます。



「植村なおみさん」

腎臓の機能が低下してしまった場合、
どんな治療があるんですか?。



「猪阪善隆先生」

薬物療法が中心になっていきます。


高血圧や糖尿病がある場合には、
まずその治療法を行います。


特に高血圧に対する治療が重要に
なってまいります。


糸球体は、篩のようなものなんです
けれども、高血圧があると篩の目が
大きくなっていって、蛋白尿が漏れ
だすようになります。


そうすると次第に篩の目が詰まって
しまって、ゴミがでなくなってしまい、
腎臓の機能が低下していきます。


ですから、この高血圧をきちっと治療
することが大事になってまいります。


慢性腎臓病が進行すると、
貧血になったり、尿毒素が溜まったり、
カリウム、カルシウム、リンなどの
電解質が異常をきたしたりします。


また骨がもろくなることもあります。



「植村なおみさん」

慢性腎臓病がもっと進行すると、
どういった状態になるんですか?。



「猪阪善隆先生」

老廃物が尿中の出せなくなる末期腎不全
になり、透析療法や腎臓移植が
必要になります。



「植村なおみさん」

透析療法というのはよく聞くんですが、
具体的にどういったことをするんですか?



「猪阪善隆先生」

透析療法には、透析の機器を使う
血液透析と透析液を腹腔にいれる
腹膜透析があります。


透析患者さんの9割異常の方は、
血液透析を受けています。


こちらは代表的な血液透析です。


血液を危機に通して、
余分な老廃物や水分を除去した後に
また血液中に戻します。



「植村なおみさん」

血液を入れ替えるという
感じなんですね。



「猪阪善隆先生」

そうですね。



「植村なおみさん」

どれくらい時間がかかるんですか?



「猪阪善隆先生」

1回あたり4時間くらいかかります
これを週に3回するんですよ。



「植村なおみさん」

血液透析を受けることになったら、
随分生活の自由が制限される
ことになるんですね。



「猪阪善隆先生」

そうですね。


そうならないことが重要ですね。



「植村なおみさん」

はい、それでは最後に慢性腎臓病に
関してアドバイスをお願いします。



「猪阪善隆先生」

はい。


はい、年に1回は定期的に検査を
受けることが大切です。


特に生活習慣病があるような方や
これまでに「他の腎臓病」が
見つかったような人


家族に腎臓病を指摘されたことが
あるような方っていうのは、
積極的に病院で検査を受けて下さい。



「植村なおみさん」

まずは検査ですね。



「猪阪善隆先生」

そうですね。


早期発見が大事ですね。



「植村なおみさん」

ありがとうございました。


たった今、収録が終わりました。


猪阪善隆先生、すごくあのマイルドな
語り口で優しい先生でした。


ありがとうございました。


それにしても慢性腎臓病怖いですよね。


夜中によくトイレに行くっていっても、
具体的に何回なのかちょっと
気になりますよね。


あの〜収録の合間合間に先生に聞いた
ところ、私実際夜中に3〜4回行く
ことがあるんですけど、


先生に「3〜4回って多くないですよね?」
って聞いたら、「あっ結構多いです」
って言われちゃいました。


ちょっとドキドキします。


足も浮腫みますし、今年の人間ドック、
きっちり検査をしてきたいと思います。



今回の動画はここまでとなっています。


お酒を飲んでいないにもかかわらず、
夜中にトイレに何度も起きてしまう場合、
かなり腎臓の機能が弱ってます。


早い段階で治療すれば問題ありません。
多少症状が進行していても大丈夫です。


透析治療を受けるまでに症状を悪化
させないためにも早期発見が大切ですね。


いつも本当にありがとうございます。

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慢性腎臓病の症状と原因について!腎臓機能の低下が招くトラブルとは?

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今回ご紹介させていただく動画は、
読売テレビの番組「おはようドクター」
「慢性腎臓病」特集の前半です。


慢性腎臓病を発症し、その症状が進んで
しまいますと、体内の老廃物が
身体の外に排出されません。


またタンパク質が漏れたりするので、
著しく健康が悪化することになります。


腎臓病は早期発見が基本ですが、
症状が進んでいても、薬物療法により、
症状の進行を抑えられます。



今回の動画も7分程度ありますので、
是非是非お時間のあるときにでも、
じっくり見ていただければ幸いです。
 
 
 

 
 
 
■慢性腎臓病の主な原因とは?
 
 
「植村なおみさん」

進行すると命にかかわる病気「慢性腎臓病」、
患者数は1330万人、成人のおよそ8人に
1人、新たな国民病ともいわれています。


今日のおはようドクターは新たな国民病
「慢性腎臓病」の最新情報をお送りします。


今回は、大阪大学医学部附属病院腎臓内科
診療科長 猪阪善隆先生 慢性腎臓病治療
のエキスパートです。


ここで腎臓チェック!おしっこが泡立つ、
夜間に何度もトイレに行く、足がむくむ、
さていくつあてはまりますか?。


先生、まずは腎臓のチェックなんですが、
こちら、おしっこが泡立つ、夜間に何度も
トイレに行く、足がむくむ、これに
当てはまる人は要注意なんでしょうか?。



「猪阪善隆先生」

そうですね、一つでも当てはまる人は
慢性腎臓病の可能性があります。



「植村なおみさん」

一つでもですか?



「猪阪善隆先生」


そうですね、要注意ですので、
是非病院で検査を受けるようにしましょう。



「植村なおみさん」

はい、具体的に言うとどんな症状が?。



「猪阪善隆先生」


おしっこの色が変だと感じた、
例えば茶褐色のおしっこが出たことがある、
疲れやすい、疲れが抜けない、息切れがする、
顔色が悪い、こういった人は要注意ですね。



「植村なおみさん」


こういったしっかりした症状が
みなさんでるものなんですか?



「猪阪善隆先生」


いえ、慢性腎臓病の人は初期は、
自覚症状がない場合がほとんどですので、
注意が必要ですね。



「植村なおみさん」

自覚症状がないんですか?。



「猪阪善隆先生」


はい。


「植村なおみさん」


こわいですね。



「猪阪善隆先生」


そうですね、知らない間に
進んでいくことがありますので要注意です。



「植村なおみさん」

そもそも腎臓って
どういう働きをしているんですか?



「猪阪善隆先生」

腎臓は背中の上あたりに左右一個ずつある
握りこぶし一個分ほどの大きさの臓器です。


腎臓は大きくわけて尿をつくる、
ホルモンをつくるの2つの働きがあります。


尿をつくるでは、身体の老廃物を尿として
身体の外へ出す働きがあります。

ホルモンをつくるでは、貧血を治したり、
あるいは血圧を調節したりという
ホルモンをつくっています。



「植村なおみさん」

慢性腎臓病というのは一体具体的に言うと
どういった病気なんですか?。



「猪阪善隆先生」

慢性腎臓病というのは、CKDともいいます。


尿にタンパクが混じったり、
腎臓の機能が低下したりした状態が
慢性的に続く病気の総称です。



「植村なおみさん」

さきほどおっしゃったみたいに
自覚症状がないっていうのは
凄い怖いですよね。



「猪阪善隆先生」

そうですね、早期であれば腎臓病の進行も
止めることもできますが、知らない間に
徐々に腎臓の機能が低下していることが
ありますので注意が必要です。



「植村なおみさん」

気づかないで
ひどくなったりするわけですよね?。



「猪阪善隆先生」


最近は、慢性腎臓病の方は、
心筋梗塞や脳卒中などの病気を引き起こす
ことが分かってきました。

また、慢性腎臓病が進行して、
腎不全になると、身体から老廃物が
除去できなくなって透析が必要になります。


透析患者さんは、国内には約31万人の方
がおられて、さらに毎年1万人
ずつぐらい増えています。



「植村なおみさん」

凄い怖い病気だと思うんですが、
原因は何なんですか?。



「猪阪善隆先生」


原因としてはですね、
高血圧や糖尿病、脂質異常症、肥満、
メタボリックシンドロームや慢性腎炎、
加齢などが関与しているという
ふうに考えられています。


さらに喫煙している方は、発症の頻度が
上がることが知られています。



「植村なおみさん」

日頃の生活習慣が本当大切なんですね。



「猪阪善隆先生」

そうですね、
特に糖尿病の人は注意が必要です。


腎臓には毛細血管でできている糸球体
と呼ばれる血液を濾過して尿を作る
組織があります。


高血糖が続くとこの毛細血管が壊れて
慢性腎臓病になり、腎機能が
徐々に低下していきます。



「植村なおみさん」

濾過ができなくなっちゃう
ってことですか?。



「猪阪善隆先生」

そうですね、おしっこにタンパクが
漏れたり、腎臓の機能が低下して
いくようになります。


また高血圧がある場合には、
動脈硬化が進んで、腎臓が血圧を調節する
機能が低下するためにさらに血圧が上昇して
腎臓の機能が低下していくという
悪循環に陥ってしまいます。



「植村なおみさん」

先生、慢性腎臓病を早く見つけるためには、
どんな検査をすればいいんですか?



「猪阪善隆先生」


はい、定期的に健康診断を受け、
血液や尿の検査を受ける事が大事です。


血液検査では
血清クレアチニンの値を調べます。


クレアチニンというのは、
筋肉からできる老廃物ですが、
腎臓の働きが悪くなると、
尿中に排出されずに血中に
溜まっていくことになります。


すなわち、血清クレアチニンが
高いということは、腎臓の濾過する
機能が悪いということを示しています。


もう一つが尿検査で、
タンパク尿を調べます。


通常は糸球体で
タンパクは濾過されませんが
腎臓に障害があると血液中のタンパクが
尿に漏れ出します。


タンパクは陽性であるということは
腎臓に障害があることを示しています。



「植村なおみさん」

この結果を私たちは
どう判断したらいいんですか?



「猪阪善隆先生」

はい、二つの検査の両方か、
あるいはどちらか一方の異常が
3ヶ月以上続くと慢性腎臓病というふうに
判断することができます。


血清クレアチニンの値をもとに糸球体濾過量、
これはGFRともいいますが、一分間に血液中
からどれだけ尿をつくるかという指標ですが、


これが低下すれば低下するほど、
あるいはタンパク尿が多くなればなるほど
重症度が上がっていくという
ふうに考えられています。



「植村なおみさん」

慢性腎臓病になった場合、
どんな治療法があるんですか?



「猪阪善隆先生」

糖尿病や高血圧などの生活習慣病が原因
となっている場合には、まずその病気に
対する薬物療法を行います。


それぞれの根本にある病気の治療がまず基本
になりますが、さらに生活習慣の改善が
重要となってまいります。



「植村なおみさん」

慢性腎臓病と診断された方にアドバイス
をお願いできますか。




「猪阪善隆先生」

慢性腎臓病は、早期に発見して、
適切に治療することが非常に
大事になってまいります。


しかし、進行した場合でも適切に治療を
することにより、進行をとめることが
できますので、あきらめずに治療に
取り組むことが大切です。



「植村なおみさん」

そうですか、
どうもありがとうございました。


慢性腎臓病、
たった今収録が終わりました。
猪阪先生本当にありがとう
ございました。


それにしてもですね、
腎臓が一回悪くなると、
出なきゃいけない老廃物が
身体の外に出なかったりとか、
身体の中に吸収しなきゃいけない
タンパク質がそのまま吸収されず
に外に出ちゃったりとか、


もう本当に聞いているだけで怖い症状
ばっかりなんですよね。


やっぱり早期発見が大切です。


早めに検査を受けてちゃんと治して
頑張りたいと思います。




今回の動画はここまでとなっています。


慢性腎臓病が発症しても、
自覚症状が出にくいことから、
放置してしまうケースが
少なくありません。


気づいた時には透析を受けなければ
ならないほどに腎臓機能が悪化します。


そうならないためにも、
健康診断を定期的に受ける
必要があります。


いつも本当にありがとうございます。

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何卒よろしくお願いします。


心房細動の進化した薬物療法と手術について!カテーテルアブレーションの凄さとは?

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152.png



今回ご紹介させていただく動画は、
読売テレビの番組「おはようドクター」
「心房細動」特集の後半です。


今回は、心房細動が発症した場合の
治療法について解説しています。


心房細動を発症した場合、まず薬物療法
からスタートすることとなります。


薬物療法で期待した効果が得られない
場合に手術を行うことになります。


今回は治療法を中心い解説しているので、
少しでも不安がある方は是非ご覧ください。



今回の動画も7分程度ありますので、
是非是非お時間のあるときにでも、
じっくり見ていただければ幸いです。
 
 
 

 
 
 
■慢性心不全の最新の治療について
 
 
「植村なおみさん」

今日のドクターは、心臓移植認定施設
大阪大学医学部付属病院循環器内科の
坂田泰史先生、循環器内科を率いる
トップリーダーです。



「坂田泰史先生」

最近心房細動は脳梗塞の重要なリスク
として認識されるようになって
きております。


脳梗塞発症の危険信号と思える
心房細動について知っておきましょう。



「植村なおみさん」

今日のおはようドクターは心房細動の
最新治療薬物治療とカテーテル治療
をお送りします。


先生、心房細動なんですが、なりやすい
年代っていうのはあるんですか?。



「坂田泰史先生」

心房細動はどの年代でも起こり得るん
ですけども、一般的には高齢者の方が
多いというふうに思われてます。


ただ、四十代、五十代の働き盛りの方
にも心房細動が認めることも決して
少なくはないというふうに思います。



「植村なおみさん」

気をつけなければいけませんね。



「坂田泰史先生」

そうですね、はい。



「植村なおみさん」

そもそも心房細動なんですが
どういった病気なんですか?。



「坂田泰史先生」

そうですね、心房細動は心臓の上部にある
この心房、右心房・左心房というところが
小刻みに痙攣する中で震える
状態になります。


心房細動になると動悸とか脈の乱れという
のが起きて、それが胸苦しさというふうな
症状になって現れることになります。


さらにその主に左心房と言うところの壁に
血の塊「血栓」というものが出来て


それが心臓の中を通って大動脈そして
脳の血管、そしてその太い血管に詰まって、
この心原性脳塞栓症というふうな脳梗塞を
起こすということになります。



「植村なおみさん」

わぁ、ちょっとだけなんか、あのー心臓
ドキドキしてるからって見過ごしてると、
いきなり脳梗塞になったり
するかもしれない?。



「坂田泰史先生」

そーですね、心房細動というのは慢性に
なってしまうと、体が慣れてしまって、
症状に気づかない場合もあります。


そういう場合ってのは、ある日突然
脳梗塞を起こされるという事もあります。



「植村なおみさん」

命が危ない本当に危険な病気なんですね。



「坂田泰史先生」

そうですね。



「植村なおみさん」

原因はなんなんですか?



「坂田泰史先生」

そうですね、原因というのは、
ここに挙げた通り、加齢、年齢が高いと
いうこと、そして高血圧、糖尿病、
または慢性の腎臓病とか心臓病、


そして喫煙、飲酒というふうなこととか、
あとはこの高血圧、糖尿病の前段階と
考えられるメタボリックシンドローム、


こういうふうなものも心房細動の原因
として挙げられています。



「植村なおみさん」

これを見ると何か誰でもなる可能性が
あるような気がするんですけども、
なってしまったらたらどういった
治療法があるんですか?。



「坂田泰史先生」

そうですね、治療法っていうのは大きく
分けて2つ考えられます。


重大な合併症である脳梗塞を防ぐという
ことが一つ、もう一つはこの心房細動
そのものを治していこうと
いうことになります。



「植村なおみさん」

脳梗塞を防ぐというのは
どういうことするんですか?。



「坂田泰史先生」

心房細動による脳梗塞を防ぐには、
その心臓に血栓ができるということが
問題なんで、その血栓をできるのを
予防する抗凝固薬というのを持ちます。


心房細動による脳梗塞を起こしたことが
ある方とか、あとは心房細動以外に
心不全、高血圧、七十五歳以上である、


そして糖尿病、そういうふうなものの
うち2つ以上を持たれてるというな方
というのは、抗凝固薬の服用が
必要だというふうに思います。



「植村なおみさん」

では大本のこの心房細動を治すためには、
どういった治療があるんですか?。



「坂田泰史先生」

そうですね。まず心房細動は脈拍が
速くなるんで、その脈拍を抑える治療
というのが重要になります。


心臓は安静時の場合は心拍数大体一分間
に五十から百回ぐらいになるんですけども


心房細動の場合は、この心臓が心房が
細かく1分間に五百回程度収縮すると
いふうに考えられてますんで


そのために心拍数というのはどうしても
早くなるんですね、でその心拍数が多い
ときに使われるのがレート治療薬
というふうな薬になります。


心拍数を平均的に下げることによって、
結果的には心房細動を起こりにくく
できるんじゃないかというふう
にも考えられています。


その他にも心房細動そのものを
抑える薬ということで抗不整脈薬
というのもあります。


ただその薬は人によっては薬が効きすぎて
かえって不整脈を起こしてしまうような
こともあるんで、副作用には
十分注意が必要です。



「植村なおみさん」

その薬物治療でも治らない場合
とかあるんですか?。



「坂田泰史先生」

あの薬物治療でもやっぱり治らない場合
というのがあって、そういうふうに十分
な効果が得られない場合というのは、
カテーテルアブレーションという
方法が行われます。


これは足の付根の静脈からカテーテル
という細い管を心臓まで進めていって、
そして不整脈の原因となっている部分を
高周波電流の焼灼つまり焼き切る
というふうな治療になります。


一度の治療でだいたい心房細動が治る
確率というのは五十から八十%といふう
にいわれています。


もし完全に治すことができなくても、
症状をちょっと良くするとか、抗不整脈薬
の効きを良くするなどの効果が期待できる
というふうに思います。



「植村なおみさん」

先生、カテーテルアブレーションという
のは足の付け根からカテーテルを入れて、
なんか凄い治療のような気がするんです
けど、どれぐらいかかるんですか?。



「坂田泰史先生」

治療時間も、やっぱり複雑な方は少し長く
かかるかもしれませんし、


簡単に終わる場合もありますし、
いろいろありますけど大体平均して
三〜四時間ぐらいかなと思います。



「植村なおみさん」

三〜四時間なんですか?。



「坂田泰史先生」

はい、入院日数というのは、
4〜5日程度になります。



「植村なおみさん」

入院4〜5日ですんじゃうんですか?。



「坂田泰史先生」

そうですね。



「植村なおみさん」

それって誰でも受けられる
手術なんですか?。



「坂田泰史先生」

そうですね、まあ誰でも
カテーテルアブレーションの治療を
すればいいというものではなく、
こちらの検討項目に当てはまる方が
カテーテルアブレーションの適用
ということになります。


一つ目は抗不整脈薬の効果を得られない
場合、もう一つはを長期にわたり薬物治療
を続けなくてはならない場合という
ふうな患者さんです。


逆に八十歳以上の方とか、
あと心房細動があっても症状のない方って
いうのは積極的には勧められません。


ですんで、治療効果、合併症を受けられる
医療機関、またはどういうふうな方が
やるべきか、というふうなことについては、
循環器内科などの専門医にご相談頂ければ
というふうに思います。



「植村なおみさん」

その人の年齢とか症状しだいで
変わってくるということですね、
治療法が...



「坂田泰史先生」

そうですね、はい。



「植村なおみさん」

先生、最後に心房細動について
アドバイスお願いします。



「坂田泰史先生」

心房細動の原因には、高血圧、糖尿病
のほかに動脈硬化とか、また心臓の病気
が隠れている場合もあります。


ですんで、心房細動かなというふうに
思える症状、例えば動悸とか息苦しさとか
胸苦しさとか、そういうものを経験された
場合は、早めに検査を受けていただいて、
その原因を確認するということが大事じゃ
ないかなというふうに思います。


心房細動というのは誰にでも起こる病気
ですので、40歳を過ぎたら、是非
循環器内科の検査を受けていただければ
なといふうに思います。



「植村なおみさん」

早期発見が大事ということですね。



「坂田泰史先生」

そうですね、はい。



「植村なおみさん」

ありがとうございました。



「坂田泰史先生」

はい。



「植村なおみさん」

たった今、収録が終わりました。


坂田泰史先生、
どうもありがとうございました。


えー実は私もですね、不整脈があって、
以前ホルター心電図というのを
受けたことがあるんです。


二十四時間寝てる時も起きてる時も
仕事してる時もずーっと機械をつけて
心電図を測ったんですが、そういうときに
限って不整脈がおきなかったんですよ、


動悸も不整脈も、で結局検査的には○
ということで結局そのままになって
しまっているんですが、


その後何回かやっぱり不整脈とかあるんで、
また今年の人間ドックでもきっちり検査を
受けたいと思います。


ちょっとでも不整脈があったりとか
ドキドキとかしてたら、ちゃんと検査を
いち早く受けて早期発見に努めてください。




今回の動画はここまでとなっています。


心房細動を発症した場合、単なる体調不良
として片付けてしまう傾向があります。


こうしたことから、脳梗塞や心筋梗塞など
を発症してしまうリスクが高まります。


そうならないためにも、40歳を過ぎたら
検査を受けた方がいいでしょう。


いつも本当にありがとうございます。

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