■ブランクがある看護師の復職は難しくない?
今現在深刻な人材不足に多くの医療機関が苦しんでいます。
そうした中で潜在看護師の数はすでに60万人に達しています。
すでに70万人を超えているという声もあります。いずれにせよ危機的状況です。
毎年約5万人もの方々が看護師資格を取得しても、実際に看護師として働くのは半分程度であるため、看護師さんが増えても、それ以上にに潜在看護師が増え続けています。
このため多くの医療機関が人材不足解消のために、復職プログラムを設けてます。
病院や自治体が再就職を支援する恰好で研修やセミナーを定期的に行なうことによって、長期間のブランクがあっても入職した後、ズムーズに働くことができます。
特に女性の看護師さんの場合、結婚・出産を機にどうしても長期間にわたるブランクが生じますので、こうしたブランクがある看護師さんの復職をサポートします。
ですので、ブランクが長いからといって、復職をあきらめる必要は全くありません。
5年以上ブランクが生じても全然問題ありません!!
看護師さんの仕事は専門性も高く、明治以来いつの時代でも人材が不足しています。
一般の会社では、例えどんなに優れた人材でも、ある程度の年齢を超えると、「正社員」として再就職するのは難しいですが、手に職がある看護師さんはそうした点で強いです。
このため女性でありながら40歳を過ぎていても、再就職は十分可能です。
■ネックとなるのは採血?
長期のブランクがある看護師さんが復職するさいに壁となるのが「採血」です。
前職で採血を行っていたとしても、自信を取り戻すのは簡単ではありません。
面接の場で問われても、自信がないのではっきり「採血できます」とは言えないわけです。ですので、復職支援のための研修やセミナーを受けることを強くオススメします。
看護の基本業務を学び直す一環として「採血」も含まれています。
恐らく駆血帯のしばり方、血管の探し方、注射器の取り扱いまでを模擬体験を行っているときに自然と手が動くので、これをきっかけに他の仕事も除々に記憶が蘇ります。
長期のブランクがあっても、身体は結構覚えているものです。以前の職場であたりまえのように採血を行っていたのであれば、すぐに自信を取り戻すことが出来ます。
確かに医薬品の取り扱いや職場で使われる略称などが他の言葉に置き換わっていたりするので、動揺することも少なくないでしょう。しかし仕事はいずれ慣れます。
基本的に採血などの「手技」そのものが大きく変化することはありませんが、医療および看護の知識や技術に関する「復習」はしっかり行わなければなりません。
できるだけ早く戦力として働けるようになりたいのであれば、自ら積極性を示しましょう。周囲があなたの働きぶりを認めてくれれば、色々と教えてくれるようになります。
新しい人間関係に慣れるのに時間がどうしてもかかります。
職場で良い人間関係を作りあげることは非常に重要ですが、あせる必要はありません。
この点に関してはも信用を積み重ねていけば、徐々にあなたを認めてくれます。
■ブランク可の看護師求人は多い?
「ブランク可」「ブランクOK」の看護師求人は沢山あります。
ですので看護師として復職を決意するだけで大丈夫です。
看護師転職サイトを利用すれば、ブランク可の「看護師求人」から希望にあった求人を探してくれますので、無理なくスムーズに復職することができます。
復職してからも色々あると思います。復職してから退職・転職を繰り返すことは珍しいことではありません。無理せず自分のライフスタイルに合わせて働けばいいのです。
また数はそれほど多くはありませんが、「 ブランク可の看護師求人 」の中には10年以上のブランクもOKなものもありますので、諦めないことが大切です。
また最近では看護師さんの仕事も多様化しています。
医療機関意外にも看護師の資格を生かして働ける職場が沢山あります。
■復職はあせらずにじっくり取り組む!
看護師をやめて専業主婦として家庭を支える方も少なくありません。
しかし、その後に離婚されるケースが最近増えています。
離婚をきっかけに看護師として復職する方もいらっしゃいます。
さすがに5年以上のブランクが生じてしまうと色々不安になります。
一般の会社で働くことも考えたようなのですが、子どもと暮らすためには、どうしても稼がなければならないために、思い切って復職することを決意します。
実際に復職するにあたって皆さん色々なことで悩みます。
一番多いのは「周囲に迷惑をかけてしまうのではないか?」といったことです。
仕事の勘が戻るまでは時間がかかるので、あせらずじっくり取り組むべきです。
上述したとおり、ブランクのある看護師さんのために多くの医療機関で復職プログラムの一環として、研修会や講習がありますので無理なく復職できます。
当サイトが唯一オススメさせていただいている「 ナースではたらこ 」は、直接病院へ出向いて現場を取材していますので、生きた情報を得ることが出来ます。
長期のブランクがあっても専任のキャリア・アドバイザーに相談しながら、求職活動を進めていくことができるので、自分一人でやる就職活動とは比較になりません。
何から始めれば良いのか迷っている方は相談することから始めてみませんか?