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■夜勤専従看護師のメリットとは?


どこの病院も深刻な人手不足に苦しめられているわけですが、その打開策の一つとして、
日勤で働いていくれる看護師さんを効率よく確保する動きが広がっています。


そのために「夜勤を行わなくても良い」という条件がどうしても必要になります。


実際に常勤でも夜勤を行わずに働いている看護さんが増えているわけですが、その代わ
りに夜勤のみを行う「夜勤専従看護師」の数も平行して増えています。


夜勤専従看護師の需要が拡大するとともに、夜勤専従看護師さんの数が年々増えている
わけですが、こうした傾向は今後もしばらく続くことが予想されます。


特に二交代制を採用している病院では常勤看護師の負担を抑えるために必要です。


事実常勤看護師として働いている人の中には夜勤を嫌がる人が少なくありません。


ですので需要があるからといって、これほどまで夜勤専従看護師として働くことを希望
されている人が増えている背景には、やはりそれなりの理由があります。


夜勤専従看護師として働くメリットは以下のとおりです。


(1)お金を効率よく稼ぐことが出来る

(2)他の仕事のとの兼業でダブルワークが可能

(3)人間関係の問題がさほどない

(4)家事など日中に用事を済ませることができる

(5)日勤よりも仕事がハードではない





■お金を効率よく稼ぐことができる


夜勤手当は高止まりした状態なので今後さらに上昇する可能性は低いかもしれません。


しかし、それでも他の業界では考えられないくらい高額な日給が支給されます。


月10日前後勤務して年収400万円から500万円の仕事を探すのは困難です。


女性が就ける仕事から探そうとすると、まず不可能といってもいい状態です。


しかし、1回あたりの夜勤手当が高めに設定されている夜勤専従看護師として働けば、
十分実現することができますが、それほど効率よくお金を稼ぐことができます。


このため夜勤専従看護師として働いているのは圧倒的に若い看護師さんが多いです。


しかし中には子育て中のママさん看護師が月数回程度ではありますが、夜勤専従看護師
として働くケースもあります。こうすることでブランクが生じることを防げます。


まだ若いので、旦那さんのお給料だけで生活するのが難しいことから、夜勤専従の仕事
は、効率よく稼ぐことができるので、潜在的な需要は非常に大きいです。


月10万円程度稼ぎたいのであれば、月3回程度働けばいいので、十分可能です。





■ダブルワークが可能


また夜勤専従看護師の仕事をしながら実家の仕事を手伝っている方が実際にいます。


また、常勤の看護師として働きながら、月2回程度他の病院で夜勤のアルバイトをして
いる方もいます。目的に合わせて色々と働き方を選べる点も大きな魅力です。


そして、キャリアアップするために大学院へ進学を検討されている方や、すでに大学院
で勉強されている方も学費や生活費を稼ぐために夜勤専従看護師として働いています。


こうした個人的な目的にあわせて効率よく働けるのも大きな魅力のようです。





■人間関係の問題を避けられる


御存知の通り夜勤では、配置される医療スタッフの数が圧倒的に少ないです。


看護師一人あたりの負担はその分大きいかもしれませんが、日勤で働くほどではありま
せんし、人間関係の煩わしい問題が少ないので、心理的ストレスも小さいです。


ある程度臨床経験がなければ夜勤専従看護師として働くことはできません。


しかし、それほど高いコミュニケーション能力を必要としていませんので、職場の同僚
だけでなく、患者さんへの対応で苦しめられることが絶対的に日勤よりも少ないです。


こうした理由から夜勤専従看護師として働く看護師さんも少なくありません。





■家庭と仕事を両立できる


女性看護師さんの中には、家庭と仕事を両立させるために夜勤専従看護師として働いて
いる方が少なくありません。結婚・出産を機にやることが沢山増えます。


子育が一段落したと思ったら、今度は年老いた両親の介護など色々ありますよね。


日中はそうした用事をすませて夜働けば、自分のペースで働くことができます。


月10万円くらい稼げれば十分と考えている看護師さんにピッタリです。