■気をつけないと常にストレスに悩まされる


看護師さんの仕事は、昼夜問わず働かなければならないため、「心と体」のバランスを
安定させることが非常に難しいうえに肉体的にも非常にハードですよね。


夜勤や準夜勤などの変則勤務は昼と夜が何度も入れ替わるので、余計にっ難しいです。
事実以下のようにストレスに苦しんでいる方が少なくありません。


「しっかり寝てるのに疲れが取れない」

「なぜだかイライラすることが多い」

「意味もなくお菓子を沢山たべてしまう」

「何をするにも億劫で、やる気がでない」」

「職場だけでなく、プライベートでも人の目がきになる」

「自分の噂をしているのではないかと気になる」



自分ではなかなか気づけ無いので、生活習慣をより良いものにする必要があります。


特に大切なのが質の高い睡眠とバランスの取れた食事です。


これに適度な運動が加われば仕事によるストレスや疲労を抑えることができます。


少しでもおかしいと思ったら、無理せずに休息を適度にいれながら進めましょう。





■ストレスを解消しようとしても出来ない?


ストレスを抑えるためには、「趣味」に没頭したり、適度な「運動」を行いながら凝り
固まった体の緊張をほぐしてやることがよいといわれていますよね。


しかし、こうしたことを自分のペースでしっかり行っているにもかかわらず、ストレス
が一向に解消されずに苦しんでいる方が最近急激に増えているんです。


心の深い悩みを解消しない限り、こうした問題から解放されることはありません。


誰にでも起こりえることなので、注意しなければなりません。一人で何でも解決しよう
とすると余計に苦しみますので、できるだけ早い段階で上司に相談しましょう。


場合によっては上司から心療内科へ通院することを勧められるかもしれませんが、心配
する必要はまったくありません。いたって普通のことと捉えて下さい。


怖いのはそのまま放置してしまうことにより、うつ病などの症状が進行することです。


こうした極度のストレス状態が長期間にわたって続いてしまうと精神的不調が慢性的に
なり、自分ではどうすることも出来ない問題に発展する可能性があります。


そうなると必然的に長期に渡って仕事を休むこととなり、復帰することなく、そのまま
退職に追い込まれてしまうケースも少なくありませんので、普段から注意が必要です。





■潜在的なストレスの原因とは?


ある調査機関の調べによりますと、看護師さんの「ストレスの原因」として多いのは、
以下の通りです。これではストレスをためるなというほうが無理というものです。


(1)人の命にかかわる仕事であるため極度の緊張状態が続くときが良くある

(2)チーム医療でありながら職場での看護師の仕事に対する理解が低い

(3)ただ単に仕事量が多いだけでなく、常に時間に追われながら難易度の高い
   仕事をこなさなければならないため、常に強い圧力を受けている

(4)患者さんとその家族との関係に悩まされている

(5)病院の仕事が特殊であるため孤立感のようなものを感じる


あまりにもやることが多すぎると、気にしなくても良いことまで気になって仕方ない
状態に陥ります。そうすると意味もなく不安な状態が続くわけです。


そこで必要となるのが、職場でのコミュニケーションです。患者さんだけでなく、職場
の同僚との何気ないコミュニケーションを大切にしてください。