■産後すぐに復帰される看護師さんが増えている?
看護師さんは、結婚・出産をきっかけに退職するケースが少なくありません。
これまでは産後に再就職するさいは、かなりの期間を置いていました。
子育てに時間をかける余裕がある程度あったからです。
しかし最近は若い旦那さんのお給料だけで家族を養える家庭が少なくなっています。
このため産後それほど期間をおくことなく、復職するケースが増えています。
短期間で復職する場合は退職することなく、育児休暇を取得します。
しかし勤務先によって「育児休暇」に関する規約がそれぞれ異なります。
このため、看護師として職場に復帰するタイミングも異なりますが、産後半年以内に
復職される方もいれば、1年以上経過してから仕事に復帰する方もいます。
当然のことながら育児休暇を取得される方は産後すぐに働く意志のある方です。
■子育てに時間をかけたい場合は退職するケースが多い
産後は子育てに専念したい方も依然として多く、出産をきっかけに退職するケースも
少なくありません。こうした場合は子育てが一段落してから再就職します。
子育てに対する考え方は人それぞれ異なります。
また、初産の場合は、何もかもが初めてのことなので、慎重に進めていきます。
このため、子育てにも時間をかける傾向が強いですが、第二子以降の出産となると、
精神的に余裕があるので、復職するまでの期間が第一子の時と比べると短いです。
職場に託児所があれば育児休暇を短縮できますが、託児所がないケースもあります。
そういう場合は保育園に預けられるようになるまで復職するのが困難です。
小さな子供を預けられる環境が整わければ働くことはできません。
また「どうしても働かなければ生活ができない」といった状態にない場合も同様で、
こうした場合も無理に再就職せずに時間をかけて子育てに専念します。
■離婚を避けるためにも行き当たりばったりはダメ!
出産から産後に関しては、できるだけ計画的にことを進めたほうがいいです。
行き当たりばったりになってしまうと夫婦関係が上手くいかなくなります。
本来であれば幸せいっぱいのはずが、最悪の場合「離婚」となってしまいます。
というのも女性が就く職業の中で看護師さんは「高給取り」の部類に入ります。
社会に出たばかりの人が無理なく一人で生活することが出来る職業は限られてます。
このため、離婚率が他と比較して高いのも問題となっています。一人の女性として、
社会人として自立しているがゆえに離婚になりやすいという問題があります。
ですので、行き当たりばったりにことを進めてしまうと、後になって色々な「問題」
に直面することとなり、夫婦仲に亀裂が生じやすいので注意が必要です。
こういったことを避けるためにも、出産や育児に関しては夫婦でしっかりと話し合い
ながら決めていくことが望まれますので、この点に関しては十分注意して下さい。