
■今回のテーマは「重症心身障害児の在宅支援」
今回の動画は「重症心身障害の在宅支援」がテーマです。鳥取大学医学部付属病院 脳神経外科小児科 前垣義弘教授により、在宅支援を取り巻く環境について解説しています。
重症心身障害児の方のほとんどが日常生活で健常者が行っている当たり前のことが全くできないため、24時間体制で介護が必要となり、その大半をご家族の方が行ってます。
そうした状況にありながらショートスティなどの介護を支援するサービスを利用して何とか最低限の自分の時間が持てる状態なので非常に大変な状況で介護を行っています。
こうした施設が地方では特に不足しているので、周囲の人たちの理解がなければ行政や政府を動かすことはできないため、現場で働く医療従事者の方も強く理解を求めてます。
重症心身障害の方々の介護は高齢患者さんの介護とはまた違った難しさがあり、患者さんの数は依然として増えているので、少しでも施設の数が増えることを願ってやみません。
【 出典 】聞いて納得!! 医療最前線
カテゴリ
タグ