
■腰痛の主な原因について
腰痛に苦しむ看護師さんは、残念ながら少なくありません。
ご存知の通り看護師さんの仕事は、肉体的にも精神的にも非常にハードなので、一度
腰痛を患うと長期間にわたって腰痛に苦しめられることになるので注意が必要です。
看護師さんが腰痛になりやすい原因についてですが、患者さんの看護は、中腰で行う
ことが多いため、関節への負担が非常に大きいことがあげられます。
また、仕事上何かとストレスも多いうえに、夜勤や準夜勤などの変則勤務によって、
どうしても生活が不規則になってしまう点も腰痛の大きな原因とされています。
しかも、ストレスが蓄積されることで、自律神経のバランスが乱れやすくなります。
そして、自律神経のバランスが乱れると、腰痛だけでなく、様々な問題が生じます。
特に看護師の9割超は女性であるため、注意しなければなりません。
無理して腰痛のまま働きつづけると、次第に日常生活に支障をきたすようになります
ので、看護師として働き続けるのが困難となりますので、無理は厳禁です。
■なぜ腰痛に苦しむ看護師が多いのか?
看護師さんの仕事の中でも患者さんの「体位変換」、「清拭」、「おむつ交換」など
は、常に中腰の状態で行なうことから、腰への負担は決して小さくありません。
特に最近では高齢化社会が進んだことにより、高齢患者さんが増えています。
高齢患者さんの車椅子への移動介助、入浴介助、排便介助などは、特に関節への負担
が大きいため、必然的に「腰痛リスク」は、より大きなものとなるので要注意です。
学生時代にスポーツで鍛えていた人でも腰痛で苦しんでいる方が少なくありません。
腰痛で最も多いのが椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄です。これらは難易度が非常に高く、
長期間にわたって治療していても症状が改善されないケースも少なくありません。
医師の「画像診断」によって導き出された痛みが生じる部分と実際に痛みが生じてる
部分がズレているため、治療しても中々治らないのが現状のようです。
腰痛になって仕事ができなくなり、数ヵ月間休職するケースも少なくありません。
しっかり自分で意識して「腰痛対策」を行わなければなりません。
■腰バンドとスニーカーで体の負担を抑える!
腰痛予防として最もポピュラーなのが「腰バンド」です。
腰バンドを装着することによって、腰への負担を最小限に抑えることができます。
腰バンドの効果をより高めるためにも、姿勢が非常に重要です。
特に看護師さんは、仕事上中腰になって作業するケースが多いので要注意です。
なぜなら中腰で作業することによって、腰への負担がより大きくなるからです。
良い姿勢を保つためにも、「履物」が非常に重要です。
私個人的にはサンダルよりもスニーカーをオススメします。特に最近をスニーカーは、
ソウルの質が素晴らしく、身体を動かした場合の衝撃をしっかり吸収してくれます。
しかし、人によっては足がムレるのを嫌がり、サンダルを履いている方も多いです。
中腰の姿勢で腰痛を発症する割合は6割程度とされているくらい、発症率が高いです。
また、一度腰痛を患うと、体調がほんの少し悪いだけで再発することもあります。
できるだけ身体に負担をかけないためにも、スニーカーをオススメします。
■生活習慣を変えて腰痛を防ぐ!
腰痛予防の一つに「マッサージ」があります。がむしゃらに働きつづけるとダメージ
がどうしても蓄積されてしまうので、マッサージで体をほぐすのは非常に有効です。
しかし、そうはいっても、毎日整体やカイロプラクティクに通うことはできません。
ですので、自分で簡単にできる腰痛予防を習慣化することをオススメします。
まず手軽にできるストレッチです。体をほぐしながら関節を伸ばすことで腰痛になり
にくい身体をつくりあげていきます。Youtubeに沢山関連動画がアップされています。
これらの動画を見ながらストレッチを始めてみましょう。
次に長めの半身浴で体に蓄積した疲労を効果的に取り除きます。
また睡眠の質を高めるのも重要です。出来るだけ早く深い眠りに入るために、寝る前
にホットミルクを飲み、アイマスクや耳栓を利用することをオススメします。
そして最後に、私個人的におすすめの本をご紹介させていただきます。
これまで沢山のトップアスリートを慢性的な痛みから見事復活させた石井紘人さんの
「足指をまげるだけで腰痛は治る!」です。本当に画期的な内容です。
自宅や仕事中に足指を動かすだけので非常に簡単です。マッサージよりも簡単なので、
無理なく続けることができますし、本代だけなので、非常に格安なのも魅力です。
アマゾンで購入できますし、最寄りの図書館(図書館によっては、ありません)でも
借りることができますので、是非一読して腰痛予防にお役立て下さい。