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今回ご紹介させていただく動画は
「脳卒中」について解説しています。


埼玉医科大学国際医療センターの
脳卒中内科の棚橋医師が脳卒中の原因や
症状いついて分かりやすく解説しています。


脳卒中は突発的に起こる一回の発作で死亡
してしまうケースが少なくありません。


しかも運良く助かっても、身体の一部に
麻痺が残り、長期間に渡るリハビリを
行わなければなりません。


脳卒中を予防するうえで、やはりまず
脳卒中について知ることが大切です。


今回の動画は3分程度あります。


お時間のあるときにでも、
じっくり見ていただければ幸いです。







■脳梗塞の再発リスクについて



「久保恵子さん」

最初のコーナーは脳卒中を学ぶです。
この方をお招きしました。


埼玉医科大学国際医療センター
神経内科棚橋憲夫教授です。


先生よろしくお願いいたします。



「棚橋医師」

お願いします。



「久保恵子さん」

早速ですが脳卒中とは
どのような病気なんでしょうか?



「棚橋医師」

まぁ脳卒中というのはですね
頭に行く血管が詰まるか


もしくは破れることによって
脳の中の細胞の機能が落ちて
してしまうんですね。


1つは脳の血管の詰まる
「脳梗塞」ですね


もう一つは脳の血管が詰まって
脳の中に血の塊ができる

これは昔「脳溢血」
といってましたけど...
いわゆる「脳出血」ですね


それからもう一つはですね
脳の中にできるコブですね


動脈瘤などができて
それが破裂する「くも膜下出血」と
脳の中のどの場所に●●よって
症状が異なるわけですね


最も多いのはやはり半身不随ですね


そして、半身が痺れてくる
あるいは言葉が出ない
ろれつが回らない


あるいは目眩がする、ふらつく
まぁこういった症状を起こして
くるのが脳卒中ですね


しかも突然起こるという特徴です。



「久保恵子さん」

脳梗塞の中にもいくつか
種類があるんでしょうか?



「棚橋医師」

そうですね

脳の血管が詰まるのが脳梗塞と
今申し上げたんですけども


どういうふうに詰まるかによって
起こり方がちがうわけですね


一つはですね脳そのものは
普通に健全なんですけれども
心臓の中に血栓ができて


そしてそれが「血液」の
流れに沿ってですね


脳の中に飛んでいって
脳の血管が詰まるのが
「心原性脳塞栓症」
といっています。


どうして心臓の中に血栓が
できるのかということですね


コレについてはだいたい日本では
8割以上の方が「心房細動」という
心臓の「不整脈」ですね


これが原因になっています


それ以外にも心臓の中に
色々例えば「心筋梗塞」だとか


心筋症といって心臓が上手く
収縮しないような疾患があります


もちろんそこからも
脳に「血栓」が飛んでいて


心原性がおきますけども
圧倒的に多いのが...


お年寄りに多い心房細動という
心臓の不整脈ですね


心原性脳塞栓症の場合は血栓が
大きな塊がたまにいきますので


一度そういう発作がおきるだけで
亡くなる方もいれば、あるいは...


お仕事を失ってしまうこともあれば
そしてまた寝たきりになってしまう
ことも非常に多いんですね。



「棚橋医師」

だいたい半分以上の方が

まぁあの社会復帰が中々難しい
という状況ですので...


そういう意味で一度の発作で
ノックアウトされてしまうという意味で
ノックアウト型脳梗塞ともいわれています



「久保恵子さん」

重症度が高いということですね



「棚橋医師」

そういうことですね



「久保恵子さん」

「ノックアウト型脳梗塞」とも
「心原性脳塞栓症」は、どのような
 病気なんでしょうか?


ある患者を取材しました。



動画の内容はここまでです。


先日歌手の米良美一さんがくも膜下出血で、
緊急入院され、何とか一命を取りとめました。


ようやくリハビリに入ったようです。
30代後半からは健康管理が大事ですね。


これからご紹介する動画を是非ご覧ください


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