入院生活はどちらかといえば辛いことの方が圧倒的に多いです。
また入院生活が長期化すればするほど「この病院じゃだめなんじゃないか」といった
具合に医師の治療方法や病院に対する不信感が増すことになります。
そうなると「このまま治らないかも...」といった不安に悩まされることになります。
こうしたストレスを解消する手段が入院患者さんの場合どうしても限られています。
同室の人たちと何気ないお喋りを楽しむことができればいいのですが、同室の人たち
と合わないと余計に孤独を感じることとなり、入院生活がさらに苦しくなります。
そうなれば当然のことながら精神状態はさらに悪い方へと向かいます。
おとなしそうな患者さんがある日突然暴れだすこともあります。
こうした場合、大きな声で注意してはいけません。
また正面に立ってはなりません。殴られる可能性が高いからです。
人間は興奮状態にあるときに正面に立たれると恐怖感から怒りが倍増します。
ですので、患者さんに殴られた経験のある人は大抵正面に立っています。
かならず横から小さな声でやさしく語りかけて下さい。
自分の存在を認められていることが理解できれば、徐々に怒りは治まります。
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