■夜勤専従看護師とは?


夜勤専従看護師は、その名の通り夜勤だけを専門に働く看護師のことです。


夜勤は常勤で働く看護師さんのお給料のかなりの部分を占めていますよね。


それもそのはず夜勤手当がかなり割高に設定されているからですが、このため1ヶ月
に数回働くだけで一般の会社で働く女性の給料を軽く超えてしまいます。


看護師さんの仕事は、日勤と夜勤を行なうため、労働時間が長いのが特徴です。


また、病院を訪れる患者さんは様々な病気を患っています。


病原菌がそこら中に蔓延しているわけですから、感染するリスクが低くありません。
そうした環境で働くわけですから、それなりに手当も厚くなければ誰も働きません。





■夜勤手当について


夜間の病院には最低何人かの人材を配置しなければなりません。


しかし、人材不足であるため、ぎりぎりの人数で対応せざるえない状況にあります。


このためどこの医療機関でも「 夜勤手当 」を高めに設定しているわけですが、夜勤
手当に関しても、都会にある病院と地方にある病院では差があります。


基本的に都会にある病院の方が高めに設定されています。また病院の「経営規模」の
大きさによっても違いますし、国公立病院や民間病院の間にも差があります。





■夜勤手当の相場について


病院の経営状態が悪ければ、支給できる夜勤手当も低いです。常勤看護師の夜勤手当
は1万5千円程度ですが、地方の病院では1万円を割るケースも少なくありません。


しかし、夜勤専従看護師は夜勤だけを行なうため、拘束時間も非常に長いことから、
夜勤手当が高めに設定されています。2万円〜3万円が相場となっています。


今現在多くの病院が「 2交代制 」を採用していますが、「 3交代制 」を採用して
いる病院もあります。基本的に2交代制の方が拘束時間が長いです。


しかし、その分夜勤手当が多くなるといったことはほとんどありません。