
■好きになる必要は全くありません!
人間関係で悩まされる要因の一つに人は心のどこかで毎日接する人に対して「人を好きにならなければならない」という想いに縛られています。これが人を苦しめます。
人を「嫌う」、もしくは「苦手」と思うことに罪悪感を感じてしまうからです。
どんなに人間関係が良好な職場であっても、嫌いな人や苦手な人が1人や2人必ずいます。
しかし、看護師さんの場合は、ドクター、上司、先輩、同僚、後輩、その他のメディカルスタッフなど沢山の人たちと接しなければ看護の業務が成立しません。
ちなみに職場で働く人たちが嫌う、もしくは苦手とする人は以下の通りです。
(ドクターの場合)
常に上から目線で命令口調、すぐにキレて人がいる前で怒鳴る、人のいうことを聞かない、患者さんを軽視、何か問題がおきると逃げる、セクハラ、カルテの字が汚くて読めない。
(上司・先輩の場合)
嫌な仕事ばかり押しつける、仕事しない、自分の考えを押しつける、うわさ話が多すぎる、すぐにキレる、かばってくれない、愚痴ばかりこぼす、責任逃れが酷い、嫌味が多い。
(同僚)
職場の人間の悪口が多い、相談してくるが相談にはのらない、周囲にこびを売る、ずるい、自己中心的、いじわる、自意識過剰、自分がいないと業務は回らないと本気で思ってる。
(後輩)
仕事のミスや態度を注意するとふてくされる、無口でなく無視、悪い意味でマイペース、タメ口、態度がでかい、嘘が多い、同じ失敗を繰り返す、同じことを何度も聞いてくる。
(メディカルスタッフ)
自分の立場を押し付ける、自己主張が強すぎる、協調性がない、自分のミスは棚にあげて、人のミスを突いてくる、責任転嫁が酷い、ドクター以外には常に上から目線。
上述したことは、医療の現場だけでなく、大抵の職場で当てはまることだと思いますが、嫌われる人、苦手な人がいなければ、優しい人や素晴らしい人は存在しえません。
かと言って好きな人たちだけで仕事をすることはできませんので、嫌いな人、苦手な人、どうでもいい人たちともストレスなく接するようにしなければ身がもちません。