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今回ご紹介させていただく動画は、
読売テレビの人気番組「おはようドクター」
「糖尿病・低血糖」特集の後編です。


地域医療の一環として、京都府宇治市内
にある土井病院では、内糖尿病の学習会
を開催し、糖尿病に関する幅広い
啓蒙活動が行われています。


同じ病気に悩まされている人達が正しい
運動療法と食事療法について学びながら、
糖尿病に向き合う姿が感動的です。


今回の動画も7分程度ありますので、
是非是非お時間のあるときにでも、
じっくり見ていただければ幸いです。
 
 
 

 
 
 
■糖尿病の学習会のメリットとは?
 
 



「土井邦紘先生」

糖尿病は患者さん自身が主治医となり
生活をコントロールしていく病気です


学習会を通して「病気」を知ることが
重要なポイントとなります。



「植村なおみさん」

京都府宇治市にある土井内科では、
糖尿病患者さんとスタッフが共に行う
学習会を定期的に開催しています。


糖尿病の合併症や治療法など和やかな
雰囲気の中で学んでいきます。



「東山さん」

糖尿病の勉強会しながらね
みなさん全員で健康管理に役立てている
ということで、お互いに努力しあって
いるという感じでございます。



「川上看護師」

学習会をすることで少しでも糖尿病を
理解していただいて、治療に生かせて
頂いたらと思います。



「植村なおみさん」

「糖尿病の学習会」を見守るのは
土井内科の院長土井邦紘先生、
糖尿病専門医のパイオニアで地域医療
に力を注ぐドクターです


今日のおはようドクターは患者さんと
ともに歩む糖尿病の「地域医療」
をお送りします


先生、糖尿病の治療にはどういった
ものがあるんですか?。



「土井邦紘先生」

糖尿病の治療にはですね、運動療法
食事療法をまずやります


それでダメな場合は薬物療法に入ります
糖尿病は絶えず進行する病気ですので


この「三本の柱」というのは
非常に大事になってきます


糖尿病の患者さん自身が自覚して
一生続けていただく、それにはですね


自分が健康を守るんじゃなくて
「作る」と、出来るだけ早くから治療
して「合併症」を予防するということが
非常に大事になってくるわけですね


そのために治療を継続するために
まぁ当院では、「いきいき会」という
患者さんの会を作っております


その一つに、この学習会、糖尿病を学ぶ
「学習会」というのを行います


この冊子はすべてスタッフが作ります


そのあと私がチェックして、六回済めば
このような一つの冊子になるわけです。



「植村なおみさん」

どんなことが書かれてるんですか?。



「土井邦紘先生」

糖尿病の治療法から糖尿病の人たちが
心得ておかなければならないこと、
最終的には料理も運動も入りますけれども


PCIの治療につなげる患者さんの治療にも
つなげるというような方法を
とってきております。



「植村なおみさん」

患者さんやスタッフはどんな思いで
患者会に参加しているんでしょうか?。



「東山さん」

自分一人でなやまずに、(患者さん)
それぞれが仲間がいるんだなと


良くしていこうとしているんだなという
お互いの牽制といいいますかね


いう気持ちもあったりして、おしゃべり
するとかね、運動の仕方とか


正しい知識というのがね、やっぱり身に
ついている感じがしますんで、やっぱり
参加者もだんだん増えてきているという
ような感じでございます。



「川上看護師」

一人一人の生活が、やはり患者さんの
これからの治療につながっていきますので
大きな変化、小さな変化があれば私達に
少しでも伝えていただいて、治療の方に
向けていけたらと思います。



「佐藤臨床検査技師」

糖尿病というのは検査の病気とも言われ
まして、いろいろな検査の値が出てきます


それを正しく理解して頂いてその治療に
反映できたらいいかなと思います。



「土井邦紘先生」

糖尿病理解することによって、自ずから
「自分がどうすればいいか」ということが
分かっていただけると思います。



「植村なおみさん」

糖尿病の治療法「運動療法」について
聞かせてください。



「土井邦紘先生」

運動療法はですね、血糖をよくする
これはもちろんですけれども


その人の持ってる筋肉ですとか
それから骨を強くします


それから運動をすることによってですね
気分も爽快になりますし、何と言っても
転倒(予防)、いわゆるバランスですね


糖尿病の方は高齢者が多いですから
そういうバランスを保つというためにも
「運動」は大事です。


あとはですね、このことは動脈硬化を防ぐ
ことにもつながりますので、是非運動は
やって頂きたいと思います。



「植村なおみさん」

具体的にいいますと、どんな運動を
どれくらいしたいんですか?。



「土井邦紘先生」

「有酸素運動」と「無酸素運動」
まあこれはストレッチは両方とも入ります
けれども、例えばですね、ウォーキング
これも有酸素運動に入りますね


それを含めて週三回はやって頂きたいと、
でなぜストレッチはいかと言いますと


我々の身体というのは
縮めようとしていますので
伸ばすということは非常に大事なので
それと共に血管が閉まりますから


しまったり、ゆるめたりするので
心臓の助けにもなります
血流がよくなります


そういうことからストレッチ、最近は
全国的にラジオ体操が流行ってるでしょ
私は非常に好ましいと思います


それともう一つは「筋トレ」ですね


適度にやっていただくと、ただし年取った
人は無理しないことも大事だと思います


いずれにしてもですね
運動療法を行うときには主治医の先生と
相談の上でやって頂きたいと思います。



「植村なおみさん」

先生、運動したら食事にも
気をつけなければいけないと思うんですが
患者会では「食事療法」についても
学習してますよね、みなさんで。



「土井邦紘先生」

はい、その通りです


管理栄養士の指導のもとに
みなさんいっしょに学習しております。



「植村なおみさん」

糖尿病の「食事療法」は
何がポイントなんでしょうか?。



「宮脇管理栄養士」

まず自分に合った量を食べるということ
そして、バランスの良い食事、それから
基礎規則正しくとるということです。


糖尿病の学習会では、この3つのポイント
を皆さんと一緒に勉強しています。



「植村なおみさん」

先生、糖尿病と戦う上で
患者会というのはとても大切なんですね。



「土井邦紘先生」

非常に大事だと思います


糖尿病というのは
ご承知の通り一生の病気ですから
長く付き合わなければいけないわけです
から、患者さん自身が自分が「主治医」
であるという自覚が欲しいわけですね


その意味でも患者会というのは、お互いが
自分一人で無い、仲間がいるんだと、
まあそういう意味で大事だと思います。



「植村なおみさん」

どうも今日はありがとうございました。



「土井邦紘先生」

こちらこそ、ありがとうございました。



「植村なおみさん」

糖尿病の初期段階ではほとんど自覚症状
がないということなんですよね


怖いですよね、知らない間に糖尿病が
進んでいって、合併症につながってしまう


時によっては目が見えなくなってしまう
かもしれないし、足とかを切断しなければ
ならなくなってしまうかもしれません


怖いですよね、知ってるか知っていないか
によって大きく差が出てくる病気それが
糖尿病などはないでしょうか


この知識を持つか持たないかで健康を
守れるかどうかが決まる、知識が健康を
つくるといっても過言ではありません


色々勉強して糖尿病を防ぎたいと思います
土井先生、今日はありがとうございました。




今回の動画はここまでです。


運動療法と食事療法を正しく行うことで、
糖尿病の進行を抑えることができます。


一番いけないのは、人から聞いた情報に
振り回されてしまうことです。


場合によっては症状を悪化させてしまう
ことになりかねませんからね。


やはり、主治医の指示に従ってきちんと
行う必要がありますね。


いつも本当にありがとうございます。

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