■看護師の仕事はパート・アルバイトでも稼げる?
看護師さんが医療機関だけで働く時代は終わりました。
一般病院で3年以上働いた経験は、色々な場所で生かすことが出来ます。
「正職員として働き続けるのもよし」、「気が向いた時に集中的に働くのもよし」、
といった具合に働き方を自分でコントロールすることができます。
これは看護師さんの仕事が専門性が高く特殊だからにほかなりません。
勿論看護師さんの仕事は肉体的にも精神的にも大変ですが、仮にパートやアルバイト
で働いたとしても、一般の会社に勤務する平均的なOLさんよりも稼げます。
そうした短期の仕事として「イベントナース」の仕事があります。
■イベントの数だけ看護師さんが働ける?
昨年あたりから都市部を中心に企業の「新製品発表会」などのイベントが増えている
影響からか、イベントナースの求人を目にする機会が増えています。
イベントナースは、その名の通り、イベント専門の看護師さんのことです。
イベントの来訪者が怪我や病気など突発的に患った場合、迅速に対応しなければなら
ないわけですが、そうした万一の場合に備えて看護師さんを現場に配置します。
普段イベントについて特別意識することがないので、イベントナースの仕事は、それ
ほど多くないと思われがちですが、驚くほどイベントそのものは沢山あるんです。
アーティストのコンサートや演劇、漫才・コントなどもイベントの一種ですし、企業
の新商品発表会、各業界の展示会など、何らかしらのイベントが行われています。
■イベントナースの求人の特徴についてい
最近ではコンプライアンスが厳格化された影響から、自社内外で研修を行なう企業が
増えていまして、こうした場にもイベントナースの需要があります。
イベントの大半は短期間で終了します。短くて数時間、長くても1ヵ月程度です。
このためイベントナース求人の多くは、短期アルバイトや単発アルバイトです。
派遣法が改正されたので、今後短期派遣での募集が増えることが予想されます。
ですので正社員や通常の派遣でイベントナースを募集するケースは殆どありません。
このため、ハローワークや一般の転職サイトを利用してイベントナースの求人を探す
のは難しく、看護師転職サイトでなければ途方もなく遠回りすることになります。
■こんな人にイベントナースはぴったり!
イベントナースとして実際に働いている看護師さんの特徴についてですが、やはり、
本職を持ちながら、空いている時間を利用してのダブルワークが圧倒的に多いです。
また普段は子育てなどで忙しいため、常勤で働くことができないことから、空いてる
時間を利用して、看護師の仕事をしている方も少なくありません。
こうすることでブランクが生じるのを抑えることができます。
空いた時間を利用して気軽に働ける点がイベントナースとして働く大きな魅力です。
最後にイベントナースの求人の特徴についてですが、仕事の大半が短期ということも
あって、看護師として臨床経験が2年程度あれば、ほぼ採用してもらえます。
そして、仕事の内容に関しても、待機している時間が圧倒的に長いです。
また、人間関係の問題に関してもゼロとはいいませんが、イベントそのものが短期間
で終了するので、仮に嫌な人と一緒になっても、それほど苦になりません。
基本的に一つの仕事が終われば、また違う仕事を探さなければなりませんが、看護師
求人サイトを利用すれば、同じ業者の違う仕事を紹介してもらいやすくなります。