■看護部長の気になる年収について
気になる看護部長の年収についてですが、800万円前後です。
ちなみに月収は額面で50万前後となっています。
もしかすると「うちの看護部長も800万円くらいもらってるの?!」と、驚かれる方
も多いかもしれませんが、700万円から800万円くらいが一般的です。
最近の看護部長求人の特徴としては、ストレートに「年収800万以上」といった形で
金額を表示するケースが増えています。また副院長を兼務するケースも増えています。
地位が向上することによって、その分年収が高めに設定されることになります。
ちなみに看護部長の平均年齢は52.3歳(日本看護協会)で、50代サラリーマンの
平均年収は、男性が634万円、女性が274万円で、男女の平均が484万円です。
看護部長の平均年収は、同年代のサラリーマンの平均年収を大幅に上回っていますが、
それだけ思い責任を背負ってますし、仕事自体非常にハードです。
■同年代の年収を大幅に上回る!
しかし、そうはいっても同世代の一般的な女性の平均年収よりも500万円も上回って
いるわけですから、世間一般からみれば羨ましい立場にいることは間違いありません。
一般の会社の部長クラスの仕事と較べても看護部長の仕事は非常なまでに過酷ですし、
病棟内で働く看護師さんたちをまとめるのは決して容易ではありません。
またトラブルが起これば、問題を鎮火するために真っ先に対応しなければなりません。
よくあるのが自分の部下が患者さんやそのご家族とトラブルとなるケースです。
「訴える!」と怒鳴っている人をなだめるのは容易ではありません。看護部長の仕事は、
大変責任が重いので、最近では副院長を兼務するケースが増えています。
それだけ看護師の経験が高く評価される時代に入ったのかもしれません。
しかし、重職であるため年収や労働環境に不満を持っている方も少なくありません。
■勤務する病院の規模によってここまで差がでます!
当然のことながら看護部長の給料は病院によって支給される額は異なります。
その差は結構ありまして、例えば公立病院に勤務する看護部長の年収は850万円程度
です。また国立病院は950万円前後、大学病院は750万円前後となっています。
また平均的な民間の総合病院では、年収700万円前後となっています。
平均年収なので、あくまでも目安程度にお考えください。
看護師の仕事を一生続ける覚悟があるかたは是非看護部長を目指してください!
病院の経営規模が大きければ大きいほど配置されるスタッフの数も多くなりますので、
当然のことなが看護部長が管理しなければならない看護師の人数も多くなります。
その分責任も重くなり、それに応じて給料も高くなります。