■家族手当を支給している病院は年々減っています
看護師さんの給与は基本給にプラスして諸手当が色々と組み込まれています。
「 家族手当あり 」の看護師求人は、意外と多いです。
ここでいう家族手当とは、ご家族を扶養している看護師さんに対して支給されます。
ですので、ご家族と同居されている看護師さんは対象外となります。
結婚して家族が増えれば当然生活費がその分かかりますから、それを補うためのもの
です。基本給には反映されないので、ボーナスにも反映されません。
家族手当は必ず支給されなければならないものではありません。
むしろ最近では家族手当を支給しない病院の方が多いですし、一般職の求人に関して
いえば、年々家族手当を支給している会社が減っている状態です。
■家族手当の相場はおいくら?
家族手当の相場についてですが、平均して1人あたり5000円前後です。
家族が多ければ多いほど増えるので、支給されればありがたたいです。
しかし「家族手当」が支給されることによって、基本給がその分削られるのであれば
何の意味もありません。ボーナスがその分抑えられてしまうからです。
年間の総支給額が少なくなってしまうかもしれません。
また退職金にも基本給がベースになりますので、勤続年数が長ければ長いほど損する
ことになりかねませんので、あまりにも家族手当に固執し過ぎると失敗します。
また求人先も「家族手当」のような手当を支給すると求職者の印象が良くなることを
心得ていますので、そうした思惑にひっかかからないように注意しましょう。
■家族手当よりも基本給を重視しましょう!
家族手当のような諸手当よりも基本給を中心に考えてください!
といっても家族手当に魅力を感じている看護師さんは非常に多いです。
それだけ多くの看護師さんが安定を求めているわけですよね。
病院によっては「 家族手当 」を支給しているところも少なくありませんが、基本的
に家族手当は従業員に向けた一種のサービスのようなものです。
基本給が平均以上でありながら家族手当を支給しているのであれば、断定することは
できませんが、かなり良心的な病院であると評価することができます。
家族手当を支給している病院は少なくないので、求人は問題なく探せます。
しかし繰り返しになりますが、家族手当だけで看護師求人を選ぶのではなく、総合的
に「 求人先 」を評価して納得した上で応募するように心掛けて下さい。