■履歴書で再就職は決まるくらい重要です!


看護師さんの間では転職・就職で履歴書を軽視する向きが年々強まっています。


しかし、実際には履歴書を見て採用を決める採用担当者も少なくありません。


履歴書をみてはねられてしまったら、面接まで辿り着くことができません。


履歴書を見て「話てみたい」と、興味をもってもらわなければ前に進みません。


ですので、いうまでもなく「履歴書」は非常に重要です。


文章の怖いところは話す言葉よりも、人を不快にさせてしまう可能性が高い点です。


ですので、履歴書の記入に記入に関しても言葉を選ぶ慎重さが求められます。


長期のブランクがあって再就職される場合は、過去に経験した仕事について記入し、
どれくらの期間仕事から離れているか明確に知らせる必要があります。


そうすることにより、求職者がどの診療科で主にどういったことをやり、何年くらい
経験を積んできたかについて、採用担当者は正確に把握することができます。





■しっかり即戦力になれるとアピールする!


いくら人材不足に苦しめられているといっても、採用側が希望する人材像とかけ離れ
ている看護師さんを雇うほどは余裕がないので、マッチングが重要になります。


長期のブランクがあっても、できるだけ短い期間で即戦力となりうる可能性がある方
を採用したいと考えるので、その可能性があるかを見極めようとします。


ですので、そうした姿勢を履歴書でしっかりアピールしなければなりません。


採用担当者はそうした点を考慮したうえで履歴書を見ます。


そして、履歴書から求職者の人物像を把握しようとするので、人によってはこの時点
ですでに採用するしないの判断は、90%程度決まっているとされています。


くどいですが、それほど履歴書は重要なんです。長期のブランクがある看護師さんが、
再就職するうえで、とくに履歴書の書き方が重要になりますので注意してください。





■自分に不都合なことを隠そうとしない!


とはいっても、特別なことをする必要は全くありません。できるだけ丁寧に各項目を
記入し、採用担当者に疑いの目をかけられないように、正直に書くべきです。


これまでの経歴をよく見せたいがために水増しするようなことは絶対にやめて下さい。
少しくらいならバレないだろうと、高をくくると面接の場で痛い目にあいます。


面接で面接官から問いただされ、しどろもどろになってしまったら、嘘をついていた
ことが明らかになってしまうわけですから、その時点で「不採用」決定です。


採用側からすれば、履歴書は求職者の誠実さを判断するための材料でもあるんです。


人材を見極めるのに慎重なところもあれば、反対に即決に近いところもあります。


経営にある程度余裕がありながら、人材不足で大変な病院は履歴書だけで採用を決め、
面接の場で「できるだけ早く来て欲しい」と懇願されるケースもあります。


特に地方の場合はこうしたケースが少なくありません。


後になって問題とならないように履歴書は正確に正直に記入して下さい


長期間にわたって信頼関係を築きながら安心して働くために大切なことです。