■職場の人間関係の問題点職場の問題の約9割は人間関係の問題といわれていますので、実際に多くの人たちが悩まされています。ですので、私たちが働くうえで避けては通れない重要な問題でです。
人間関係を避けて生きることは不可能に近いので、人間関係の悩みを悩みとして抱え続けるのではなく、人間関係に強くなって逆に楽しむことを選ぶべきではないでしょうか?。
看護師さんが働く職場には看護師さんだけでなく、医師の先生をはじめ様々な技能や技術を持つ専門のメディカルスタッフも沢山いますし、患者さんとの関係もあります。
看護師さんが抱える職場の人間関係の問題で多いのは以下の三つになります。
(1)上司や先輩、同僚に対する不満
(2)後輩や部下に指導したり、
上司や先輩として接することが
上手くできない。
(3)患者さんの対応に戸惑う
「先輩上司の問題」
上司や先輩にも良い人と良くない人がいるわけですが、これはどこの職場でもあります。普段から職場で我が物顔で振る舞ったり、自分の都合で強引に仕事を進める人もいます。
職場の人達は当然こうした上司や先輩の理不尽な行いに不満を抱えることになりますが、相手が相手なだけに指摘することはできないので、常にストレスがたまります。
「同僚の問題」
一方、同じ立場にある同僚に関しては、「仕事の不平不満などの愚痴が多い」、「言われたことしかやらない」、「人によって態度が違いすぎる」などの問題があげられます。
年がら年中愚痴をこぼしている人の話を聞くほど嫌なことはありません。「この人自分がいないところでは、自分の悪口を散々言っているのでは?」と疑いたくなります。
また、職場では同じ立場にいるので、小さなことでも気になってしまいます。
例えば、人に言われたことしかやらない人は最低限のことしかやらないわけですから、普段からこのような姿勢で働くと次第に言われたこと以下のことしかやらなくなります。
そうすると当然職場ではトラブルが起きやすくなり、そうしたトラブルを解決するために他の職場の人たちが尻拭いしなければならなくなるので、やらされる方はたまりません。
「後輩や部下の問題」
後輩や部下に対する問題で多いのは、「指導・教育」に関することが圧倒的に多いです。とくに年齢差が離れすぎていると、どのように接すればよいか分からず戸惑います。
例えば仕事のことで注意するとすぐにすねてしまったり、逆に萎縮しすぎてしまったり、人によって態度が微妙に異なるので、そのたびに悩むことになります。
また、後輩や部下が年上の場合も大きな悩みの種となります。年下の部下や後輩と接するようにはいきませんので、かえって色々と考えすぎてしまい、混乱することになります。
「患者さんの問題」
最近の病院の傾向としては、これまで以上にサービス業としての側面を強化していまして、患者さんの「治療」に関する満足度を上げる努力を常に求められています。
インターネットでは医療機関に関する口コミから色々なことを評価するサイトがいくつもあるので、こうした評価や評判にも耳を傾けなければなりません。
どこの病院も生き残りをかけて必死ですから、患者さんというよりお客様になってます。
そうした状況にありながら国は医療を削る方向に動いているのでたまりません。
看護師さんの場合は、担当した患者さんと直で対応に関する問題でトラブルとなることもあれば、患者さん同士のトラブルの仲介役として間に入らなければならない時もあります。
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