はじめに
残念ながら依然として医師や看護師さんによる医療ミスがテレビや雑誌で報じられるケースが少なくありません。人の命がかかっているので、一度報じられれば批判の嵐です。
医療の現場では患者さんの命を預かっているので当然ミスは許されませんが、残念ながら医師の先生や看護師さんを責めたからといって解決する問題ではありません。
しかし、どんなに管理を徹底しても人間にできることは限られているので、絶対にミスをしないことを前提に看護業務を進めることはできません。
そんなことをすれば職場に配置されている看護師さん一人一人に余計なプレッシャーを与えてしまうこととなり、かえって致命的なミスが生じやすくなってしまうことでしょう。
もはや医療ミスによる医療事故は他人事ではすまされません。巡り巡って自分に回ってくる可能性もありえますので、自分が医療事故の当事者にならないよう注意が必要です。
今回は実際に病院で働いている看護師さんが起こしやすい「医療事故」について解説させていただきます。
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