■夜勤専従看護師の仕事の裏事情とは?
夜勤専従看護師の仕事は、その名の通り夜勤だけを専門に行います。
夜勤専従看護師の求人の大半は非常勤ですが、常勤の求人も少なからずありまして、
常勤の夜勤専従看護師の給料体系についてですが、以下二つのパターンがあります。
基本給 +(夜勤手当 × 夜勤回数)+ 諸手当
基本給 +(1夜勤給与 × 夜勤回数)
当然のことながら夜勤専従であっても常勤であるため、福利厚生が充実しています。
常勤の夜勤手当は1万5000円〜2万円が相場で、地域によって差があります。
非常勤の場合は、1夜勤給与 × 夜勤回数となっているため、お給料は夜勤を行った
分だけ支払われます。一回あたりの夜勤給与は、3万円前後となっています。
非常勤であっても週1日働くだけで軽く10万円を超えてしまいます。
常勤のように各種諸手当や福利厚生がありませんが、その分縛りがありません。
非常勤は、72時間ルールに縛られないことから、雇用する病院側も人材不足を解消
する打開策として、非常勤の夜勤専従看護師の雇用を積極的に行っています。
常勤の夜勤専従看護師として、できるだけ長期間にわたって働くのであれば、自分に
あった生活パターンをみつけ、そのパターンにあわせて生活する必要があります。
そうすることによって、肉体的にも精神的にも負担を軽減することができます。
また、同じ夜勤専従看護師の仕事でも、職場によって微妙に異なります。
もし仮に非常勤で色々な職場を転々とする場合であっても、生活パターンを確立して
おけば、無理なく対応できますので、早い段階で決めてしまいましょう。
■一人暮らしの方が自分にあった生活パターンを見つけやすい!
例えば独身で一人暮らしの方は比較的自分の生活パターンを見出しやすいです。
最初は抵抗があるかと思います。しかし、慣れてしまえば時間を有効に使えるなど、
生活パターンを固定化することのメリットのほうが多いと、実感することでしょう。
一人暮らしの場合は、生活パターンに合わせて生活するのは比較的簡単にできます。
誰にも気兼ねしなくてもいいので、ストレスになりません。
しかし、ご家族と同居されている方は難しいです。
ご家族に配慮しなければならないからです。病院の夜勤は、一般の会社で働いている
人達からすると、かなり特殊な仕事ですので、その点を考慮する必要があります。
ご家族の理解がなければ難しいので、事前に話し合う必要があります。
とくに結婚し、子育て中の方は難しいですから、非常勤で月数回働く程度であっても、
家庭の仕事を優先させなければならないので、時間を確保するのが大変です。
できるだけ効率よく色々な雑務をこなしていく必要があります。
■食事の取り方も重要です!
夜勤専従看護師として働き始めると、「食事」で悩まれる方が少なくありません。
といういのも一日の食事回数や食事量がどうしても増えるからです。
常勤であっても夜勤専従の仕事に慣れるまで早い人でも2〜3週間かかります。
長い人だと2ヶ月目に入ってようやく慣れる人もいますが、その間は強いストレスを
感じるため、「過食」に走ってしまう方が少なくありません。
そうすると微妙ではあるものの、呼吸がそれまでと変化しますので、人によっては、
勤務中に突然息苦しく感じることもあるので、ちょっとしたパニックに陥ります。
しかし、これは体が突然の変化に驚いている証拠であって、驚く必要はありません。
生活が一定のリズムで安定するようになると、こうしたことはなくなります。
■慣れないと急に太ったりします!
しかし、生活のパターンが一定しても、一回あたりの食事の量だけは減らないことも
あってか、急に太ったりしますが、焦ってダイエットする必要はありません。
急に痩せるとリバンドしやすくなるので、無理なダイエットはオススメできません。
この点に関しては、一回あたりの食事の量を徐々に減らすことをオススメします。
慣れるまでは偏食しがちになりますので、食事のバランスにも十分気を使って下さい。
食事のパターンを一定にすると、無理なダイエットを繰り返さなくてすみます。
例えば夜勤のときの食事は軽めにし、それ以外の食事で調整する。
または夜勤のときは思いっきり食べて、それ以外の食事で調整するといった具合です。
看護師さんは、夜勤であっても勤務中にかなり動いていますので、運動不足にはなり
にくいですが、ストレスを抑えるためにも、ストレッチなど適度な運動が大切です。