
「気がつけば そのうち」
そのうち
そのうち お金がたまったら
そのうち 家でも建てたら
そのうち 子供から手が放れたら
そのうち 仕事が落ちついたら
そのうち時間のゆとりができたら
そのうち………
そのうち………
そのうち………と、
できない理由を
くりかえしているうちに
結局は何もやらなかった
空しい人生の幕がおりて
顔の上に淋しい墓標が立つ
そのうちそのうち
日が暮れる
いまきたこの道
かえれない
「大切な時」
人生において最も大切な時
それはいつでもいまです
「負けるを知る」
受身が身につけば達人
まけることの尊さがわかるから
「人生」
一生勉強 一生青春
「道を切り開く」
あたらしい門出をする者には
新しい道がひらける
「耐え忍ぶとき」
待ってもむだなことがある
待ってもだめなこともある
待ってむなしきことばかり
それでもわたしは じっと待つ
「生きてる証」
ぐちをこぼしたっていいがな
弱音を吐いたっていいがな
人間だもの
たまには涙をみせたっていいがな
生きているんだもの
「それは成長しているとき」
何をやっても
思うようにならない時
上にのびられない時に
根は育つんだから
「憧れ」
あなたがそこにただいるだけで、
その場の空気が明るくなる。
あなたがそこにただいるだけで、
みんなの心がやすらぐ。
そんなあなたに私もなりたい
「いのちの根がふかくなる」
長い人生にはなあ
どんなに避けようとしても
どうしても通らなければならぬ
道てものがあるんだな
そんなときはその道を
黙って歩くことだな
愚痴や弱音を吐かないでな
黙って歩くんだよ
ただ黙って−
涙なんか見せちゃダメだぜ!!
そしてなあ その時なんだよ
人間としての いのちの根が
ふかくなるのは・・・・・
− 相田みつを −
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