
『 心の目で真実を見続けること 』
夜空を見上げると
月が見えますね。
満月のときもあれば、
半月のときもあれば、
三日月のときもあります。
しかしそれは、私たちの
肉眼に見える月の姿であって、
月の本当の姿ではありません。
私たちには三日月に
見えるときがあっても、
本当の月は、
常にまん丸な球体です。
つまり、目に見える月は
欠けていても、本当の月は、
じつは一度も
欠けたことがないのです。
人間も同様です。
仮に今、
その人の不完全な姿が
現れていたとしても、
その人の本質は、
最初から変わることなく
素晴らしいのです。
そして、あなた自身の本質も、
欠けたことのない月のように、
最初から素晴らしいのです。
大切なことは、
肉眼に振り回されるのでなく、
心の目で真実を見続けることです。
― 野口 嘉則 −
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