■第二の人生も真剣に考えましょう!


ついに男女ともに平均寿命が80歳を超えました。本当はこれほどおめでたいことは
ないのですが、生活するためには「 お金 」がどうしても必要です。


現行では65歳から年金が支給されるわけですが、受給額は一律ではありません。


加入している「年金の種類」(厚生年金、共済年金など)勤めている職場、勤務年数、
役職など様々な条件によって異なり、これは看護師さんも例外ではありません。


民間病院よりも、国公立病院のほうが福利厚生が充実しています。


このため支給される「 年金額 」はかなり高額です。


看護師を目指した当初は誰も定年退職後の生活のことを真剣に考えません。


しかし、定年退職後の人生は長く、15年以上あるわけですから、心配しすぎるのも
よくありませんが、「こうやって生きていきたい」といった目標があるといいですね。





■できるだけ長く看護師として働くべき?


民間病院と国公立病院とでは、支給される年金の額に大きな差があると頭で分かって
いても、実際に支給されてみないと、どれだけ生活に影響するか実感できません。


知り合いの中に看護学校卒業後に大学病院に就職した方が結構います。


しかし、その大半が様々な理由により民間病院を転々としています。


定年まで働き続けなかったことを後悔している看護師さんが少なくありません。


定年までいれば相当の額の退職金と年金の額が支給されたからです。