■企業看護師の求人を探すなら?


企業看護師になる方法についてですが、看護師としての臨床経験が求められますので、
看護師の資格があれば誰でも企業看護師として働けるわけではありません。


企業看護師の求人をハローワークで探すのは困難です。


看護師転職サイトの「未公開求人」から探してもらう形が一番効率がよいです。


しかし、看護師さんが働ける職種や業種の中でもかなり人気が高いです。


また、看護師さんが働ける他の職場(一般病院、クリニック、福祉・介護施設など)と
比べると企業看護師の仕事は、働きやすさが抜きん出ています。



企業看護師の仕事は病棟勤務と比較した場合、肉体的にも精神的にも負担が大きくあり
ませんが、企業看護師を雇用できる企業の大半は「優良企業」です。


ですので、夜勤が全くないにもかかわらず、「日勤ベース」では一般病院で働くよりも
「高収入」が期待できますので、人気が高いのはある意味当然ですね。


このため、募集がかかれば応募が殺到します。





■労働条件の差がここまである!


一般病院で働くのと企業看護師(産業看護師、治験コーディネーターなど)として働く
場合を比較すると、「待遇面」のあまりの差に驚かれると思います。


まず企業看護師は、夜勤がないうえに毎週土日が休める点が大きな魅力となります。


連休も取りやすいですし、お盆やお正月も普通に休めます。


例えば「ゴールデンウィーク」で上手く有給を使うと10日くらい休めるわけですが、
そんなことを一般の病院で働く看護師さんがやったら殺されてしまいますよね。


また残業も多くありませんし、残業すればきちんと残業手当がつきます。


病院で働いている看護師さんでまともに残業手当が支給されているところは、それほど
多くはありません。皆さん大抵毎月サービス残業されていますよね。


同じ看護師の仕事でもこれほどまでに条件の差があるのは、ある意味驚きです。





■企業看護師はただ真面目に働くだけではだめ!


企業看護師の魅力はこうした待遇面だけではありません。


昨今「エボラウイルス」に感染した患者を治療するのに沢山の医療関係者が感染して、
世界中で話題になっています。すでに命を落とした医療関係者の方もいますよね。


企業看護師として働く場合、こういった「感染リスク」は病院で働くのとは問題になら
ないほど低くいです。ほとんどないといってもいいくらいです。


ただし、腰掛け程度に考えているのであれば、オススメできません。


特に一般企業は厳しい競争を勝ち抜かないと存続できません。常に成長するために進化
することが求められていますので、社員にも当然進化することが求められます。


企業看護師として実際に働いている方の多くが、危機感を持って働いていますし、より
スキルアップするために幅広い分野について勉強し、資格取得などに努めています。


特に外資系の会社は厳しいです。容赦なくリストラされます。


ただ真面目に働くだけではダメなんですね。


しかし、そうした点を差し引いても企業看護師として働くのは非常に魅力的です。