
【 優しい言葉をかけてほしい 】
「 愛の反対は憎しみではない
それは無関心である 」
マザー・テレサの
この言葉はご存知ですね
誰だって自分の存在を
無視されるのは辛いもの
嫌われても憎まれても
自分の存在が認められている分
まだましなのです
では 相手に
「 私はあなたに関心を
持っていますよ 」
ということを伝えるには
どうしたらいいのでしょう
答えは簡単です
相手に言葉で伝えること
優しい言葉で伝えて
あげることです
ある100歳の
おばあちゃんの言葉です
「 お金もいらない
着物もいらない
命だってもういらない
でもお願い
優しい言葉をかけてほしい 」
100年生きてきて
最後に彼女が欲しかったものは
優しい言葉だったのです
それなら100年も待たないで
今日から周りの人に
優しい言葉をかけてみませんか
「あなたに会いたくて来たよ」
「あなたと過ごせて とても嬉しい」
「あなたといると とても楽しい」
「あなたで 本当によかった」
「すべてあなたのおかげです」
「本当にいいお仕事していますね」
「うわあ すごい よくできたね」
「どうすれば あなたのようになれるかな」
「嬉しい でも頑張りすぎないでよね」
「すごく美味しい おかわり!」
どれも何気ない一言ばかりです
それで相手の気持が癒されるのなら
どんどん口にしたいですね
そしてもっといいことに
それを言っている自分自身が
実はどんどん輝いてくるのです
優しさという心の筋肉が
強く大きくなっていくから
なのでしょうか
『出典』
「また、あなたと仕事したい!」
と言われる人の習慣
優しい言葉は人を幸せにする!
「 愛とは何か? 」
■ 優しさには人を癒す凄い力がある!
今回紹介させていただいた投稿は、高野登さん・志賀内康弘さんの共著からの抜粋です。100歳まで生きた人が望んでいるのは、優しい言葉をかけてもらうこと文中に書かれていて、正直ショックでした。それくらいその方が孤独だということですよね。
長生きできることは素晴らしいことですが、100歳まで生きると同世代の友達はほとんどいないので、無理もありません。ですので、挨拶程度でもいいので互いに言葉を掛けあったり、ちょっとしたふれあいがなにより大切なんだと思いました。
人として生きていく上で、それが一番大切なものなのかもしれません。日本は長寿大国なので、決して他人事ではないですよね。長生きできても健康寿命は男女ともにだ70代前半なので、10年以上何らかの病気を抱えて生きることになります。
■ 近年孤独死が増えている
大変悲しいことではありますが、ここ数年、高齢者の肩の孤独死が右肩上がりで増えています。日本では年間約125万人の方が様々な理由で亡くなられています。そして、年間約3万人の方が誰にも看取られずに死を一人で迎えています。
驚くべきことに孤独死は、すでに死亡者の100人に1人を超えています。しかも2040年には20万人を超えると予測する声もあるので、もはや他人事ではありません。孤独死で亡くなられた方の多くが自分が孤独死でこの世を去るとは思っていなかったはずです。
若年層の孤独死が増えていますが、世代別でみるとやはり孤独死の人数が一番多いのは65歳以上の高齢者です。日本は世界一の長寿国でありますが、残念ながら健康体でいられる高齢者は決して多くありません。
■ 今後さらに孤独な高齢者が増える?
ある高齢患者さんは、病院で医師の先生や看護師さんから言葉をかけてもらえるだけで嬉しいといってました。また治療のさいに肌に触れてもらえるのも嬉しいようです。人の優しさには人を癒す凄い力があるのだと思った次第です。
医療費が毎年1兆円ペースで増えていることから、高齢者がなるべく病院へ通わない方向に政治と行政は動いていますので、これからさらに孤独な高齢者の方が増えていくかもしれません。だれもが通る道なので、他人事ではありません。
そうした中、普段の生活の中で優しい言葉をどれだけかけているか、自分自身を振り返ってみると、ほとんどしていないことに気づきました。自分にも周囲の人にも優しい言葉をかけられるように、強くなりたいと思った次第です。