
■高齢者集合住宅とは?
介護関連の仕事は実に幅広く、老人ホームだけでも色々な種類があります。そうした中
で今回は「高齢者集合住宅」での看護師さんの仕事について解説させていただきます。
高齢者集合住宅は、1980年代後半に産声をあげた高齢者住宅です。
高齢者集合住宅も色々な種類がありますのえ、最初は何かと戸惑うことが多いです。
施設の設備も高齢者の方々安心・安全・快適に生活できるように非常に充実しています。
そうした状況にありながら日常的な生活支援のための各種のサービスがついています。
看護師さんの「看護サービス」もその一つに当たるわけですが、。
高齢者集合住宅の多くが集合住宅で、単身や夫婦の高齢者のみ入居できます。
自分らしい老後のライフスタイルを追求し続けることが大きな魅力です。
子供たちが独立し、夫婦二人だけで生活するのは何かと心細いですし、どちらかが先に
旅立ってしまうと、一人とり残された方は、その後の生活は非常に孤独です。
しかし、高齢者集合住宅で生活し続ければ、同じような境遇にある仲間が沢山います。
そうした点でも高齢者集合住宅は身性に魅力があり、今後さらに人気化するでしょう。
シルバーハウジング、シニア住宅、ケアハウス、有料老人ホーム、グループリビング、
などが代表的な高齢者集合住宅でして、積極的に住み替える人も増えています。
■高齢者集合住宅での看護師の仕事とは?
看護師さんの仕事についてですが、こうした高齢者向け集合住宅の中に設置された健康
管理室が看護師さんの職場になります。規模によって配置される数が異なります。
大体5名から10名程度が一般的とされていまして、高齢者さんの症状をきちんと確認
しながら、皆さんが健康で安心して生活出来るようにサポートするのが主な仕事です。
高齢者さんは、昨日まで元気だったのが突然容態が急変することが少なくありません。
ですので高齢者さんを見守るような姿勢で働かなければ、万が一の時に対応することが
できません。必ず体調のチェックをこまめに行う必要がどうしてもあります。
また、入居者の方の中には病院の患者さんとは異なり、重度の病気を患っているケース
はほとんどいませんが、持病に苦しんでいる方は少なくありません。
このため、メンタルヘルスケアを含んだ「健康指導」も重要な仕事です。
また、介護の仕事も当然含まれています。食事や排せつ、風呂やリハビリなどを含んだ
適度な運動なども看護師さんが付き添いながら助けてあげるのも重要な仕事です。
高齢者集合住宅では、看護師さんとしての仕事も大事ですが、状況が状況なだけに介護
の仕事は避けられません。この点に関しては十分検討する必要があります。
入職してから、「介護の仕事は私の仕事ではありません」といったとこで、聞き入れて
もらえるはずもありませんので、本当に働く気があるのか、再三自問自答して下さい。
■高齢者集合住宅で働くさいの注意点とは?
高齢者集合住宅にある健康管理室では、入居者さんの「リハビリ」も行っていますので、
室内における「衛生管理」や「感染症対策」も看護師さんの仕事となっています。
高齢者集合住宅に勤務する看護師さんのお給料についてですが、基本的に夜勤がありま
すので、「夜勤手当」が給料に占める割合は、かなり大きいです。
このため平均的な看護師さんのお給料よりも高めに支給されており、多くの「職場」で
人手が足りていないため、どうしても残業が多く、残業代もそれなりの額になります。
また、職場によって仕事内容が微妙に異なりますので、注意が必要です。
実際に応募するさいは、疑問点を全て書き出して、自分で調べれば分かる程度のことで
あれば、自分で調べましょう。しかしどうしても分からない点が出てくるでしょう。
そうした場合、頼りになるのが「看護師転職サイト」です。求人の斡旋だけでなく、
転職に関する様々なサポートを行っていますので、これを利用しない手はありません。
特に「介護業務」については確認してください。そうしないと、介護に仕事をいつでも
どこでも行わなければならなくなりますので、一定のところで線引が必要です。
この点を採用担当者に牽制しておけば、自分の選んだ求人を選べやすいです。
また、高齢者集合住宅は、他の介護施設の求人に比べると数は少ないです。
また、都心の方が地方よりも求人数は多くいので、どのようなエリアで求人が多いのか、
多情報収集も非常に重要です。こうした点からも看護師転職サイトの利用は必須です。